どうも、aki(漢)です。
30歳から英語を始めて、
TOEIC300点から900点まで伸ばしました。
リスニングは満点です。
今回は、TOEIC part3 4を解く際の解き方のコツを攻略、解説していきます。
私が初めてリスニング満点を取った時に、実際に使っていた攻略法なので、
特に高い英語力は必要としません。
これを意識してTOEIC part3 4に臨めば、
問題が解きやすくなり、リスニングスコアがグッと上がりやすくなります。
TOEIC part3 4のアナウンスは、英語初心者から上級者まで、厄介に感じるものが多いですよね。
800点台を取れるような上級者でも、完全に聴き取るのは難しいです。
わざと早口で喋っているというよりは、元々の音声を1.2倍速で流しているような
無理矢理難易度を上げているような問題も多いですよね。
そんなひねり方をした問題に、正攻法で挑むことはありません。
テクニックを使って、セコく正解してしまいましょう。
TOEIC part3 4 は全部聴き取れなくても解ける
リスニングのスコアを上げるにはリスニング力、英語力を上げるしかないと思っているかたは多いと思いますが、
実はTOEIC part3 4って、聴き取りは完璧じゃなくても正解できちゃいます。
リスニングで初めて満点を取得した時、私の聴き取り能力は高いわけではありませんでした。
今でこそ全て聴き取れますが、
当時はアナウンス全体の約5割か6割程度しか理解できていませんでした。
にもかかわらず満点って意外ですよね。
TOEIC試験の問題part 1からpart 7全てに言えることですが、
正直に英語力だけを武器に解こうとすると、かなり高い英語力が求められます。
しかし、TOEIC試験は毎回同じようなパターンの問題の使いまわしで構成されている試験です。
つまり、いくつも問題を解いていれば、そのうちパターンを覚えて、問題の一部を読む、聴くだけで正解できるようになります。
私達日本人がTOEICで高スコアを取ろうとした場合、
英語力を上げるよりも、この”問題のパターン”を覚えてしまうほうがスコアの伸びが早いです。
もちろん、そのためには最低限の英語力は必要になります。
TOEIC part3 4 の解き方 コツ
では、具体的にどのように解けばよいかを解説します。
簡単に説明すると、
会話アナウンスが流れ始めたら、各設問の選択肢を見ながらアナウンスに集中する。
アナウンス中に聴こえた単語と、選択肢に含まれているキーワードが一致したら、その選択肢をマークする。
という手順です。
文字だけだとなんだか分かりづらいので、
例文を使って説明します。
※過去に私が作ったpart3の例文を引用します。
(M が男性、Wが女性の声とする)例:
M: Hi, Jen. It’s been a while. How have you been?W: I’ve been good. Now I’m working at the supermarket we always used when we were university students, and just promoted floor manager.
M: That’s great. I’ve been a little bit worried about you.
W: Why don’t I tell you my phone number? So we can keep in touch.
●Q: What does the woman offer to tell the man?
A. Phone number.
B. A schedule of an event.
C. A price.
D. Name of a company.
こんな問題が出題されたとして、
ほとんど内容が理解できなかったとします。
しかし、細かい内容は聴き取れなくても
ところどころ聴き取れる単語、キーワードはあるはずです。
上の例題で言うと、
実際に日本語でも聴き慣れたカタカナ英語なので、
これらは聴き取りやすいですね。
そして、選択肢の中に phone number という完全に一致したキーワードがある。
これだけを根拠にAをマークしていいです。
part3 4 の問題はこれだけでも半分以上が正解できます。
もちろん、正解はAです。
ちなみに選択肢の方では、キーワードが言い換えられている場合もあります。
guiter → an instrumentask my supervisor → contact a staff of her company
つまり、知っている単語が多いほど、なおかつその発音を理解しているほど
part3 4 は有利になるわけです。
このように、アナウンスに集中しながら選択肢をなぞるように見ることが重要です。
アナウンスが流れ始めたら、問題文は読まないでください。
キーワードを見つけるのに問題文に何が書いてあるかは関係ないですし、
そもそも読む余裕は無いと思います。
例外的な問題
ただし、このテクニックでは正解できない問題がpart3 4にはあります。
発言の意図を問う問題です。
”この彼のセリフは、どういう意味で言ったでしょうか?”
と問う問題ですね。
3つの設問のうち一つに、この種類のものが含まれている問題が毎回出題されます。
どんな問題か、心当たりがあるのではないでしょうか?
のように、問題文の中に””で囲まれた文が含まれているものがそれにあたるので、
見た目ですぐにわかります。
この種類の問題は上級者向けです。
会話の流れを理解していないと解けません。
なので、800点以上を目指している方以外は無理に解く必要ないです。
解き方のコツとしては、
この種類の問題は例外的に、
アナウンスが終わって、他の2問をマークしたあとに、初めて選択肢を読んで解く。
ということですね。
解くためには、会話の流れを理解し、
選択肢を一つ一つ読んで考える必要があるので、
アナウンス中にこの問題に取り組んでしまうと、
他の2問を解くためのキーワードを聴き逃してしまう危険性が高まってしまうからです。
難しいですよね。
これのせいで次の問題の先読みの時間も短くなってしまいますし
解くのは上級者になってからでいいです。
part3 4 先読みのコツ
TOEIC part3 4 を解くうえで欠かせないテクニックである”問題文の先読み”のコツについて解説します。
問題文の先読みとは、part3 4 を解くうえでほぼ必須のテクニックで、
問題のアナウンスが流れる前の数十秒間に、次の3つの設問の問題文を先に読んで、
次に流れるアナウンス中の、何を問われるのかを予め頭に入れて準備しておく。
というものです。
少し難しく、コツが必要ですが、
これを実施することで part3 4の正解率を格段に上げることができます。
先程解説した、part3 4解き方のコツと非常に相性の良いテクニックですね。
さて、先読みのコツですが、
2つあります。
先読みのコツ1つ目
一つは、
先読みの際に、問題文の主語の部分だけはしっかりと意識しておくこと。
です。
つまり、”誰が?”の部分ですね。
”この会社は最近どんな変化があったでしょう?”
