【900点が教える】TOEIC直前!一ヶ月でできる勉強法の全てがヤバい!

tc_i1kggetsu 新形式TOEICの攻略情報

まず、一番初めにこの記事で最も伝えたいことを書きます。

一ヶ月で簡単に手に入るスキルなんて

わざわざ習得する必要ないですよ。

 

でも大丈夫です。
試験直前でも、できることはあります。

それでは、TOEIC試験一ヶ月前にできる勉強法を掘り下げて解説しますね。

 

30歳から TOEIC300→900点まで伸ばしました。

リスニングは満点です。aki(漢)と申します

 

 

今回は、TOEIC試験日の一ヶ月前にできることをまとめていきます。
最後に悪あがきをして、スコアを少しでも上げていきましょう。

TOEIC一ヶ月前にできる勉強法 最後まで足掻いてみよう

とはいえ、一ヶ月で英語のレベルを上げることは難しいです。
特に、私達日本人には限界がありますね。
言語の構造が違い過ぎますから。

 

英語力を上げるには、しっかりと学習計画を立てて
学習を習慣化し、文法や単語など、基礎から知識を固めていく必要があります。

TOEIC試験がどういうものかを知る

まずは、TOEIC試験がどういう出題形式なのかを知っておくことは最重要です。

その対策として
一ヶ月前でできることと言えば、公式TOEIC L&R 問題集をポチって、本番の練習をする。
しっかり2時間計って、おうちで模擬試験をしてみる。

 

解説を読んで、理解できることだけ理解する。
考えてもわからない問題は、今のあなたには難しすぎる問題なので、
一ヶ月前という現段階でその問題を理解しようとするのは時間がもったいないので放置。

こんな感じですね。

各パート毎の特徴を理解する

今あるあなたの英語力を、なるべく100%発揮するために
TOEIC問題を解くコツを覚える。

これは、一ヶ月以内にできることですね。

TOEICの各パートにはそれぞれ解くためのコツがあります。
それらを身につけて試験に臨めば、あなたの今の英語力よりも
ほんの少しだけ上のスコアが出る可能性が高まります。

 

パート1のコツは
アナウンスで聴き取れた名詞が、写真の中に写っているかどうか
を意識することです。

例えば、選択肢Aのアナウンスの中に fountain (噴水)
が含まれていて、写真の中に噴水が写っていなければ、選択肢Aは間違いということになります。

つまり、名詞の英単語を多く知っていれば、それだけ有利になるパートです。

 

パート2のコツは
問題アナウンスの冒頭だけは必ず聞き取るようにすることです。
例えば

Where did you leave your jacket?

 

という問題アナウンスだったとしたら、
Where の部分だけは必ず聴き取れるように、耳を準備しておきます。

そうすれば、3つの選択肢の中から”場所”を答えているものが正解だと直感的にわかります。

パート2の詳しいコツは過去の記事で詳細にまとめてあります。
↑そちらを参考にしてください。

 

パート3のコツは
聴き取ることに集中することです。

問題文をアナウンス中に読んでいては、回答に必要なヒント部分を聴き逃がす可能性が大です。

アナウンス中は、選択肢だけをなぞるように見ながら、聴くことに8割の集中力を割くようにしましょう。

初心者のうちは、3つの設問中、2つ目を最初から諦めて、1と3だけに集中すると
理解が深まったり、慣れが早くなったりするのでおすすめ。

パート3の詳しいコツは過去の記事で詳細にまとめてあります。
↑そちらを参考にしてください。

 

パート4のコツは
パート3とほとんど同じです。

パート3と違って、話者が1人だけなので、むしろ4のほうが難易度は低いです。

パート4の詳しいコツは過去の記事で詳細にまとめてあります。
↑そちらを参考にしてください。

 

