注意!
この講座は”楽に英語が喋れるようになる“とか”たったこれだけで自然と英語が聴き取れるようになる“などのような温いキャッチフレーズが好きな人には全くおすすめできない。ブラウザバック推奨である。
本気で英語に向き合いたい人、本気で英会話を目指す大人のためだけにある講座だ。
「1000時間ヒアリングマラソン」で自分史上最高の英語力をつける!
↑先に公式リンクだけ貼っておきます。
今回は私が実際にアルクの人気No1講座であるヒアリングマラソンを使ってみて、この講座の評価をしつつ、
何がそんなにスゴイのかを分析していこうと思う。
これは”本気の人”を一つ上のレベルに引き上げる講座である
TOEICで800点以上取ったことがある人ならもう気付いていると思うが、TOEICで高得点をとったからといって英語が聴き取れるようになるわけではない。
(ヒアリングマラソン1ヶ月分一式。実はCDがもう一枚隠れている)
周囲からは『TOEIC800点なんですよね、スゴイ!英語が喋れるんですね!』
などと言われていても、いざ海外ドラマや映画、ニュースで話される生の英語を目の前にすると、、、、全く理解できない。
ギクッ、、、、心当たりがあるのではないだろうか?
そんな”英語が喋れる風”な人から”英語が喋れる人”に変われる。
これはそういう講座である。
そういう意味ではこのページに辿りついて今この記事を読んでいる人は、既に一定のレベルに到達していて、次のステップに進む準備が出来ている人なのかもしれない。
果たして………
ヒアリングマラソンの特徴
さて、ではまずヒアリングマラソンとはどういった講座なのか、ざっくりとポイントをまとめてみよう。
1000時間ヒアリングマラソン
ヒアリングマラソンは1年12ヶ月で1000時間のヒアリング練習を想定した通信講座で、
1日3時間を英語のヒアリングの時間に充てることで、生きた英語を身につけることができる通信講座である。
(忙しい人のためのショートプログラムも同時収録)
聞き流さない、聞き貯める1000時間
テキストと音声CDを使った講座で、ただ英語を聞き流すのではなく、英語を聞き貯めることで
しっかりと英語を発信する力を身に付ける講座である。
35年の歴史を持つ、磨き抜かれた講座
このヒアリングマラソンの初刊はなんと35年前。
この間にアルクが溜め込んだ”日本人英語学習者の為のノウハウ”は、
”どのように練習したら英語が日本人に身に付くのか”が研究し尽されており、
脳科学に基づいた最も効率の良い勉強法で学習することができる。
(徐々に英語がわかってくる感覚を得やすいテキスト構成)
できるようになった喜びを感じる”成果の見える学習”をお届け
学習をしていて一番嬉しい瞬間は、以前できなかったことが出来るようになったと実感できた瞬間である。
このヒアリングマラソンはその快感を得ることに特化しており、
モチベーションの維持や、次のレベルに進むことへのワクワク感を演出してくれる。
まさにマラソン、ランナーズハイに似た感覚。
アプリ版で外出先でも練習可能
無料アプリ『ALCO』を利用してテキストと音声をダウンロードしておけば、
外出先のちょっとした空き時間を使って練習ができる。
お値段が!
12ヶ月コースで1ヵ月分が約4千4百円と少々高め。
1ヶ月分でもかなりのボリュームが用意されているとはいえ、英会話を極める覚悟に見合った値段設定というわけか。
半分の6ヶ月コース(約半額)も選べるのでまずはこちらがおすすめ。
ヒアリングマラソン実際使ってみた 個人的感想
本気で英語に取りくむ人、本気で英会話を目指す人向けの講座。
TOEICで700点以上とった人向け。次なる一つ上のステップに進みたい人向け。
ヒアリングマラソンの巻末にはTOEIC形式のテストも収録されている。
平行してTOEICも受験すると、更に成果が見えやすくなる。
2部構成で多様性のある練習が可能
1000時間ヒアリングマラソンは大きく分けて、ヒアリングマラソン誌(HM)とイングリッシュジャーナル誌(EJ)の2部構成。
当然全て音声トラック付き。
(イングリッシュジャーナルでは実際のインタビューを聞いて練習ができる)
中級者以上の人向けの難易度
ヒアリングマラソンの各問題には初級、中級、上級の3レベルが設定されていて、必ずしも上級者しかこの講座を受ける資格は無いというわけではない。易しめの問題を選んでの練習も可能。
ユーモアたっぷりの問題が多数
上級者向けの内容とは言ったものの、その内容は小難しい退屈なものでは決して無い。
TOEICの勉強だけしていたら絶対に味わえないようなユーモアたっぷりの英会話が展開される。
例えばこんな問題がテキストにある。
1つの問題(アナウンス)を3段階の違うアプローチを踏んで、その内容を徐々に理解していくという練習。