や
”この男性は次に何をするつもりでしょう?”
のような設問はよく出題されますよね?
これらの
”この会社”
”この男性”
の部分を意識してアナウンスを聴いていれば、二人の話者のどちらのセリフに
問題を解くキーワードが含まれるかがわかります。
”この会社”だったら、会社に属している側の話者がキーワードを言うでしょう。
特に We から始まるセリフ中に言うと予想できます。
”この男性”だったら、男性側の話者がキーワードを言うでしょう。
(TOEIC part3 はほとんど男性と女性の会話で、同性同士の会話は殆ど無いですし)
恐らく、I から始まるセリフ中に言うと予想できます。
このように、ある程度どちらがキーワードを言うのか予想をしておくことで、
肝心なキーワードを聴き取る準備ができるようになります。
これを先読み中に済ませておくことで、とても有利に問題を解くことができるようになります。
いきなり実践してできるほど簡単なコツではありませんが、
何度も練習して、必ず習得しましょう。
先読みのコツ2つ目
さて、もう一つのコツですが、
先読みをする際には3問目から始めて2問目→1問目という順番で先読みしよう。
ということです。
理由は設問の1問目に備え易いからです。
パート3ではほとんどの場合、正しい選択肢を選ぶキーワードがアナウンスの会話内で1問目から順番に出現します。
つまり、1問目を解くキーワードが会話の冒頭で話され、2問目のキーワードは中盤、3問目を解くキーワードは会話の終盤で話されます。
この特徴は、初心者の方でも気づいているのではないでしょうか?
そこで、
先読みを3→1の順番にすることによって、1問目のヒントを聞き逃さない準備が即座に整うわけです。
これが1→3の順番だと、1→2→3→1 という順番で先読みしないと1問目の準備ができません。
つまり、3問目から先読みを始めることで無駄な時間を省くことができるのです。
解き方のコツを知っててもTOEIC part3 4 は難しい?
とは言っても、ある程度英語力が高い人じゃないと、
いずれにしろ難しくてテクニックを使っても解けないんじゃないか?
初心者には厳しいんじゃないか?
と思われる方もいるかもしれません。
当然、最低限、部分的に聴き取る能力と、キーとなる単語を知っているというボキャブラリーは必要です。
ですが、そのレベルには600点~700点のレベルで十分到達しています。
あとは、その重要なキーになる部分だけを聴き逃さないための練習、慣れが必要なだけです。
今回紹介したテクニックは、特別な攻略法であるとか、
試験の抜け穴を突いた裏技といったものではありません。
そもそも、新しい言語の理解というのは
こういった、言葉や会話の流れのパターンを覚えることと
文法などの言語そのものの理解、
その両方を覚えることによって深まっていくものです。
普段の我々の日本語での会話も、
会話の流れで、ある程度何を言いたいのかわかることって多いはずです。
例えば
その日、初めて出会った人は、口を開く前から
あなたに挨拶をしてくることはわかるはずですし、
例えば
声が小さくて滑舌が悪い人と食べ物の話をしていても、
「昨日」「焼き肉」「美味しかった」
という3つのキーワードさえ聴き取れれば、何を言ったのか察しはつきます。
このように、
慣れや経験から、会話を理解するということは
我々が日常、ごく自然にやっていることです。
つまり、
TOEICのスコアも例外ではなく、
あなたの英語力と試験の慣れとの掛け合わせによって算出されるものなのです。
たくさんTOEICの問題を解いて
英語力を上げながら、試験に慣れていきましょう。
TOEIC part3 4 解き方 コツ まとめ
以上が、TOEIC part3 4 解き方のまとめでした。
このように、
今回紹介した攻略法を意識して練習すれば、アナウンスを全部聴き取れなくてもほとんど正解可能です。
後は、ひたすら練習して慣れるだけです。
今回紹介した解き方のコツを練習したい場合は、
TOEIC学習用のスマホアプリ、今話題の【スタディサプリ ENGLISH】 がとてもおすすめです。
とにかく大量にパート3 4 の練習問題が用意されていますし、その問題のアナウンス音声を使ってシャドーイングとディクテーション練習が即座にできます。
とにかく数をこなしてpart3 4 のコツを練習した方がよいので、とても重宝します。
シンプルにおすすめです。
スタディサプリなら、講義動画などで解説もしっかりしているので、
今回の攻略法の練習をしながら、しっかりとリスニング力も鍛えられて一石二鳥です。
一日に10分程度、短い時間でも良いので、毎日練習しましょう。
数ヶ月後には必ず成果が出ます。
あなたの目標スコア達成をお祈りしています。
このブログでは、このようにTOEICに役立つ情報を発信していきます。
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aki(漢)