パート5のコツは
パターン化している問題だけは、最低限解けるようにすることと、
わからない問題に時間をかけないことです。

例えば、選択肢に

either, neither, or, nor

と並んでいたら、空欄の前後を見るだけで5秒で解けます。
よく見かける問題ですね。

最近は出題傾向も少し変わってきていますが、品詞問題や時制の問題も5秒で解けますね。
この2つは、傾向がどれだけ変わっても出題され続けます。

難しいのは語彙問題です。
その単語を知らなければ絶対に解けません。
その場合、時間をかけるだけ無駄なので、塗り絵して次に進みましょう。

パート5の詳しいコツは過去の記事で詳細にまとめてあります。
↑そちらを参考にしてください。

 

パート6のコツは
誰が誰に宛てて書いた文章なのかを早めに理解することです。

問題によっては、本文の前段階、一行目に書いてあるものもあります。
そういう問題は、易しめなので積極的に正解を狙っていきたいです。

パート6の詳しいコツは過去の記事で詳細にまとめてあります。
↑そちらを参考にしてください。

 

パート7のコツは
このパート7になるべく時間を残すことです。

パート7は、時間をかけて読めば、必ず答えが記事の中に書いてあります。
設問を一つずつ解いていけば、文章の内容全体が理解できるように作られていますので、1問目から確実に解いていきたいです。

そのためには、パート5と6をなるべく早めに片付けて
パート7に最低でも50分は温存しておきたいです。

 

ちなみに、900点を取るための、パート7に取っておく理想は一時間です。

パート7の詳しいコツは過去の記事で詳細にまとめてあります。
↑そちらを参考にしてください。

 

英単語を覚える これは絶対に裏切らない

TOEICの頻出英単語を覚えましょう。
必ず、その単語を使った例文と発音も一緒に覚えましょう。

単語だけ知っていても、リスニングでそれを聴き取れなくて正解できない。
というのはよくある話です。

 

発音も一緒に覚えれば、パート1では即スコアに繋がります。
一ヶ月前だったとしても十分スコア上昇は見込めます。

単語の意味を覚えていれば、文法を知らなくても正解できる問題はTOEICテスト全体を通してあります。

 

逆に言うと、単語の意味を知らなければ解けない問題がかなり多いです。

一日に覚えられることには限界があるので、
今日からでも、毎日10単語ずつ覚えましょう。

 

金のフレーズならTOEICの頻出単語だけが例文と一緒に載っているのでおすすめ。

今覚えておけば、この先のTOEIC試験でも必ず役に立ちます。

マークシート用ペンを用意する

TOEICはマークシート試験です。
200問分のマークを塗りつぶさないといけません。

受験番号の塗りつぶしなども含めたらもっとです。

なので、普通の鉛筆やシャープペンシルよりも太い
マークシート用ペンを使いましょう。

 

これで、素早く塗りつぶすことができるようになり
少しだけスコア上昇が見込めます。

一本買えば、一生使えるくらいの芯も付いてきますからお得です。

試験一ヶ月前では、こういった道具に頼る方法も有効です。

厳しいこと言い過ぎたかな?
でも大丈夫、ちゃんと正攻法の勉強法はありますから

本気でTOEIC高得点を取りたい人だけに 真実を話します

ここまで読んでもらえたなら、もうおわかりかと思いますが
TOEIC一ヶ月前にできる”勉強”はありません。

できるのは、英語の知識を増やすことではなく
試験に使える小手先のテクニックを覚えるだけです。

 

一気にレベルアップできる魔法のような勉強法はありません。
TOEIC試験の勉強は、今の自分のレベルに合った内容でしないと効率が悪いからです。

土台をしっかり固めながら
少しずつ階段を登っていくイメージですね。

 

私は、正しくない勉強法、今のあなたのレベルに合っていない勉強法で時間を無駄にして欲しくありません。
正しい勉強法を知らないと、理想よりも時間がかかってしまうことがよくあります。

実際に私は、900点達成までに、しなくてもいい遠回りをたくさんしてきました。

 

少なくとも、今このブログを読んでくださっているあなたには、同じ失敗をして欲しくありません。
なので、本当のTOEIC勉強法を書きます。

よく、
”たった~ヶ月で800点を達成した勉強法”などという煽り文句を見かけますが
それは、その人の英語力が元々高かっただけです。

 

