教材の最終兵器!アルク TOEIC800点コース 使ってみた感想

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今回はアルクのTOEIC完全攻略800点コースを実際に使ってみた感想である。

このコース教材を監修した講師の先生も言っているが、TOEIC800点は小手先のテクニックだけでは取得できない領域になってくる。
少なくとも、TOEICパート2のアナウンスが全て完璧に聞き取れるレベルの英語力が必要になる。

簡単ではないが、継続学習さえできれば難しいわけでもない。
じっくり腰を据えた長期間の学習が必要になるが、

英語力の伸びしろが十分あるみなさんなら必ず到達できるスコア
それがTOEIC800点だ。

このコースはそんな人達を最も効率良くスコアを伸ばすことに特化した教材である。

こちらがアルク公式のリンク↓

アルク公式 TOEIC800点コース

800点コースの特徴

学習はみっちり週5日

週5日、1日50~60分。
5ヶ月で修了するよう設計されている。
800点を狙うともなるとこのくらいの準備が必要だ。

と言っても、予定によっては毎日必ず学習時間が取れるわけではないだろう。
そのため週の残りの2日は予備日となっている。
出来なかった分を週末にまとめてこなしてしまうのもOKだ。
気楽にいこう。

アナウンスは4カ国の英語

英語のアナウンスはTOEIC本番と同じ、
アメリカ カナダ イギリス オーストラリア
の4ヶ国語訛りが収録されている。
聞き取りやすさも本番と同じくらいなので練習にはぴったり。

この講座だけで完結

このコースを購読すれば、他の教材は一切必要ない。

「どの教材を買えばいいだろう?」と悩む時間を学習時間にまわせる。

一通りコースが修了した後も、他の教材は一切要らない。
というかむしろこの800点コースを隅々まで読んで復習して、理解すれば800点どころか900点も狙える。
そんな無駄を一切省いて作られた教材、それがアルクの教材だ。

アプリ版が便利

スマートフォンアプリを利用することでテキストや音声を予めスマホにダウンロードし、場所を選ばずに学習ができる。
長い出勤時間中に学習できる人にとっては最適な機能。
もちろんダウンロード無料。

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困ったらコーチに相談

受講中にもし、学習の意欲が沸かないとか、時間が思うようにとれないとか、不安や疑問に思うところがあれば、
あなたに付いてくれる学習コーチになんでも相談すればいい。
どんなことにも丁寧にアドバイスをしてくれる。

コースの教材構成

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コースガイド 1冊
テキストブック 5冊
テストブック 1冊
ワードブック&リーダーズ 1冊
マンスリーテスト4 1冊
ファイナルテスト 1冊
音声CD 15枚(CD版のみ)

の大量ボリューム

各冊子の簡単な説明

コースガイド

この800点コースでの学習の進め方、テストの提出方法などが書かれている。
一番始めに読むもの。内容が内容だけに20ページと薄い。

テキストブック

この800点コースのメインとなるテキスト。
これと音声を使って日々の学習を進めることになる。
1ヶ月で1冊を終えるように作られている。

テストブック

週ごとの小テスト、月毎の小テストが掲載されている。
確認テスト用の冊子。

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ワードブック&リーダーズ

テキストブックで使われたTOEIC頻出単語がまとめられた冊子。
単語を覚えるためのサブテキストとして使う。

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マンスリーテスト4

4ヶ月の学習を終えた後に受けるTOEIC形式200問の確認テスト。

ファイナルテスト

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全ての学習を終えた後に受ける最終テスト。
これを終えて結果を提出すると800点コースが全て修了する。

学習の進め方

800点コースは5ヶ月の学習期間で講座が修了するよう設計されていて、
大きく分けて
1~3ヶ月目、4ヶ月目、5ヶ月目
で学習する内容が3段階で変わって進んでいく。

1~3ヶ月目

テキストブック1~3を使ってTOEIC800点を取得するための基礎トレーニングを行うのが1~3ヶ月目だ。

各週の5日目にはウィークエンドテスト(確認のためのTOEIC形式のミニテスト16問)を行い、まだ理解のできていない部分を把握する。

また、各月の最終日にはマンスリーテスト(TOEIC形式のミニテスト 50問)を行う。
このマンスリーテストはWEB経由、もしくは郵送で提出する必要があり、採点されて本番の予想スコアも導き出してくれる。
余程の理由が無い限り、WEB経由での提出が楽ちんでおすすめ。

毎日の学習は必ずボキャブラリー練習から始まる。
その日のレッスンで使用する16単語を落ち着いたBGMと共に覚えることになる。
これから50分のレッスンに入るための良いウォーミングアップになる。

メインとなるレッスンはTOEIC形式での練習というよりは、TOEICを解くための訓練といった印象。
(と言っても使われるテーマはTOEICでよく出題される 会議、広告、商品の注文など)

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例えば、TOEICのリスニングセクションで出題されるようなアナウンスを聴いて、
そのセリフを自分で書き出すディクテーションの練習や、
長いアナウンスを聴いて、その要約を自分でまとめてみる練習などがある。
リスニングの練習にも、リーディングの練習にもなる。

