TOEIC900点の勉強法!勉強時間の目安やポイントを超解説|社会人から始める!

toeic 900 新形式TOEICの攻略情報

TOEIC900点、非常に高い英語スキルが証明される最高レベルの資格です。

900点は結果が出るまでに長い期間を要するスコアなので、思うように伸びず、途中で不安になり、遠回りの勉強法をしてしまいがちです。

 

30歳から TOEIC300→900点まで伸ばしました。

リスニングは満点です。aki(漢)と申します

 

こんな悩みを解決します

  • TOEIC900点の難しさ、目安を知りたい
  • 勉強してるけど、なかなか900点が取れない!
  • 将来的にTOEIC900点を目指したいけど、何から始めていいかわからない。

 

この記事を参考にしてもらえれば、900点を目指す際の遠回りを回避し、時間の無駄なく勉強を進めることができます。

この記事では

  • 900点を目指して今からTOEICを始める人
  • 700~800点台で伸び悩んでいる人

に向けてTOEIC900点を取ってもらうための情報を書いていきます。

 

結論を先に書きます

私が900点を目指していた時、一番意識していたことは、『TOEIC 1050点くらいを目標にすること』でした。

 

900点達成は本当にうれしいものです。初めて取ったとき涙出ました

 

TOEIC 900点は最高のレベル

求められる具体的な英語力

900点に届くための英語力の目安です。

  • 語彙数は約1万語以上
  • WPM(1分間に英文を読む速さ)は150WPM以上

が最低でも必要です。

この能力に達するには毎日単語を暗記し、英文を読んだり聞いて習慣化する必要があります。

※日本人の平均WPMが約90と言われています。

 

TOEIC900点が取れるのは上位4%だけ

日本のTOEIC受験者のうち、900点以上を取得できるのは上位約4%です。

参考:TOEIC公式 平均スコアとスコア分布

 

一般的に、スゴイと思われるスコアで間違いありません。

実際の私の周囲の反応

スコア毎の、私の周囲の反応の変化を参考に紹介します。

実例:

TOEIC700点 → あーそうなんだ。(知り合いにもっと高いスコアの人いるし

TOEIC800点 → おお、すごいじゃん。頑張ったんだね。

TOEIC900点 → は…? えー!? そんな人今まで会ったことないよ。

900点に驚く女性

TOEIC900点は、『難しい』というイメージだけ持っていて、勉強をしないで諦めている場合がほとんどです。
だからTOEIC900点というだけで一目置かれるようになります。

 

900点までの勉強時間、期間

TOEICで900点を取るためには、最短でも1年間を目安にするべきです。

私は750点レベルから900点までに、1年半かかりました。

 

やる気さえあれば、初心者から700点くらいまでは短期間で伸びます。

800点以上を狙う場合、広い英語知識が要求されるので勉強時間は長くなります。

スコア別の勉強時間の目安です↓

TOEICのスコア別の勉強時間の目安です。

tc_scoremeyasu

出典:OXFORD UNIVERSITY PRESS, A Teacher's Guide to TOEIC

 

この表は少し古いデータです。

初心者~700点台までは、この表よりも少ない時間で到達できます。

令和の時代は、TOEICの研究も進められていて、優秀な教材が揃っているからです。

 

900点でも英語が喋れない? 実際の英語レベル

たまに『TOEICで900点を取っても英語が喋れない』と聞くことがあります。

これはほぼ合っています。

TOEICの勉強だけをして900点を取った場合、しゃべることには慣れていませんからね。

 

ですがそれは、”900点の能力が低い”という意味ではありません

喋るのに慣れていないだけで、喋る素質は既に身につけています。

 

公式の基準|900点ができること

TOEIC公式には900点は↓のように定義されています。

リスニング能力について

短い会話や長い聴解文において、間接的な応答や複雑な構文でも、話の主旨や目的を理解できる。広範囲の語彙と詳細な文脈を把握し、情報の関連付けが可能。

 

リーディング能力について

文章の主旨や目的を把握し、詳細を推測できる。幅広い語彙と複雑な文法構造を理解し、関連する情報や文章間のつながりを捉える能力がある。

参考:TOEIC公式 レベル別評価の一覧表

 

つまり、『断片的な会話からでも趣旨が理解できて、幅広い表現がわかる』

ってことですね。

確かに、喋ったり書いたりするアウトプット能力については触れられていません。

 