数字だけを見れば、嘘はついていないでしょう。
でも、書き方次第ではあたかも「初心者でもこの裏技を使えば、TOEICスコアが短期間で伸ばせる!」という意味で解釈できる謳い文句に見せかけることができてしまうんです。

 

そういう煽り文句を使う人が悪いわけではありません。
読者を集めるためには、そのようにタイトルを目立たせる必要がありますからね。

現に私のこの記事も、目一杯煽った記事タイトルになっています。

 

問題なのは、そのタイトルだけを見て、内容を読まずにTOEIC挑戦者が
「そんな裏技があるんだね、じゃあ勉強は後回しでもいいや」
と誤解してしまうことです。

いいですか?大事なことを言いますよ

1ヶ月で手に入る実績=あなたにとって大した価値が無いもの
であることは、まず念頭に置いておいてください。

これは真理です。

仕事の都合でどうしても一ヶ月以内にTOEICスコアが必要という場合は例外です。すでに仕事で必要になっているのですから、一定の価値はあります。

 

一ヶ月で800点を取れる実力があなたに既にあるならば、TOEICなんて無駄な試験は無視して
今すぐに外資系企業に英語でメールを送り、英語でレジュメを書いて、面接でその英会話力を存分にアピールしてきたほうがいいです。TOEICなんて幼稚な英語資格に時間を割く必要はありません。
英語だらけの環境に身を置けば、勝手にスキルは伸びていきます。

 

時間をかけて知識やスキルを磨く余地があるからこそ
その資格試験には目指す価値があるんです。

一ヶ月のような短期間で爆発的に成長ができるのは、吸収力があり、伸びしろがたくさんある小学生までです。

 

私達のような大人は、じっくり時間をかけて成長するしかありません。
その途中で、様々な気付きがあり、人間的にも大きく成長できるでしょう。

基本的に人間は、今の現実を直視してからでないと成長ができないですからね。
都合の悪いことから逃げて、誤魔化していても前には進めません。

 

今現在も、そのように地道に英語の勉強をしている大人は、実はたくさんいます。

そのような現実を知りたいとか、自分の意識を変えたいのであれば、X(Twitter)の英語勉強系アカウントさん達のツイートを見てみるといいです。

毎日、早起きをしてコツコツと、地道に勉強をしてTOEIC700~900点を目指している方達の努力を知ることができます。
しかも無料です。
Twitter検索で「TOEIC 勉強垢」で検索してみるといいです。

 

もしくは、私のアカウントからフォロワーさん達を見てもいいです。

aki(漢)のついったー

私も、毎日彼らのツイートを見て、良い刺激を貰っています。

TOEICスコア別 一般的な必要勉強時間

これが現実です↓。
TOEICのスコア毎に必要な、一般的に必要な勉強時間の表です。

TOEICのスコア別の勉強時間の目安です。

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出典:OXFORD UNIVERSITY PRESS, A Teacher's Guide to TOEIC

私の場合は、この表に書かれた時間の3/4くらいの期間で900点を取れましたので
多少の前後はあります。

ですが、大幅にこの表からズレることはないでしょう。

時間をかけてじっくり伸ばす!伸ばせる! TOEICの本当の勉強法

では、ここからは実際に私が実践した勉強法に
更に反省点を考慮して改良した、理想のTOEIC勉強法を紹介します。

複雑なことはありません。
シンプルに以下の3つの方法を繰り返していくだけです。

まずは基本から 文法と英単語

先程も少し触れましたが、英単語を覚えることは基本であり、しかもどんなに高レベルになっても覚えるべき英単語が尽きることはありません。

TOEICの練習問題を解いている時などで、知らない単語に出会ったら
すぐに意味を調べてノートなどに書き留めておきましょう。

 

後は、やはり金のフレーズを使って、毎日繰り返し単語を少しずつ覚えていくといいでしょう。
金のフレーズは安いし効果が高いし、おすすめです。

 

