数年前、
「アルクのTOEIC通信講座ってどうなんだろう?」
と疑問に思ったのが始まり。
そこから一つ一つ講座を手にとって
つい先日、『超入門コース』から『900点コース』まで、
目標スコア別に100点刻みで6段階あるコース全てのレビューが完了した。
今回はアルクのTOEIC通信講座全てを終えた人間によるその評価 感想のまとめである。
TOEICの目標スコアになかなか届かない!
教材選びに悩んでいる!
そんな場合は必見である。

30歳から TOEIC300→900点まで 6年かけて伸ばしました。
リスニングは満点です。aki(漢)と申します
その姿は正直過ぎる努力の人 アルク
アルクは、、、、一言で言うと不器用で馬鹿正直な秀才さん。
違う言い方をすると、
今までがんばって継続してなんとか試行錯誤して英語を習得してきた全ての人たちの知識の集合体。
それをバカ正直に惜しげもなく提供している企業がアルク。
自社教材を売るためにもっと人の目を惹く謳い文句もあるだろう、もっと目立つ広告の出し方があるだろう。
なのにそれをせず、
『その方法では英語は伸びにくいから』とでも言わんばかりに【本当の】学習方法しか主張しない。
『これをやるだけで、楽に英語を習得できる!』
とか、よくありがちな営業姿勢と真っ向から勝負する。
そんな理念が感じられる。
具体的にアルクのどういう点が良い?
英語に正直なところ
『英語習得は継続学習を地道に続けることでのみ成し得ることができる』
それだけを聞くと「めんどくさい」とか、「自分には続けられなそう」と感じてしまう人が多いだろう。
それだけで他の教材を探しに行ってしまう人もいるだろう。
しかし、アルクは全ての通信講座でそう主張してきている。
私もそうして英語を習得してきたからわかる。
英語に限った話ではないが、このアルクの主張は唯一の真実だ。
30年以上の歴史で確立されたアルクの学習方法
地道な努力が大事とは言っても、間違った学習方法を続けていては効率が悪く、英語が伸びにくい。
伸びが実感出来なければモチベーションが低下し、学習を止めてしまう確率が高くなっていく。
アルクは30年以上に渡って日本人英語学習者のサポートをし続けている。
その長年の経験から、
「どのような手順で英語を学習すれば効率良く、途中で諦めずに英語を習得できるか」
を知っている。
そうして得た知識を、通信講座を通して受講者にわかりやすく解説し、効率の良い学習の方向に導いてくれる。
英語学習者のためだけのサポート体制
以上から分かる通り、アルクは英語学習者を会社をあげて支援したがっている。
「地球人ネットワークを創る」という企業理念からもそれを感じ取ることができる。
例えばアルクオンラインショップ公式ホームページを見てみると、これから英語学習を始めようとしている人達に対して様々な有益な情報を公開している。
もちろん、誰でも閲覧できるので、興味があれば後で確認することをおすすめする。
例えば
初心者にありがちな、
「単語、文法、リスニング、どれから始めればいいかわからない」
という疑問に丁寧に解説していたり、
どのような目的で英語を習得したいか、その人の目的別に何を重要視して学習を進めればいいか診断してくれる機能まである。
それでもまだ知りたいことがあれば、お問い合わせフォームから問い合わせれば何でも答えてくれる。
もちろん、講座購入者に限らず誰でも気軽に質問ができる。
「忙しくて1日のうちどの時間を英語学習に充てていいかわからないからアドバイスをください」
という質問にまでキチンと答えて、その人だけのスケジュールを組んだそうだ。なんというか「どれだけ英語学習者を支援したいんだこの会社は、、、」と唖然としてしまった。
ちなみに、講座受講者には更に丁寧な質問にまで答えてくれる特典がある。
全てのアルクのTOEIC対策講座には「なんでも聞いてください、なんでも答えます」と言わんばかりの学習コーチが付いてくれるのだ。
各レベル別 アルクTOEIC通信講座の特徴
次に各目標スコア別コース毎の特徴を一覧にして概要を紹介する。
まず、全てのコースに言えることは
『英語学習が難しいと感じても今は気にしないこと』
を念頭に進めて欲しいという点。
全てのコースは最短でも3ヶ月の修了を予定しているので、
今わからなくても、毎日学習をこなしていれば自分でも気づかないうちに自然とわかるようになっている。
以下のコースは全てそういうふうに設計されている。
アルクTOEIC 超入門コース
●対象
TOEICを受験したことがない人
英語の学習をこれから始める人
●学習期間
週4日、一日15分学習 3ヶ月で修了予定。
●概要
超入門なので、全く英語を知らない初心者にも分かりやすく文法を解説してくれている。
単語も基礎的なものから順番に覚えられる親切設計。
ゆっくり、しっかり英語を学んでいきましょう。