あとは喋る練習をすれば完璧

英語で、文脈と幅広い表現が理解できるなら、

あとはその知識を使って自分なりの言葉を発する練習をするだけです。

難なく英語でのコミュニケーションがとれる一歩手前です。

 

TOEIC900点なら、英語を流暢に喋る素質が充分あると証明されるわけです。

 

ネイティブでもネイティブでも、学校で正しい英語を学ばないとビジネスで使えるような正しい英語は喋れません。TOEICは英語圏での小学校や中学校のような役割です。

 

リスニングとリーディングの内訳

TOEIC900点を狙う場合、まずリスニングで高得点を取るほうが簡単です。

  • リスニングで使われる単語や表現は少ない。文脈で解ける問題が多い。
  • リーディングは単語を知らないと解けない問題がある

この2つが理由です。

実際に私が初めて900点を取った時は

L 495

R 415

合わせて910点でした。

※LRともに、495点が満点です。

 

TOEIC900点を取るメリット・デメリット

 

社会的な評価が保証される

メリットです。

TOEICで900点を取ると、目標を立てて達成できる能力があることが保証されます。

900点は取ろうと思っても取れるような資格ではないからです。

 

単純な英語力だけで、TOEIC900点を取ることはできません。

 

英語力を900点の水準に上げるだけでも難しいのに、加えて

2時間で200問を解き終わる速さと正確さ、TOEICならではの問題の分析や高い読解力が必要です。

 

そのためには計画を立てて、挫折しても目標を見失わず達成する努力が必要になります。

ここまで自己管理ができる人材は、社会的に非常に価値があると判断されるのが当然です

昇進やキャリアアップに繋がります。

 

私個人も『TOEIC900点を持っている』という人がいたら、それだけで興味を持ちます。

 

誰でも取れるわけじゃない|読解力がいる

デメリットです。

非情な話ですが、900点は誰でも勉強すれば取れるものではありません。

人によってはチャレンジした時間を無駄にしてしまう恐れがあります。

 

先程も触れましたが、TOEICの問題を解くには読解力がいります。

話題の要点を素早く読み取って、出題者の意図を把握する能力が要ります

 

TOEICは2時間という時間内に200問を解かないといけないので、900点の基準に達するには『不要な部分は読まない、聞かない』という判断が重要です。

 

つまり学生時代、国語の成績が良かった人なら有利。

この能力が平均以下だと、いつまでも800点台のまま時間を無駄にしてしまうでしょう。

だからといってダメなわけじゃありません。

TOEIC900点にこだわらず、英語を使う仕事に従事する方向にシフトすれば活躍できます。

『なぜTOEIC900点を取らないといけないのか?自分の本当に求めているものは何か?』と自問する必要があります。

 

POINTTOEIC900点は、解答に必要な部分のみ読み取る読解力が求められる

 

生涯不可能とは限らない…

ちなみに。。。ネイティブレベルまで英語力を極めれば、読解力を英語力でカバーできて900点に届きます。

途方もなく効率が悪い手段ですが、その境地に達する頃には様々な経験があなたの人生を豊かにしているでしょう。

 

TOEIC900点のための勉強法

TOEICで高得点を取るためには、

  • 英語力
  • TOEIC試験の慣れ

2つのスキルを鍛える必要があります。

 

TOEIC試験の慣れとは、”解答に不要な部分を読まない、聞かない” を出題傾向から学んで実践することです。

TOEICの問題は毎回似たようなものの使いまわしなので、独特のクセを覚えてしまえば深く考えずに解けるようになります。

そのような慣れは”TOEICのテクニック”と呼ばれます。

 

基礎知識があることが大前提

TOEIC試験勉強は、全くの英語初心者が始めるべきではありません。

基礎英文法や基礎単語を知っていて、初めてTOEICの土俵に立つことができます。

TOEIC用の参考書は、基礎ができている前提で解説されていますので

TOEIC用教材だけで勉強を始めようとすると、体系的な知識が身につかず、中途半端で断片的な英語知識が身についてしまいます。

初心者が陥りがちな失敗ですね

なのでまずは、TOEIC700点レベルまでは地道に基礎を固めるための勉強をします。

 

