【今思うこと】転職したい仕事辞めたいとき 留学という選択肢

lake

人間万事塞翁が馬、今の不幸不満は将来の幸希望に成りえるという意味の言葉だ。今の人生がつまらない、仕事を辞めたい、辛い、転職したい、そもそも仕事が決まらない。
しかし、だからといって悲観的になる必要は無い。それらは見る角度を変えるだけで将来の希望に繋がる。
社会人を経験していると誰でもそういったマイナスな思考ばかりになる時はあると思う。それは当然仕方のないことで、その状態から解決策を考え付き、行動できるかどうかが重要だ。
私がとある淡い希望に出会ったのはまさにそんなときだった。
スポンサーリンク
英会話用336広告

1

当時私は派遣社員としてパソコンやスマートフォンのトラブルを解決するサポートセンターで数年働いていた。
派遣社員とはいえ、数年も働いていればそこそこの知識や技術が身についてくる。しかし、いくら技術が身についても一定以上の責任が伴う仕事を任されることはない。いつ辞めてしまうかもわからない派遣社員を育てても企業にとってプラスが少ない。
不満は多かった。人生につまらなさを感じていたし、将来の不安もある。平行して転職活動も続けていたが良い結果に結びつくことはなく、中途半端にただ漫然と日々を過ごしていた。

2

「留学しちゃえば?」今まで考えもしなかったアイデアが飛び込んで来たのはそんな時だった。たまたま仕事の不満をこぼした相手がワーキングホリデー経験者だったのだ。「視野が狭くなってるんだよ、一度広い世界を見てきてごらん。急がば回れだよ。」
その話を聞いた直後は正直ピンと来なかった。バカバカしい。海外に出て生活するなんて自分にできっこない。英語も苦手分野だし無理に決まっている。
それまで決して活動的とは言えなかった私の性格らしい、当然の反応だった。
しかし、数日経っても留学というアイデアは頭から離れなかった。突拍子もないアイデアだからこそ、むしろ新鮮に聞こえ、僅かな可能性を感じていたのだと思う。

留学か…考えもしなかったな。このまま日本しか知らずに一生を終えるものだと思っていた…。海外に行ったら、何が変わるんだろう?

そんなことを考えていた。

今の仕事に未練は無い。ケジメを付けて辞めれば後腐れもない。人生を変えるチャンスかもしれない。海外に飛び出すということのメリットが少しずつ現実味を帯びてきた。

「へー。」

どうやら留学エージェントというものがあるらしい。ビザ申請の手続きやら留学中のプランを決めるアドバイスをしてくれるところだそうだ。どんなものか知るために、一度説明会に行ってみてもいいかもな。

早速資料請求をし、いくつかの留学エージェントのセミナーに参加した。幸運にも格安でしかも親身に相談にのってくれるエージェントに出会えた。個人カウンセリングを数回受けていくうちに、海外でやってみたいと思えることがいくつか浮かんできた。

しかし、説明を受ければ受けるほど、彼らの話す広い世界がどんなものなのか、ぼやけて不透明なものに感じるようになった。それは想像もできない広すぎる世界に対する好奇心だった。

まだ見ぬ世界を知らないまま、このまま日本に留まるほうが、むしろ怖くなっていった。

3

「よし、行くか。」

散歩が趣味だった私は、いつもよりちょっと遠くまで足を運んでみることにした。まだ見ぬ海外というものがどんなものか見に行ってみたくなったのだ。

「ちょっとカナダまで散歩してこよう!」

少しの迷いは残っていたものの、渡航先をカナダに決め、その流れでワーホリビザ取得の申請をした。

行動し始めたらあっという間だった。カナダのワーキングホリデーのルールは時間的な都合が良く、資金を貯める時間も充分だった。

「カナダはワーホリビザの申請が通った日から1年以内に渡航すればよく、入国した日から更に1年間滞在できる」

初めて留学を勧められた日から1年後を出発日に決め、その間に留学中の目標や計画をじっくり相談しながら決めていった。
留学という未知の世界に飛び出すまでのカウントダウン期間だと思うと、それまでの退屈な仕事も違って見えるようになった。

4

航空券の予約も済み、出発1ヶ月前になるといよいよ身辺の整理が必要になる。
私物はどうしても必要なもの以外は処分し、それ以外は実家に預けた。実家に置ききれなかった分はトランクルームを借りてそこにしまった。私が利用したお勧めトランクルームを貼っておく→オリコン顧客満足度ランキングNo.1

