まず最初に理解して欲しいことは
今回紹介するTOEIC教材、参考書はどれもこれも強くおすすめできるものだけです。
本気でTOEICを目指し、高スコアを取得すると決めたなら全て使って欲しいものだけを厳選した永久保存版です。

30歳から TOEIC300→900点まで 6年かけて伸ばしました。
リスニングは満点です。aki(漢)と申します
おすすめとは言っても比較対象が無いと伝わりにくいと思うので、『買って損したり、役に立たなかった教材』も同時に紹介していく。
今回はそんな内容でお届けしていくので、どうか最後までお付き合いいただきたい。
TOEIC高スコア取得のために知っておいて欲しいこと
TOEICのスコアを上げるために必要なことは大きく分けて2つある。
●文法の知識、ボキャブラリー、リスニング力、といった”英語力”を上げること。
●TOEICテストの出題傾向、形式に慣れることで効率的に問題を解く感覚を鍛えること。
この2つである。
ある程度の英語力を身に着けたら、あとはTOEICに対する慣れが重要。
慣れていくと共に英語力の底上げをしていく作業になる。
私の場合、自分の実力がどの程度なのか知るために、まず何の準備も無しにTOEICを受験してみた。
結果、300点台だった。。。。。
これは全問テキトーにマークしたスコアに毛が生えた程度のものである。
そんなスコアからTOEIC 900オーバー取得までに以下のような教材を使用した。
まずは、役に立ったおすすめの参考書から紹介していく。
TOEICで900取るまでに使った全おすすめ本 参考書 前半
Basic Grammar in use
おすすめ度:★★★★★
対象レベル:初級者
世界的な英文法書のベストセラー。シリーズ累計3000万冊!
しかし、なぜか日本ではあまり知られていない。
これ一冊でTOEICで使われる文法の殆どをカバーできる。
非常に優秀な英文法書で、海外の語学学校でも教材として使われているほど。
私達のような外国人英語学習者のために作られた英文法書のバイブル。
絶対おすすめだ。

私が使ったのは日本語に一部翻訳されているバージョン。
ちなみにこれは初級者用で、中級者用の intermediate編 まで学習すれば英文法はほぼ修了したと言ってもよい。
上級者用の advanced編には日本語版が存在しないし、そこまでやる必要はない。
TOEIC公式問題集
おすすめ度:★★★★★
対象レベル:全レベル
言わずと知れた公式本。これが無いとTOEICの勉強は何もできない。
どんなに優秀な教材を揃えたとしても、最終的にはこの本で実力を試したり、TOEICに慣れる練習をする必要がある。
2018年現在、新形式対応版5冊、旧形式版6冊が発刊されている。
購入するなら新しい順からにしよう。
※2018年10月に新形式版第4巻が発売されました。
ちなみに私は新しい順に8冊所持していて、
印刷がすり減るほど繰り返し何回も解いた。

TOEICの各問題がどんな難易度構成になっているのか分解して分析して記事にしましたので、興味がある場合はどうぞ。↓

アルク TOEIC直前の技術
おすすめ度:★★★★★
対象レベル:初級者
恐らく日本一英語学習に真剣な会社、アルクの教材である。
英語の学習というよりは、TOEICに対する慣れの部分の解説に特化していて、英語力と関係ない部分でスコアを底上げする技術、テクニックが多数紹介されている。
そのため、TOEIC初心者にほどその効果は大きい。
直前の技術というだけあって、本番前1週間あれば読み切れる内容。
絶対おすすめだ。

参考書 前半の紹介終了
さて、ここまでの三種類の参考書だけで、TOEIC攻略の下地は整えることができる。
なぜ参考書紹介を前後半に分けたかというと、後はひたすらにTOEICの問題に慣れながら英語力を上げる作業を行うだけだからである。
後半ではその作業に有効な参考書を紹介するが、必須という程ではなくある程度の選択の幅がある。
おすすめ本 参考書 後半
それでは後半の紹介を始める。
ここからはTOEICにおいて、特定の目的のために使用した参考書が中心になる。
読解特急 スピード強化編
おすすめ度:★★★★☆
対象レベル:初級者以上
名作、特急シリーズのスピード強化編。
そのまま、英文を読むスピードを上げたい場合に非常に効果的。
シングルパッセージの練習問題が30問分用意されていて、
ボリュームの割に値段がお手頃なのがよい。
英文を読むスピードが上がるということは、リスニングパート3、4での先読みのスピードも上がるということ。
総合的なスコアの向上が期待できる一冊。

読解特急5ダブルパッセージ編
おすすめ度:★★★★☆
対象レベル:TOEIC 500以上
名作、特急シリーズのDP編。
やはり読むスピードを上げるのに効果的。
上で紹介したスピード強化編のそのままダブルパッセージ編といった内容。
通勤中、ちょっとした空き時間を無駄にしたくない、社会人にうってつけの内容。
実際、私はこれらを使用して練習した結果、一ヶ月でスコアが30伸びた。

読解特急 上級編
おすすめ度:★★★★☆
対象レベル:TOEIC 700以上
名作、特急シリーズの上級編。
これだけは上で紹介した2つとは少し内容が異なる。
TOEICで出題される記事よりも少し難しい記事をすばやく読む練習をすることで、
TOEIC本番の記事を読みきるスタミナをつけることを目的としている。
記事は全部で20記事、各記事には5問の小問が用意されていて、内容を理解できているかの確認ができる。
名前の通り、上級者向けのレベル。
700点以上取れている人が更なる練習のために使用するレベルのもの。

TOEICにあまり役に立たなかった残念教材達
良い教材があれば、当然悪い教材もある。
ここ以降は私が実際に購入して、「買うんじゃなかった」と後悔した参考書、教材を挙げていく。
TOEICテスト完全教本 新形式問題対応
おすすめ度:★☆☆☆☆
対象レベル:TOEIC 600以上
新形式TOEICの出題傾向の解説と2回分の模試が掲載されているが、問題の質が最低レベル。
こんな問題は本番では絶対に出題されないと断言できる問題が多数掲載されている。
おまけに本のサイズが小さいので狭いスペースに無理やり設問を詰め込んでいる。
そのせいで本番なら3行の問題も4行、5行に細かく改行されていて
見にくい。読みづらい。改行が多い。最悪。
『ネイティブの英語講師が実際に新形式TOEICを受験して作った問題集』
というのがウリの本だが、
とにかく、とにかく問題の文章量が多く、ひねくれた問題も多い。
『ネイティブだからといってTOEICの研究をしている日本人には敵わない』
と思い知った一冊。
ネイティブは英語を話す専門家であって、TOEICの専門家ではない。
新TOEICテスト スーパーリアル模試1000問
おすすめ度:★★☆☆☆
対象レベル:TOEIC 500以上
本番のTOEICより若干難しいレベルの模試が5回分収録されている。
非常にコストパフォーマンスが良いが、それだけ。
問題の質もあまり良くはない。
これを解くくらいなら、TOEIC公式問題集を何度も繰り返して解いたほうがよい。
時間の無駄。
おすすめ参考書 教材のまとめ
以上が900取るまでに使用した参考書の全てだ。
市場には様々なTOEIC教材や通信講座が溢れかえっているが
まとめると非常にシンプルで、
●公式問題集
●アルクの教材
の3つを基本に据えれば良いということ。
それで間違いない。
あとは、自分の苦手分野を埋めるような練習ができる教材 参考書を使用して弱点を克服していけばスコアは効率的に上がっていく。
今回は以上です。お疲れさまでした!
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
aki(漢)
この情報が、あなたが目標TOEICスコアを達成することの参考に少しでもなれば幸いです。