社会人、英語初心者がゼロからTOEICを始める勉強法→ を別の記事にまとめました。

TOEIC試験の申し込みから受験当日までの流れや、初心者のための勉強法を解説しています。

TOEIC初心者の方は参考にしてください。

 

ここからは、英語の基礎ができている前提で解説をしていきます。

 

冒頭で触れた通り、TOEIC1000点超えを目指すレベルで進めます

 

900点に1番重要!英語を読む速度を上げる

TOEIC700~800点台の人の悩みのほとんどが『2時間内に解き終わらない』です。

理由は2つ

  • 英語を読んで理解することに慣れていない
  • 語彙力が足りない

つまりこの2つを練習して英語を読む速度を上げれば、900点に最短で近づけます

 

速さを意識して英文を読む

英文を読む速さを上げるには、毎日英語を素早く読む練習が最適です。

使うテキストは、TOEICのレベルのものが良いです。

例えば、英語の小説などでは難しすぎて勉強になりません

TOEIC用の問題集などを利用しましょう。

速読、速聴に特化した参考書などがおすすめ↓

 

単語を毎日覚える

単語や表現を覚えて語彙力を上げることでも、読む速さは上がります。

知らない単語が含まれていると、その都度止まってしまいますからね。

 

速読の参考書に登場した単語をノートに書き出して、自分だけの単語帳を作ったり。

あとは最低でも『金のフレーズ』という有名な単語帳で1000語は覚えましょう。

 

金のフレーズだけでも、相当なレベルアップができます。

安いし効果も高いおすすめ本。

 

リスニングを満点レベルまで上げる

TOEICのリスニングは満点が取りやすいので、満点を目指します。

勉強法は

  • 倍速で英語を聞く
  • 自分でも発音する

この2つを実践して、TOEICを超えるリスニング力を身につけます。

 

倍速で聞く

TOEICリスニングで満点レベルを取るには、TOEICのレベルで勉強していては届きません。

TOEICよりも難しい環境で練習しないと。

 

ちょっと難しめの海外ドラマや映画での練習もいいですが

手っ取り早い方法は、”TOEICのアナウンスを1.2~1.5倍速で聞く”です。

 

TOEICアナウンスは、まずは『公式TOEIC L&R 問題集』を利用するといいです。

試験2回分の音声しか収録されていませんが、本番のアナウンスと同じ品質で練習できます。

 

しかし、なるべく多くのTOEIC問題で練習するほどリスニング力は上がるので

【スタディサプリ ENGLISH】 』など、大量の問題が収録されたアプリを利用するといいです。

 

TOEICリスニングで満点を取る方法については、別の記事で詳しく解説したのでそちらを参考にしてください。

倍速再生の方法も解説しています。

 

発音、アウトプットする

自分で喋れることは、聞き取ることもできます。

なので覚えた英文法を使って簡単な例文を書いてみたり、発音する練習をするとリスニング力も上がります。

TOEICはアウトプットスキルを測る試験ではありませんが、アウトプットしながらの勉強は非常に有効です。

目や耳だけでなく、口や手を使って多角的に脳の記憶に残るからです。

 

こちらについても、TOEICリスニングで満点を取る方法にて解説しています。

 

週に一回は公式問題集で模擬試験

TOEIC問題集を使って、2週に1~2回は自宅で模擬試験を実施しましょう。

模擬試験をすることで得られることが大きくスコア上昇につながるからです。

模擬試験をすることで自分の弱点、課題を知ることができます。

 

  • 苦手な問題を発見できる
  • 『金のフレーズ』にも載っていない単語を覚えられる
  • 解く速さが、900点のレベルに達しているか確認できる

↑このような発見は、900点にグッと近づかせてくれます。

 

POINT時間を測っての模擬試験は、自分の弱点を再認識して苦手をなくす効果がある。公式問題集は、本番と違って自分で答え合わせができる。

 

900点はそれまでのスコアと違って、不正解をひとつひとつ無くしていく作業になりますからね

 

TOEIC本番でスコアを上げるテクニック

足りない英語力は、TOEICのテクニックでカバーできます。

900点に必須なテクニックを紹介します。

 

わからない問題は ”即” 塗り絵する

900点を実際に取る際も、900点を目指している途中でも意識するべき超大事なこと。

少しでも『難しくて解けないな』『この単語の意味わからないな』と感じた問題は塗り絵しましょう。

塗り絵とはわからない設問を、テキトーにマークすることです。25%の確率で正解できます。公式にも認められているテクニックです。
塗り絵をスコアに変えるコツを解説しました