新しい価値観を得た帰国後の自分を想像すると、身の回りの物もなるべく一新しておきたかった。これは要る、これはカナダに持っていく、これは要らない、これも要らない。そんな調子でほとんどの私物は処分した。本当に必要なものというのは意外と少ないなと思ったのを覚えている。いよいよ身ひとつで海外に飛び出していくという実感が沸いてくる。旅の出発前というのはどんなときもワクワクするものだ。

私の留学の目標は、海外でしか経験できない様々な体験をし、視野を広げることと決めていた。これはかなり抽象的な部類の目的だと思う。だが、それまでの人生において経験というものが私には決定的に欠けていると判断した。様々な世界を知ることで、閉塞的な思考をやめ、広い視野を獲得することが私には必要だった。

5

ついに出発の日、日本での全てを清算し、後腐れなく飛行機と共に飛び立った。カナダ到着まで約9時間。

「例えば10ヵ月後、私はどこで何をしているだろう。」

これからの一年間に待ち受ける様々な楽しみや困難を考えると胸のドキドキが止まらなかった。一度異国の地に足を着けたらそこからは頼れる味方は存在しない。全て自分一人の力で解決していかなければならないのだ。機内の窓に映る自分の表情が、朝暗い雲を背景にうっすら笑って見えた。

window
空港に着いたら入国審査をしてワーホリビザでの入国許可証をパスポートに貼ってもらわなければならないらしい。うまく英語で説明できず、怪しまれて強制的に日本に帰らされることもあるそうだ。ゲートを捜して空港内を歩く私の数メートル先に、映画でしか見たことが無いような強面の外国人警察官がこちらを睨んでいるのが見える。

なるほど、早速困難のご登場だ・・・

続き→社会人のカナダワーホリ第2回 空港にて

帰国してから

海外で特別な経験を得るためには英語のスキル向上は必須だ。英語のために海外に行くのではなく、世界を知るために最低限英語が必要だったのだ。
結果先述の目標設定はうまく働いた。様々な経験を得ようとする強い気持ちは、英語力を伸ばすことに貪欲にさせた。英語が伸びていなかったら決して辿り着くことはなかったであろう素晴らしい居場所で留学最後の数ヶ月間を過ごした。

帰国後、日本で派遣社員として働いていた僅かな経験と英語が掛け算され、具体的なアピールポイントになったおかげで、幸運にも某大手外資系企業からOKをもらえた。

帰国後の就職活動は甘くない、仕事を辞めてまで行く価値があるかと聞かれたら私はこう答える。「中途半端で辞めることはオススメしない。今の会社できちんと一つのスキルを身に付け、ケジメをつけてから留学するのなら大いに価値はある。」
帰国後に(日本で身に付けていたスキル×英語)と掛け算して更に上の道に進める可能性がずっと高まるからだ。留学中のモチベーションも自然と高まる。留学中に新たな資格取得を目指すのなら尚更だ。

英語を使って何を学んで来るかが一番重要であり、全ての留学生が熟慮すべき点なのである。英語の習得だけなら日本でもできるし、日本を出るだけでは英語は身につかないのだ。

帰国から2年経った今も留学中に知り合った数人の友人と絶えることなく国境を越えて連絡をとりあっている。日本に滞在している外国人コミュニティとも交流している。留学に行く前の自分ではこんなことありえなかった。ただ漫然と仕事をして生きていた時では想像もできなかったことだ。

つまらないと感じていた人生がちょっとだけ面白くなった。

【まとめ】 今思うこと

もし当時私が安定した職を持ち、留学に行くなんて発想さらさら無かったとしたら。仕事の不満をついこぼしてしまったあのキッカケがなかったらと思うと怖い。あの素晴らしい経験を一生味わうこともなく、自分が住んでいるこの世界の途方もない広さを知ることもない。そんなもしもがあったことすら気付かないままの人生だったとしたら恐怖だ。現状に不満があったからこそ、何かを得ようとした行動の結果だった。留学して良かった、仕事の愚痴をしてしまって本当に良かったと今は思う。

留学を考え付いてから3ヶ月以内に何か行動しないと結局行かずに終わってしまう人が多いそうだ。もし少しでも興味が沸いたのなら、こちらのまとめも参考に読んでもらえると、記事を書いた私としても嬉しい。
知っていると留学をもっと有意義なものにできる留学のテクニック集

この記事をお届けした
英会話あんしんどっとこむの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
英会話用336広告

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
英会話用336広告