アルクTOEIC 500点コース
●対象
TOEIC 300~400点台の人
英語の基本的な文法を理解している人
●学習期間
週6日、一日20分~30分学習 3ヶ月で修了予定。
●概要
超入門コースと比べるといきなり難易度が上がる。
英語初心者だけれど、英語の簡単な文(I was reading a book. 等)の読み書きができるならこちらのコースがおすすめ。
スコア400前後の人を確実に100スコアアップさせるためだけの教材。
TOEIC本番を想定した、ところどころ解説されるワンポイントアドバイスが非常に役に立つ。
次なるステップに挑戦するならおすすめの教材の一つだ。

アルクTOEIC 600点コース
●対象
TOEIC 400~500点台の人
中級程度の英文法まで理解している人
●学習期間
週7日、一日50分~60分学習 3ヶ月で修了予定。
●概要
基本的な英文法を全て理解できたら、あと必要なのはTOEIC試験そのものに対する慣れ。
このコースではTOEIC試験の出題傾向とその対策をしっかり身につけてスコアを一気に上げることができる。
500点コースまでよりもTOEIC本番を想定した、本格的な学習内容になっている。

アルクTOEIC 700点コース
●対象
TOEIC 500~600点台の人
英文法はほとんど理解していて、かつTOEICの出題形式に慣れた人
●学習期間
週5日、一日40分~60分学習 4ヶ月で修了予定。
●概要
TOEICを解くテクニックだけでは取得できないスコア700点。
そのため、英語力も伸ばす必要がある。
このコースは英語で書かれた文章を英語のまま理解できるようにすることを目的の一つに据えている。
この700点以上を目指すうえでは欠かせない能力の一つだ。

アルクTOEIC 800点コース
●対象
TOEIC 600~700点台の人
中級英文法は全て理解していて、かつTOEICの出題形式に慣れた人
英語を日本語に訳さずに理解できる人、またはそれを目指す人
●学習期間
週5日、一日50分~60分学習 5ヶ月で修了予定。
●概要
800点を目指すとなると容易ではないことはご想像の通りである。
しかし、それを可能にしてくれるのがこの800点コース。
1~3ヶ月目と4~5ヶ月目で構成が大きく違う2部構成で、
前半は基礎知識練習編、後半はTOEICでその知識を発揮するための実践編となっている。
この段階を踏むことで、800点台を取得するための知識と自信をつけさせてくれる。

アルクTOEIC 900点コース
●対象
TOEIC 700~800点台の人
初級、中級英文法は全て理解していて、かつTOEICの出題形式に慣れた人
800点とは言わず、どうせなら目指すなら自分の限界にチャレンジしたい人
●学習期間
週5日、一日60分学習 6ヶ月で修了予定。
●概要
「900点を余裕で取得できる力をつける」
というテーマを掲げたコース。
900点を取得した後の、実際の英語を使った現場でのシチュエーションを想定した練習ができる。
内容も最早TOEIC形式の問題で練習するというものではない。
英語のアナウンス、英語の文章を読みながら、その中に含まれたヒントを少しずつ拾って書き留め、
与えられたタスクをこなしていくというクイズのような、パズルのような学習が大きな特徴。
TOEICの頂点を制するならTOEICという括りから脱しないといけないということなのだろう。
やってみると結構楽しかった。
TOEIC形式の学習ではないとは言え、使われる単語や文法はTOEIC頻出のそれなので、TOEICスコアはしっかり上がっていく。
ちなみに、毎週実施する小テストや、月末テストは本番と同じTOEIC形式なので安心していただきたい。