私が初めて900点を取った時、5問塗り絵しました。

 

TOEICの問題の中には毎回、いくら考えても解けない問題が含まれています。

※満点常連レベルの受験者を除く

それらの問題に時間をかけてしまうと、当然2時間以内に200問を解ききれません。

 

900点は全問正解しなくても取れますので、この判断は本番の試験で非常に役に立ちます。

 

POINT全問正解をあえて狙わずに、200問目まで解ききることを意識すると、900点が取りやすい。
解ける問題から確実に取っていこう。

 

捨てる問題を見極める感覚を鍛えるためにも、公式問題集での模擬試験を日常的に実施するのがおすすめ。

 

時間管理の感覚を鍛える

2時間で200問を解ききる時間管理ができると900点が取りやすいです。

先程説明した”塗り絵”のテクニックも時間管理のひとつです。

 

そのほかにも

リーディングで、”設問と関係ない部分は読まない”ことが重要です。

特にPart5は、空欄の前後だけをみれば正解できる問題が2割くらい出題されますね。

 

このように素早く文章の趣旨を読み取り、設問文を理解して必要な部分だけを読む練習をすることで、時間管理スキルを上げます。

 

リーディング75分間のうち、Part7のために最低55分はとっておきたいので

Part5を8~9分

Part6を11~12分

で解けるように感覚を体に叩き込みます。

 

これもやはり、公式問題集で模擬試験を繰り返すことが手っ取り早く効果の高い勉強方法です。

 

その他にも、時間管理に役立つツールはある

TOEICで時間を節約するためのツールとして『マークシート用ペン』はおすすめです。

芯が太くてマークを素早く塗れます。

実際に使って測ってみたところ、試験一回につき2~3分節約できました。

スコアにして 10~20スコアは上げられます

 

それでも最優先するべきは、読む速度を上げることですけどね。

詳しい時間配分方法についてはTOEICの正しい時間配分を解説した記事を参考にしてください。

 

Part毎の特徴とテクニック

各パートごとのテクニックを駆使すると、問題が解きやすくなったり時間を節約できます。

つまり、各パート毎に使える裏ワザみたいなものです。

 

TOEIC試験は

  • Part1~4がリスニング
  • Part5~7がリーディング

です。

それぞれのパートには、英語力とは関係なくスコアを上げられるテクニックが多く存在します。

 

例えば

例えばPart2で有名なテクニックが

『アナウンス冒頭だけ聞けば正解できる』

 

あとPart3&4では

『問題の先読みをして、アナウンスに集中しやすくする』

 

これらテクニックを駆使することで、

  • 無駄な部分を読まなくて済むので、集中力が続く
  • 足りない英語力を、”慣れ”で補うことができる

このような効果があります。

最速での900点達成には欠かせないテクニックです。

 

各Part別の攻略法、対策をまとめました↓

TOEIC 各パート毎の勉強法 コツ

Part1 のコツ勉強法 Part2 のコツ勉強法 Part3 4のコツ勉強法
Part5 のコツ勉強法 Part6 のコツ勉強法 Part7 のコツ勉強法

↑それぞれの攻略法記事に飛びます。

特にPart3&4に関しては、私独自の攻略法を解説しています。リスニング満点を取るためのテクニックです。

 

900点のためのおすすめ教材 参考書

ここまで解説してきた通り、900点の教材に求められるのは、、、

  • 速く読む練習ができる
  • TOEIC各Part毎に繰り返し練習ができる
  • 倍速再生でのリスニング練習ができる

この3つの要素を重点的に鍛えられる教材が必要です。

 

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8
国際ビジネスコミュニケーション協会
これ無しでTOEICは勝てません。初心者~上級者まで必須!
おすすめ度 ★★★★★
お手軽度 ★★★☆☆
用途 模擬試験用
お値段 ¥3300

TOEICを勉強しているなら、必ず一冊は持っていたい必須教材。
本番と同じ品質の模擬試験が2回分収録されています。

 

900点を目指すなら、公式問題集での模擬試験の繰り返しは必須です。

中古でもいいので、古いものも揃えましょう。

 

