ワーキングホリデーで行く国としてオーストラリアと並ぶ人気を誇るカナダ。毎年世界中から何万人もの留学生が英語を学ぶために渡航している。
カナダの特徴といえばなんといっても「移民を多く受け入れてきた歴史がある国」。特にバンクーバーやトロントのような大きな都市では様々な国から様々な事情を抱えて英語を学びに来ている留学生達と出会うことができる。渡航してからの数え切れないほどの出会いは、必ずあなたにとって素晴らしい一生の宝となるだろう。
今回はそんなカナダの魅力を書いていこうと思う。
「ただ寒そうな国」なんてイメージは彼方にぶっ飛ぶはずだ。
ワーホリ初心者にうってつけ カナダの国民性
カナダは移民を多く受け入れる体制が整っている国
そのためネイティブのカナダ人もカタコトの英語話者と話すことに慣れている。
また、彼らが話す英語も難解な言い回しはほとんどなく、都市部には語学学校も豊富にあり、英語を学ぶには持って来いの国と言える
海外というと日本に比べて治安が悪いというイメージがあるかもしれないが、カナダは日本と同じくらい治安が良い
都市部であるバンクーバーで半年過ごしたが、誰かが犯罪に巻き込まれたという話は一度も聞かなかったし、なによりみなさんのんびり穏やかな性格だった。(それでも注意するに越したことはないが)
実は暖かいカナダバンクーバーの気候
カナダと言えば寒い国というイメージがある。間違いではないがバンクーバーに限っては日本の東京とほとんど同じ体感だ。雪も一年に1~3回降る程度。夏は日差しが強く直射日光の当たる場所は暑いが日陰は涼しく過ごしやすい。10月から3月までの冬の間は雨季で、1週間のうち5~6日は雨が降る。
バンクーバーの春 ぽかぽか陽気が心地いい
4月になると雨季が明けて春の到来である。春はバンクーバーで一番の季節。みんな外に出てのんびり日向ぼっこしている。また、みんな機嫌が良くなり一年で一番フレンドリーになる季節なので、この時期に合わせて英語の基礎を固めておくようにするとカナダ人の友達が作りやすい。
また、バンクーバーより東の地域は夏は暑く、冬は厳しい寒さが続く。バンフなど標高の高い地域は冬の間は気温マイナス20℃にもなり街が雪に覆われる。
冬のバンフの街並み 名物のアイスクリームがいつまで経っても溶けない
大陸が地続き 気楽にアメリカ旅行ができる
地図で見るとよくわかるが、カナダとアメリカは非常に長い東西に伸びる国境線で区切られた隣国同士。なのでカナダからアメリカの主要観光地に気楽に行くことができる。シアトルやラスベガスへのツアーは特に人気で、日本から行くよりずっと格安だ。カナダに留学に行ったらアメリカ旅行も一緒に楽しむことができる。
カナダでのお仕事
カナダでお仕事(アルバイト)を探す場合、一番人気なのは日本料理のレストランだ。特に都市部には日本料理レストランが多く、人気がある。厨房経験があるならチップも含めてかなりのお給料が期待できる。
私がカナダで知り合った日本人は板前経験があり、彼は英語が堪能でないにもかかわらず一ヶ月3000$以上稼いでいた。サーバー(注文を聞いたり料理を運ぶ人)やお皿洗いでも最低時給+チップで月給2000$稼ぐことも難しくない。
すしレストラン店内で直接求人をしていることもしばしば
肝心なお仕事の探し方だが、JPカナダというサイトやcraigslistというサイトに毎日のように求人情報が掲載されている。割と早いもの勝ちなので気になった求人にはすぐに応募メールを送ってみると良い結果につながりやすい。ちなみに私は洗車のアルバイトを約2ヶ月ほど続けた。
カナダでお仕事に応募する際の英文メールの書き方→2%を合格した私が”選ばれる”英文メールの書き方をそっと公開してみる
日本人環境での仕事だと、英語を喋る機会が無く日本語ばかりになってしまうのでは?と不安になるかもしれないが、どんな職場でも100%日本人しか従業員がいないということはほぼ無いうえに、お客さんはほとんど外国人の方たちなので英語を喋る機会はある。英語での接客という貴重な体験を楽しんで欲しい。
カナダでの部屋の探し方
カナダで部屋探しをする場合、大きく分けて3種類の居住パターンがある。
1つはホームステイ。特徴としては自分で食事を作る必要が無いこと。また、ホストファミリーと一緒に住むことになるので英語の勉強も同時にできる。日常英会話が頻繁に必要になるので海外生活し始めの留学生にはピッタリ。彼らも私たちが英語を勉強中だということを理解しているので丁寧に英語を教えてくれる場合も多い。相場としては1ヶ月750$(光熱費インターネット込み食事付き)。
2つ目はルームシェア。アパートの一室等に2~4人のルームメイトがそれぞれ個室を持ち、キッチンバストイレ等を共有して生活する。女性のみ入居可、男性のみ入居可と制限がある場合が多いので女性でも安心。気の合うルームメイトと良い関係を築ければきっと毎日楽しい留学生活を送れるだろう。また、一軒家を所有していて地下の居住スペースをアパートのように貸しているオーナーから部屋を借りる場合もある。オーナーの居住スペースと地下居住スペースは完全に別れていて契約時くらいしか顔を合わせることはない。相場は月550$(光熱費インターネット込み)。
3つ目は自分で部屋を一室借りる場合。マンションやアパートの一室を完全に自分一人で借りてしまうのでルールは特にない。だが、家賃も自分一人で負担することになる。相場としては月1500$。
肝心なお部屋の探し方だが、こちらもJPカナダというサイトやcraigslistというサイトに毎日更新されている。
自分だけのオンリーワンな留学生活を送る方法
上記で説明したお部屋やお仕事の探し方なら安定した海外生活、そこそこ刺激的な留学経験ができる。しかし、海外生活に慣れた後は退屈、言ってしまえば”ありがちな”留学になってしまう可能性が高い。
実際私がそうだった。渡航後半年で英語にもそこそこ慣れてきて、ふと気がつくとなんとなくで留学生活を送っている自分がいた。これはイカン!せっかくならカナダの魅力を最大に味わって自分だけの特別な留学にしたいのが当然。
私が実際に行った、一味違う留学を修めるコツをまとめました