どちらもノーヒントではなく、ある程度選択肢が絞られていたり、
穴埋め形式になっていたりするので難し過ぎるということはない。
丁度よい難易度の訓練といった印象。
(難しすぎると毎日の学習がイヤになってしまうので)

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とは言っても、やはり800点を目指すためのコース、
700点コースまでに比べると明らかに喋るスピードが早いし全体の文章量も長めのアナウンスになっている。
使われる単語も1~2段階難しいものになる。

TOEIC本番の200問はそれぞれ大きく分けて5段階の難易度に分けられる。(私個人の感覚)
800点クラスならレベル4といったところ。

つまり、このコースの練習問題はTOEIC本番で言うところのレベル4『800点の人なら正解しなければいけない問題』に焦点を当てて難易度調整がされている。

焦点は当たっていないが『800点を狙う人なら当然正解しなければいけない500~700点クラスの簡単な問題』の練習も包括していると言える。

…と、この800点コースのテキストを使ってみて感じた。

つまり一言で言うと800点を狙う人のためだけの「絶妙な難易度調整」ということだ。

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当然、その分解説も細かくしっかりとされている。
新しく出現した表現はもちろん、問題を解く際に注目すべきポイントを問題毎に細かく解説している。
何度も読めば必ず理解できるだろう。

●ウィークエンドテストについて
週5日目に待っているのはその週で学んだ内容の確認『ウィークエンドテスト』だ。
全16問のTOEIC形式の小テストで、理解度の確認の意味合いが強い。

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リスニング約5分、リーディング約5分、計10分が制限時間。
力を測るテストではないので、間違いを気にせず気楽に解答しよう。

ウィークエンドテストは提出の必要が無いので、テストブックに解答・解説が掲載されている。
解説を理解する時間を入れると大体50分ほどで全て終了する。
これで今週の学習は終了。お疲れ様でした。
今週がんばった分、週末は思いっきり息抜きしよう!

●マンスリーテストについて
毎月末に行う確認テスト。
その月に学習した内容の総まとめ的内容が問われる。
リスニング約12分、リーディング約18分、計50問 30分。

難易度はウィークエンドテストと同程度。
間違いを恐れずに気楽に取り組もう。
間違えた問題はその部分の理解が足りていないということ、間違えた問題こそスコアアップの鍵そのもの。

このマンスリーテストは提出の必要がある。WEB経由で簡単に提出できる。
提出すると解答・解説とTOEIC本番の予想スコア結果、あなたのためだけの学習のヒントを教えてくれる。

4ヶ月目

TOEIC本番で速く解く練習をするのが4ヶ月目。
当然、1~3ヶ月目の学習を終えた人向けの内容だ。
ここからは本格的なスコアアップ学習に入る。

テキストブック4を使って、リーディング、リスニング、それぞれ分けてTOEIC本番と同じ形式の問題を解いて理解していく。
月末にはマンスリーテスト(50問)も待っている。

1、3週目はリーディングに焦点を当てたリーディングスペシャルの週、
2、4週目はリスニングに焦点を当てたリスニングスペシャルの週

となる。

●リーディングスペシャル
速く読む、そのための的確な練習を細かく行うレッスンがこのリーディングスペシャル週。
速く読むために必要な、様々なテクニック、それらを身につけるための徹底的な練習がメインになる。

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設問で問われる必要な情報を速く的確に見つけ出す練習などは非常に効果的でスコアに直結しやすい。

そのための細かく詳しい解説がとても嬉しい。
ここまでレッスンをコツコツ進めてきた人なら、このテキスト4でみるみる英語力が伸びていくのが実感できるだろう。

TOEICパート7で出題される内容の文章を使って練習する。
なかなかやりごたえのある文章だ。

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●リスニングスペシャル
パート3、4と同じ形式のアナウンスを聴いて問題を解きながらレッスンを進めていく。

一回アナウンスを聞いただけで、話の要点を掴む練習が揃っている。
焦点を絞って聞き取る練習など、いろいろなアプローチの仕方での練習を繰り返し行い、リスニング力を鍛えていこう。

リーディングで鍛えた力はリスニングでも通用する。
英語を読みとることに慣れると、リスニングでも頭の中で英語が流れるように理解できるようになる。

5ヶ月目

テキストブック5を使って最後の総仕上げを行う。
前半2週間で様々なメディアの英語を理解するためのコツを学び、
後半2週間でTOEIC本番と同じ形式の問題を解く練習をする。

月末にはお馴染みのマンスリーテスト(50問)もあり。

●前半2週間
リーディングは
ニュース記事や広告記事を読んで自分で要約をまとめたり、正しい記述を選ぶ問題を解いてさらにスコアを上げる練習をする。
形式としてはPart7に近い。
1日に3記事(短めの記事2つと長めの記事1つ)を読む。

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↑同じ事柄を取り上げた2つの違う記事を読み比べることによって、表現の幅を広げる。
といった面白いアプローチなども見られる。