アナウンスを一回聴いただけでは部分的にしか理解できなかった不透明な会話だが、まずはその段階で大まかにどんな会話なのか、わかった範囲でまとめる。
次にテキストの指示通りにディクテーション(音を聞いて文字に書き出すこと)をしながらもう一回聴くと
『2028年の世界でバーチャルメガネを通して娘に電話をしているお父さんが、最先端技術はまったくややこしいな』
とぼやいているという、TOEICでは決して出題されないようなユーモアのある会話だとわかったりする。
この「最初はわからなかったけど、なるほどこんなことを話しているんだな!」とわかる瞬間が非常に気持ちいいのだ。
テキスト製作者によると、脳科学の観点からそういう快感を脳が感じられるようにわざと計算してこのような問題を作っているのだという。
しかも、その会話の中で
out there (世の中では)
のようなちょっと聞き慣れないけど、英語ではよく使われる口語表現などが使われていて、そういったボキャブラリーも一緒に鍛えられるように工夫されている。
なるほど、うまく作られている。
好きな部分だけ読んで勉強できる 自由度が高い
ヒアリングマラソンでは”ここから始めなければいけない”という進める順番が特に決まっていない。
興味のある分野を選んで好きな箇所からその日の練習を始めることができる構成になっている。
(様々なトピックが掲載されている)
上級者にとっても歯ごたえのある内容
もちろん、難しめの練習法も多く載っている。
ニュースや、映画のセリフ素材をそのまま使ってのディクテーション、シャドーイング(音を聞きながら同時に自分でも同じセリフを追いかけながら発音する練習法)
を中心とした練習があり、自分の弱点の洗い出しをして、それを無理なく自然に身につける方法が考えられている。
それらをテキストの指示通りに練習を行うことで一番効率良く練習ができるよう設計されている。
雑誌を読んでる感覚で英語も学べちゃうイングリッシュジャーナル
先ほども述べた通り、ヒアリングマラソン講座は『ヒアリングマラソンテキスト誌』に加えて『イングリッシュジャーナル』という月刊誌が付属されている2部構成だ。
自然な英語が身につく!
イングリッシュジャーナルは簡単に言うと『英語の勉強のための英語の週刊誌』だ。
内容は週刊誌的な内容(ヨガ、料理、世界のニュース、著名人のインタビュー、エッセイなど)の記事に、英語でよく使われる表現を覚えられるように注釈が付け足されている構成だ。
例えば、ヨガのアナウンスを英語で聴きながら実際にヨガをやってみると。
exhale (息を吐く)
などの大事な単語や表現も一緒に覚えられるように語注が添えられている。
といった内容。
これがやってみるとかなり効果的で、耳だけでなく体全身を使って覚えることになるので、ただ座学で勉強している時に比べて英語がとても身につきやすい。
世界の出来事を知りながら英語の勉強
月刊誌ならではの、著名人のインタビューを聞きながら英語の練習ができる。
例えば、イギリスヘンリー王子の生インタビューだ。
母ダイアナ妃の死後の彼の落ち込んだ精神状態を振り返る内容など、作り物ではない本物の英語を聞くことができる。
しかし、だからと言って難し過ぎる内容というわけではなく、キチンと英語学習者がレベルアップできるような構成になっている。
その他様々な要素が満載
ここで全てを書ききると膨大な量の文章になってしまうので、全てを紹介できないのが残念だが
今回紹介した魅力以外にも幅広い勉強法が用意されているのも魅力だ。
その月の重要単語集やTOEIC形式のマンスリーテストなど、様々なコンテンツが充実している。
息抜きの英語クロスワードパズルもあったりして、あなたの好きなように英語に触れる時間を提供してくれるツールと言える。
アルク ヒアリングマラソンの評価 まとめ
以上がヒアリングマラソンを実際に使った感想と評価だ。
やはりこの講座の魅力は
1年で1000時間分というボリュームと
35年の歴史に積み重ねられた、英語学習者を育てる経験と実績に基づいた確立された勉強法の提供。
この2つに尽きると思う。
私自身もその構成の巧さに感嘆してしまった。
気になるお値段のほうも、アルクの会員登録をすれば10%OFFになったり配送料が無料になったりとお得なので、利用してみるといいかもしれない。(期間限定なのでお早めに)
ここまでレビューを読んでいただきありがとうございました。
アルク公式オンラインショップではヒアリングマラソンの一部が視聴できたり、体験者の声や評判が見られたりと参考になる情報が掲載されているので、少しでも興味があれば↑のほうに貼ったリンクから一度覗いてみてはいかがでしょうか?
(追記)
アルクの担当者がどのような思いでこの教材を作っているのか、突撃インタビューしてきました。↓