私は全部で8冊所持しています↓

公式問題集

 

本番に最も近い教材

公式なので、本番に近い状態での模擬試験が自宅でできるのが最大の魅力です。

  • アナウンスの声
  • 問題の難易度
  • 問題用紙のサイズ
  • 問題の配置、ページ数
  • 文字の大きさ

どれを取っても本番と同じです。

TOEIC試験への慣れを鍛えるのには優秀。

 

スタディサプリ TOEIC |リスニング練習に最適


おすすめ度 ★★★★★
お手軽度 ★★★★★
用途 リスニング倍速用&TOEIC練習用
お値段 ¥3278/月

リスニング練習用アプリとして活用するとコスパ良し。

外出先でも気軽に勉強できる、社会人の味方。

※パソコンからも利用可能。

 

正直、普通に使ったら初心者~中級者に最適化されたアプリ。

でも、負荷をかけたリスニング練習ツールとして活用すると化けます。

 

倍速機能&音質の良さに注目!

スタディサプリの英語アナウンスは、0.6~1.6倍速に調節できます。

スタサプ、倍速設定機能
↑この機能が900点のために活躍します。

できれば1.5倍速が聞き取れるまで練習しましょう。

音質も他アプリに比べて非常に良いのでおすすめです。

 

問題数もTOEIC20回分以上が収録されているので、いろいろなパターンの問題に慣れる練習にも文句なしです。

 

スタディサプリを使ってのおすすめ勉強法についてまとめました。

参考にしてください。

 

\7日間は無料お試し期間なので、試しにどうぞ/

 

TOEIC L&R TEST 出る1000問

おすすめ度 ★★★★★
お手軽度 ★★★☆☆
用途 Part5攻略&速読練習
お値段 ¥2530

TOEICリーディング対策におすすめの一冊。
パート5の問題が、レベル別、問題の系統別に1000問収録されています。

巻末には、30問ワンセットの練習問題が390問載っています。速解き練習に最適。

唯一の欠点はぶ厚いので、持ち運びに向かないことです。

 

”このパターンの問題はこの部分に注目すると数秒で解けます”
のように、問題の系統別に細かく攻略法が解説されているので

初心者~上級者まで、リーディングは全てこの一冊で大幅レベルアップできます。

 

900点はPart5の30問を8分以内に解かないとキツイので、この本は非常に有用です。

Part5の練習だけじゃない、速読練習もできちゃう

解説が丁寧で新しい単語や表現を覚えやすい、わかりやすい。

この本の魅力はそれだけではないです。

 

1000問ものPart5問題が収録されているので、英文を素早く読む練習にも使えます。

 

英文を素早く読む練習は、TOEICの出題範囲内で実施するのが理想です。

なので、この本の収録問題は最適。

たとえばTOEICと関係ない英語小説を読んでも、難しすぎて効率が悪いですからね(体験談)

 

『出る1000』を使ってレビューしてみました。参考にしてください。

 

POINT初心者から上級者まで、Part5はこれ一冊でOK。
読む速度練習と文法理解でリーディング全体に好影響。

 

海外ドラマ&映画|英語字幕付き練習でレベルアップ

friends

おすすめ度 ★★★★☆
お手軽度 ★★★★★
用途 リスニング練習&語彙力強化
お値段 観る手段による

TOEICのレベルを超えて、900点を余裕で取りたい人におすすめな勉強法。

海外ドラマでのリスニング練習は、TOEIC用教材よりも難しいです。

 

なので、TOEICの出題範囲を広くカバーできる英語力が身につきます。

でも基本的に海外ドラマはネイティブ向けに作られているので、内容が難しいです。

つまり、われわれのような英語学習者レベルのやさしめな作品を選ぶ必要があります。

日常コメディものは程よいレベル

日常コメディ(通称シットコム)は日常的に使う会話が多く、感情表現が豊かなため英語学習者に向いた作品が多いです。

TOEICのレベルを少し超えてて、かつ難し過ぎない難易度

英語学習におすすめなのは『フレンズ』という作品が有名です。

内容が面白いし、一話22分と短めなので継続学習に向いています。

 

私は『フレンズ』全10シーズンを観てリスニング満点に届きました。

 

フレンズでの英語学習法、英語字幕で観る方法はこちらの記事にまとめました。

 