とにかくたくさんの良質な記事を読んで慣れることに特化している。

リスニングは
パート4に近い形式の練習問題に加えて、アナウンスを聞いて書き出すディクテーション練習も同時に行う。
全て書き出すわけではなく、穴埋め形式になっている。
正しく書き出せるまで何度も聞き直そう。

TOEIC本番で出題されるアナウンスよりも少しだけ難易度が高いように感じたが、
何度も聞き直すことによって、徐々に不鮮明だった部分が鮮明に理解できるようになっていき、
最終的には完全に聞き取れるようになっている。

とても良い練習になる絶妙な難易度設計の問題が揃っている。

●後半2週間
いよいよ最後の週。
実際のTOEICと同じ形式の問題を解いて総仕上げを行う。
今まで練習してきたことを全てこの2週間にぶつけよう。

リーディングはパート7のみ、リスニングはパート3、4のみに焦点を当てている。

それぞれ設問を解くための工夫、注意するポイントなどが惜しげなく紹介されている。
「ここまでのレッスンで英語力は十分付いたから、あとはTOEICの出題形式に慣れるだけでスコアは急上昇」
とでも言いたげなテキスト作成者の意図が伝わってくるようだ。

さて、本番の形式にも慣れて自信が付いた今がベストタイミング。
ここで実際の試験を受験しにいこう。

だいたいTOEIC試験は試験日の2ヶ月前から受験申し込みが始まっているので、この時期に合わせて予め申し込みを済ませておこう。
時間が空いてしまうほどカンを取り戻すのがめんどくさい。

ファイナルテスト

5ヶ月目までの学習が全て終わったら最終確認としてファイナルテスト(TOEIC形式の200問)を受けよう。
これも提出する必要があり、提出すると見事コース修了だ。

テキスト5が終わってからTOEIC本番までの繋ぎとして受けてみると良い。

それでは TOEIC本番、いってらっしゃーい!
お疲れ様でした!

この教材を使ううえでの私個人からのアドバイス

わからなくても心配しない

学習のし始めは音声もなかなか聞き取れないし、リーディングの記事も長くて理解できないだろう。
800点コースともなれば当然だ。

しかし、それでいいのだ。
わからなくても日々問題に取り組んでいくことで、後々になってしっかり理解できる力が備わってくるように作られている。

最初から100%理解しようとすると疲れたり、やる気が無くなってしまうので、
「あんまり理解できなかったけど、今日の分はしっかり終わらせたからOK!」

と気楽に考えて続けるのがベストだ。

このコースは、5ヶ月目でしっかりと確実に成果が得られるように出来ている。

1~3ヶ月目まではコツコツ

600点コースまではテキストが進むにつれて徐々に難易度が上がっていったが、
この800点コースは1~3ヶ月目はゆっくりとしか難易度は上がらない。

幅広い文法知識とボキャブラリー、出題傾向に慣れるための期間が最初の3ヶ月といった感触。
なので、最初の3ヶ月はあまり伸びが感じにくいだろう。

伸びるのは4ヶ月目以降、テキスト4に取り掛かった後だ。
テキスト4からは毎日のレッスンの傾向がガラッと変わり、TOEICスコア上昇に直結する学習内容となっていく。

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テキスト5になると更に本格的なトレーニングとなり、スコアを本気で上げにかかる。

このような段階を踏むからこそ、この800点コースは『学習の継続意欲』を促すような作り方なのだ。
3ヶ月は伸びが感じられにくいからこそ、学習意欲が続かなければ意味が無い。

3ヶ月頑張って辛抱した分、4、5ヶ月目で一気にレベルアップを実感しよう。

完璧じゃなくてもOK

この800点コーステキストの中には、私が見ても少し難しいと感じる部分や知らない単語が見られた。
つまり、このテキストを完璧にこなしたら900点を超えるくらいの実力が身についているはず。

800点台を狙うのであれば、このコースの出来は7割程度で十分だろう。
もしTOEIC本番までの間に時間と余裕があれば、これまでのレッスン中のわからなかった部分を徹底的に無くしてみよう。

本番ではもしかしたら800点台どころか、900点オーバーも十分あり得る。

800点コース 評価 感想まとめ

以上が『アルク TOEIC 800点コース』を使ってみた感想だ。

率直に言って「よく出来ている」の一言に尽きる。

このテキスト通りに進めればほぼ確実に800点台は取得できるだろう。

あとはやる気の問題なので、
もし、当記事を読んで少しでも興味を持っていただけたなら、
↑上のほうに貼ったリンクからアルク公式サイトでこの800点コースのページを見てみよう。

過去にこの教材を使った人の感想や、テキストの無料WEB体験版なども見られるのでおすすめだ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

おまけ ワードブック&リーダーズ

800点コースには『ワードブック&リーダーズ』というボキャブラリー強化用の冊子が付録的に付いている。

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テキストブックで出現した重要英単語だけを集めたものなので、スキマ時間を使ってボキャブラリーを増やそう。
もちろん音声も用意されているので、外出先や通勤途中の電車の中で聴くだけでも効果がある。