そしてもう一つの基本、英文法の理解です。
英文法は、単語と違って覚えるべきものに限りがあります。

特にTOEICに必要な英文法は限られているので、一番最初にコンプリートできる分野でもあります。

 

TOEIC用の文法書でもいいですが、おすすめは初学者向けに作られた英文法書です。
幅広いシチュエーションで使える文法を覚えていれば、TOEICのどんな問題にも対応できるようになるからです。

 

私個人のおすすめはマーフィーのケンブリッジ英文法(初級編) (Basic Grammar in Use)です。
”なるべく難しい英単語を使わずに、イラストと例文で直感的に文法を覚えられる”
というコンセプトで作られている、世界的に有名な英文法書です。

 

これ一冊でTOEIC600点レベルまで完璧にフォローできます。
TOEICの勉強は一旦置いておいて、これを一冊終えるだけで相当な英語能力のレベルアップが見込めるほどです。

私はこれで基礎を固めました。

英語脳を身につけられる シャドーイング

英文法と英単語をある程度覚えたら、次はリスニングの練習をします。

いくら文法を知っていても、耳で聴き取れなければリスニングセクションには活かせません。

シャドーイングとは、英語を聴いて自分でも聴こえたままを発音をしていく練習方法です。

 

ちなみに、このシャドーイング練習は聴き取る能力だけでなく
”英語を英語のまま理解する力”も鍛えることができます。

非常に優秀な練習方法として有名です。

 

最初のうちは
公式TOEIC L&R 問題集の音声を使って練習するといいです。

シャドーイングのやり方
まず、何も見ずにアナウンスだけを聴いて、そっくりそのまま真似をします。
間違えてもいいですし、正確でなくても構いません。初心者のうちは、聴こえたままを発音するだけも効果はあります。そして、数回シャドーイングした後に、別冊解答のスクリプト(アナウンスを文字にしたもの)
を読みながら、実際になんと言っていたかを確認しながら再度聴きます。これを一問ずつ繰り返すだけです。

 

スマホなどに音声を移しておけば、いつでも気軽に練習ができます。おすすめ

シャドーイングの他に、英語を聴いてそれを文字で書き出してみる
”ディクテーション”という練習も効果的です

TOEIC試験への慣れ

この記事冒頭で触れた、勉強以外の小細工の部分です。

TOEIC試験には必要不可欠な、
”情報を適切に拾い上げる論理的思考力”も、この慣れに含まれます。

 

英語力が足りなくても、この”慣れ”の部分でカバーできるので
スコアを上昇させる効果が期待できます。

これに関しては、TOEIC形式の問題をたくさん解いて、一つずつ慣れていく勉強法しかありません。

 

一ヶ月で覚えられる、即効性のものもありますが、
いろいろなパターンの問題の解き方を覚えていくとなると
やはり、数ヶ月かかります。

使う教材は、公式TOEIC L&R 問題集が一番おすすめです。

一ヶ月でできるTOEIC勉強法 まとめ

以上が、TOEIC一ヶ月前でできる&コツコツの勉強法まとめでした。

一ヶ月前にできる勉強は限られていて

やはり、TOEICの勉強の大部分は
”自分のレベルに合った勉強をコツコツ続けること”

結局これがスコアを上げる重要な要因です。

 

時間がかかるとは言いましたが、初心者であれば
3ヶ月程度でも大きな成果(600点くらい)を得られる可能性が高いです。

800点以上のような、高スコアを狙うとなると、数ヶ月~2年程度の勉強期間が必要になってきます。

 

最初から、あまり高い目標設定をせずに
一歩一歩確実にレベルアップしていって欲しいです。

↓各スコア別のTOEIC勉強法をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC初心者のための勉強法 TOEIC500点を目指す勉強法
TOEIC600点を目指す勉強法 TOEIC700点を目指す勉強法
TOEIC800点を目指す勉強法 TOEIC900点を目指す勉強法

 

 

あなたの英語スキル向上をお祈りしています。