英語字幕や速度調整で、学習を効率化できる

海外ドラマや映画で英語学習するなら、英語字幕表示は必須です

セリフが聞き取れない場合に、答え合わせができるからです。

 

また、慣れないうちは速度を0.7倍速くらいに落として観るのもおすすめ。

基本的に海外ドラマは早口で難しいので、速度調整をして徐々に慣らしていくと良いです。

 

単語も覚えやすい

英単語が単語帳の暗記だけでは覚えられない人にもおすすめ。

ドラマのようなストーリーのある文脈の中で覚えた単語は、深く記憶に残るからです。

会話の流れのなかで覚えた単語って、本当に忘れません

会話の前後と結びついて記憶に残るからです。

 

映画や海外ドラマでの英語学習方法についてまとめました。参考にしてください。

 

【結論】負荷をかけた勉強でTOEIC900点は目前

TOEICの範囲を超えて、勉強のレベルを少し高くすることでTOEIC900点の条件は満たしやすくなります。

 

逆に、800点を取りたいなら900点を目標に勉強するといいです。

 

負荷のかけ加減が難しいですが、今回紹介した方法なら900点を取るのに丁度よいレベルで、かつ手を出しやすいです。

”900点の勉強法”で紹介した方法 ▲ やテクニックを実施して、栄光のスコアを取ってください。

 

おまけ:スコアアップのために、勉強以外でできること

この項でのポイント・TOEIC900点のためなら、使える手段はなんでも使おう。
・試験当日に全力を出せるように環境を整えよう。

おつかれさまでした。ここからは、難しい勉強のお話はナシです。

勉強以外で気をつけるといいこと、アドバイスを書いていきます。

長かったですね。。。お疲れ様です。

 

せっかく勉強して実力をつけても、TOEIC本番当日でその力を100%発揮できなければ900点取得は難しいです。

 

この項では、試験当日に100%集中できるテクニックを紹介します。
ちょっと気をつければできることなので、是非実践してください。

 

勉強は朝がおすすめ

試験当日の行動とは少しズレますが、普段の勉強は朝がおすすめです。

朝は脳が一番活性化している時間帯なので、夜疲れた頭で勉強するよりも学習効果が高いです。

 

お仕事に行く前、少し早起きして1時間程度勉強しておくと、トータルの勉強期間も短くなります。

 

ちなみにこの理由から、TOEIC試験は午前受験のほうが良い結果が出やすいです。

個人差はありますけど

 

アンケートの事前チェック

TOEIC本番当日は、試験までなるべく頭を使わないでおきましょう。

 

人間は朝起きてから、何かを決断したり、頭を使う度に疲労が溜まっていき、集中力が減っていきます。

だから、TOEIC試験が始まるその瞬間までは、なるべく頭を使わないほうがいいです。

 

そのためにできることの一つとして、TOEIC解答用紙に記入するアンケートの事前チェックです。

TOEICを一度でも受験したことがあるならわかるでしょうが、TOEICの解答用紙には、学歴や海外の渡航経験などをマークするアンケートがあります。

 

これを毎回、律儀にマークしていると、少しだけ頭を使うことになります。

損した気分ですね。

 

『アンケートを正しく記入しないとスコアが出ない、、、』
なんてことはないでしょうが、記入しなかったことで何か問題があってもつまらないですよね。

 

私は、マークするべき番号、記号を予めメモしておきます。

そして、試験会場の座席に着いたら、何も考えずにメモしておいたものをそのままマークして、あとは試験が始まるまで目を閉じて頭を休めています。

 

よろしければ、今ここでそのメモを作ってみてはいかがですか?
一度作ってしまえば、その後の受験時に毎回流用できます。

 

かなり長いので、アンケートと選択肢はこの記事の下部にまとめておきます。

↑こちらを参考にして、事前メモを作っておいてください。

 

ちなみに、私の場合は
D A 50 15 E BAAAADA DDE
です。

これを毎回、何も考えずにマークしてあとは試験開始まで席で寝てます。グーグー…

 

TOEIC前日にできる準備

当日に頭を使わないという観点から、前日にできることは全て済ませておくといいです。

・当日着ていく服を決めておく。
・持ち物を全て用意しておく。
・試験会場までの順路。
・何時に家を出るかを決めておく。
・早めに寝る。

これを済ませておくだけで、当日かなりの余裕が生まれます。

 

試験にも集中できますよ。

 

本番当日の朝食で勝負をかけよう!