アルクの通信講座に共通して言える 良い点
この通信講座だけで完結
このコースを購読すれば、他の通信講座は一切必要ない。
「どの教材を買えばいいだろう?」と悩む時間を学習時間にまわせる。
コースが修了した直後にTOEIC受験日本番が来るように調整できる。
そんな無駄を一切省いて作られた教材、それがアルクの通信講座だ。
困ったらコーチに相談できる
受講中にもし、学習の意欲が沸かないとか、時間が思うようにとれないとか、不安や疑問に思うところがあれば、
あなたに付いてくれる学習コーチになんでも相談すればいい。
どんなことにも丁寧にアドバイスをしてくれる。
アナウンスは4カ国の英語
英語のアナウンスはTOEIC本番と同じ、
アメリカ カナダ イギリス オーストラリア
の4ヶ国語訛りが収録されている。
TOEIC教材の中にはアナウンスの訛りがひどくて聞き取りにくかったりすることがよくあるが、アルクのTOEIC通信講座のアナウンスは本番のアナウンスとほぼ同じ品質。
アプリ版が便利
最近追加されたアプリ版で外出先でも学習可能。
スマートフォンアプリを利用することでテキストや音声を予めスマホにダウンロードし、場所を選ばずに学習ができる。
長い出勤時間中に学習できるなら最適な機能。
もちろんダウンロード無料。
アルクの通信講座に共通して言える 悪い点
計画が長い
学習期間が最低でも3ヶ月、900点コースになると6ヶ月もの学習期間が必要になる。
確実に結果を出すための期間としては遥かに短い計画だとは思うが、学習の最初に
『~ヶ月かかります』
と言われると、結果を急ぐ人には向かないかもしれない。
じっくり腰を据えて計画に取り組めるならおすすめ。
ちなみに私は独学でTOEIC700点台から900点台に上がるまで1年6ヶ月かかった。
お値段が、、、
正直、最初は「値段が高い!」と思った。
きっと誰しも同じ感想を抱くだろう。
しかし、何かしらの教材をいろいろ購入していたら合計金額は結局上がっていくし、
なによりアルクの通信講座を全て受講した今は「妥当な金額、もしくはお得もあり得る!」
と思える内容であった。その価値は十分にある。
学習の自由度がない
この教材だけで目標スコア達成可能。
これは裏を返せば自分だけの学習方法で進めていくのが好きな人にとっては味気ないものに感じる要素だろう。
良くも悪くも『この教材だけで足ります』
アルクTOEIC通信講座 感想 評価 まとめ
以上が、アルクのTOEIC攻略コース全てレビューした総評である。
「教材をどれにしよう?」
と迷っている時間そのものが勿体無いことで、
すぐにでも正解の教材を手に入れて、迷っている時間を勉強に充てるのが一番の近道だ。
そしてアルクは間違いなくその正解のうちの一つだ。
あまり人の目を惹くキャッチフレーズでアピールすることはせず、
『本気で英語を習得したいならこの方法が一番です』
と自信を持って正直に主張を続けているアルク。
しかし、そういう理解されにくい姿勢を貫いている性格だからこそ、とても好感を持てる。
英語を!本気!で身につけたいのならばアルクは一番のおすすめの一つだ。
…褒め過ぎと感じただろうか?
今回は以上です。お疲れさまでした!
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Twitterでしか呟いていないマル秘攻略情報もあるので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
aki(漢)