TOEIC試験は、集中力をいかに持続させるかの勝負でもあります。

そうなると、重要になってくるのが当日の朝食です。

 

朝食を正しく摂ることによって、200問全部解ききる力が備わりやすくなります。

脳の持続力ってやつです。

 

それに気づいてから、私が様々な朝食を試して、最適な朝食を探し出しましたので↓の記事にまとめておきました。

TOEIC試験前日に読んでみてください。

TOEICで集中力が落ちない!試験に最も適した朝食とは!?
TOEICといえば2時間もの間集中力をもたせなければいけないかなり厳しい試験。 リーディングの後半ともなると、実力の半分も発揮できないほどに集中力が落ちていて、結局最後まで問題を解き終えることができずに塗り絵して終了。 解いた問題も正解して...

 

試験前のアンケートの詳細

解答用紙A面には、
名前、受験番号、性別、生年月日をマーク、記入する欄があります。

アンケートはその後です。

まずは、

記入欄6番の団体コードですね。

これは、団体受験の方が記入する欄なので、該当する場合だけ記入してください。

そして、

記入欄7番に学校、学歴。

これは、そのままマークできます。
めんどくさいのはこのあとです。

記入欄8 専攻科目ですね。

Aが文系
Bが社会
Cが会計学
Dが科学
Eが保険、医療
Fが工学、建築
Gがその他、なし
です。

記入欄9-1 職業経歴です。

Aが常勤勤務
Bが非常勤勤務、アルバイト、科目等履修生
Cが無職
Dが学生

記入欄9-2ですが、1~50まであなたの勤務先の業種を答える欄があります。

いまここに、50個分の業種を書くのは流石に私も、読むあなたも大変だと思うので、省きます。
これに関しては、”受験のしおり”と照らし合わせて記入してください。
もし、めんどくさかったら、
50番:その他
をマークしておきましょう。

記入欄9-3 職種です。

これは1~16番まであります。
もはや、なんでもいいじゃんという気になってきますね。

私の場合は、15番:マーケティングが一番近いのでそれをマークしています。

記入欄9-4 役職です。

Aが役員、Bが部長、Cが課長、Dが係長、Eが一般社員、Fが派遣社員
です。

そして記入欄10-1 英語の学習期間です。

Aが4年以下、Bが4年~6年、Cが6年~10年、Dが10年以上

です。

記入欄10-2 言語能力のうち、もっとも重要視されているのはどれですか?

Aがリスニング、Bがリーディング、Cがスピーキング、Dがライティング、Eがリスニングとスピーキング
Fがリーディングとライティング、Gが全部

記入欄10-3 日常生活の上で、英語を使用する割合はどのくらいですか?

Aがなし、Bが1=10%、Cが11~20%、Dが21=50%、Eが51~100%

記入欄10-4 最も使用する言語能力はどれですか?

(記入欄10-2と同じ記載)

記入欄10-5 英語運用能力が低いことが、意思疎通をはかる際の障害になる頻度はどのくらい?

Aがほとんどない、Bがまれにある、Cが時々ある、Dが頻繁にある、Eがほとんどいつも

記入欄10-6 英語を主言語とする国に滞在したことはありますか?

Aがいいえ、Bが6ヶ月未満、Cが6~12ヶ月、Dが1~2年、Eが2年以上

記入欄10-7 英語を主言語とする国に滞在していた目的はなんですか?

Aが勉強のため、Bが英語学習のプログラムに参加するため、Cが旅行、Dが仕事、Eがその他

記入欄11-1 TOEICL&Rの今までの受験回数は?

Aが今回初めて、Bがこれまでに1回、Cがこれまでに2回、Dがこれまでに3回以上

記入欄11-2 TOEICL&Rを受験する理由はなんですか?

Aが就職活動のため、Bが昇進のため、Cが英語学習プログラムの結果を測るため、Dが今後の英語学習に役立てるため、Eが進学卒業に必要なため

記入欄11-3 過去にTOEICL&R IPテストを受験したことがあるかどうか?とその時期

Aが1が月以内、Bが1~6ヶ月以内、Cが6~12ヶ月以内、Dがそれ以上前、Eが受験したことがない

以上です。