社会人の ゼロから始めるTOEIC
- 社会人だけど、TOEICをゼロから勉強したい
- 学生時代の英語に自信がないから、ちゃんと復習したい
- TOEIC初心者だけど、何から始めていいのかわからない
- 初心者からTOEIC900点までの勉強法を知りたい

ようこそいらっしゃいませ。aki(漢)と申します
学生時代は英語をサボって赤点ギリギリ
その後、30歳TOEIC300点から英語をやり直し、900点まで伸ばしました
リスニングは満点です
現在は、TOEIC満点を目指して勉強を継続しています
このブログは社会人のTOEICの悩みを ぜーんぶ解決します
社会人から英語を始めるのって勇気が要りますよね
学生時代は英語の教科書をただ進めていくだけで評価されました
でも、社会人のTOEICは違います
初心者~上級者までの英語スキルを『TOEIC』という1つのテストで測ろうというのですから、易しい~難しい問題がごちゃ混ぜです

リスニング?リーディング?英文法?単語?先読み?長文読解? …何がなんだかわからないですっ
要素が多すぎて、何をしたらいいのかわかりません
でも大丈夫です そんなふうに混乱するのはあなただけじゃありません
みんな同じ悩みを抱えています
私も30歳から必死に勉強法を考えて、なんとか英語を話せるまでには伸ばせました

遠回りもいっぱいしてきました…
『今からでも英語を身につけるぞ』と勇気をだした人のお役にたてるように
ゼロからTOEICを目指す、勇気ある方に役立つブログを目指していきます
このブログで得られること
- TOEICのスコアが上がる仕組みがわかる
- 正しい教材の選び方がわかるので、お金と時間の節約ができる
- 具体的な勉強法がわかるので、今日から勉強を始められる
結論を先に書いておきます
あなたの時間を無駄にしないためにも、この記事の結論を先に書いておきますね
土台となる基礎を飛ばして先に進むと、必ずあとでボロが出ますからね

基本を飛ばして学ぼうとすると結局、基礎に戻ってくるか、限界を感じて勉強をやめてしまうかどちらかになります
もしも初心者から「1~2ヶ月で700点や800点を取る方法」という情報をお求めなら
当ブログにその答えはありませんのでブラウザバック推奨です
※この記事は当ブログのTOPページなので、様々な英語のお悩みを解決する各記事へのリンクが貼ってあります
社会人から始める TOEIC ”学生とは戦略が違う”
学生の頃と比べると、20代以降は頭が固くなっていきます

新しいことを覚えるのが難しくなるんですよね
じゃあ、英語が苦手のまま社会人になったら TOEIC高得点を諦めるしかないのか?

もちろん、そんなことはありません
社会人なら社会人なりの戦い方があります
このブログにたどり着き、「今からでも遅くない!」とTOEICにチャレンジする姿勢は尊敬に値します
頭の柔らかさはないけど 経験がある!
学生には無い、社会人の強みは”経験”です
- 勉強して自分を高めることの重要性を、経験から知っている
- 正しい情報を見極めて、正しい判断ができる
- 学生よりも経済的に余裕があり、好きな教材を選べる
社会人ならではの経験 ”勉強の重要性を知っている”
勉強してスキルや知識を身につけること、とっても重要ですよね

人生の豊かさに直結します
例:TOEICスコア別の求人 時給の違い
900点 | 時給2550 円 |
800点 | 時給 2389 円 |
750点 | 時給1850 円 |
700点 | 時給 1838 円 |
600点 | 時給 1877 円 |
500点 | 時給 1725 円 |
↑600点以上を条件としているお仕事が圧倒的に多かったので、700点との逆転現象が起きていました

注目すべきは800点ラインですね。一気に時給が跳ね上がります
TOEIC900点だと、月給の手取りが約50万円ですか…派遣なので賞与は無いにせよ、なかなかの数字ですね
※数字でわかりやすく表現するために、あえて時給で調べました
経済的な余裕があるから ”自分に合った教材選びができる”
ある程度年齢を重ねると、『自分がどのような人間なのか』がわかってきます

これはとても大きな武器です
- どんなことに価値を感じるか
- どんな時にやる気が起きるのか
- どんな生活習慣なのか
完全にではなくとも、人生を振り返ってみると”自分の性格”が見えてきます
世の中にはTOEICの教材がたくさんあります

それら教材は、お値段も勉強方法の質も、多種多様です
その中から、自分に合った教材選びがしやすいのも社会人の大きな武器です

サギみたいな教材に騙されるのは注意してね
勉強時間がとれない? そこがTOEIC教材のおしごと
社会人には、もうひとつ大問題がありますね
”頭が固くなっていること” もう一つの欠点が…
”勉強時間が取りにくいこと”

これに悩む人は多いです
あらゆるTOEIC教材がこの問題に取り組んでいます
- いかにして、短い勉強時間でスコアを上げるか
- いかにして、スキマ時間の有効活用ができるサービスを提供するか
社会人のためのいろいろな教材に触れてきましたが、この2つの要素を無視した教材はありませんでした

なので、安心してほしいです
どの教材も、実績あるサービスを提供しています
あとは、”その教材が自分の性格や生活スタイルに合うか合わないか”を判断するだけ
ちなみに
私は”TOEIC独学”という勉強法を選んでしまいました
結果、900点を取るまでに6年かかりました
独学は、よほど時間に余裕がある場合以外はおすすめしません

独学でも、結局お金はかかっちゃいますから…
時間がかかる = TOEIC受験料が積み重なっていく
です
これに気づかずに独学を選んじゃう人、かなり多いです
※TOEIC一回の受験料は ¥7,810(2023年現在)です
社会人 ゼロからのTOIEC 勉強法
ここからは具体的なTOEICの勉強法、ゼロからの始め方を解説します
これを知っていれば、初心者からでも効果的な勉強ができます

どんなレベルの方にも、共通して知っておくべき知識から説明しますね
知っておいて欲しい TOEICの仕組み
TOEICのスコアはどのように上げていくのか?
まずはその仕組みを解説します

どういうことでしょう?
これだけではわかりにくいと思うので、例を出しますね
下の表は公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1のTEST1を私が独自に難易度分けした表です

TOEIC公式問題集を分析してみたものです
難易度が易しい順に★1~5の5段階で、問題数を数えてみました
★1が一番易しい問題
★5が一番難しい問題
全200問
★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Listening | 10 | 22 | 26 | 21 | 21 | 100問 |
Reading | 9 | 19 | 26 | 26 | 20 | 100問 |
LR合計 | 19 | 41 | 52 | 47 | 41 | 200問 |
例えば、TOEICで500点を取りたかったら
例:TOEIC500点が取れる正解率
- ★1~2の問題から80%くらいを正解して
- ★3~5の問題のうち、24問くらいを正解する
そうすると、正解数が全200問中の100問になって 見事500点が取れます

★3~5の問題は初心者にはほぼ解くことができません
塗り絵でマグレ正解するぶんを計算に入れています

もちろん、見た目だけではその問題の難しさはわかりません
解いて、初めてわかります
また、下の表はひとつひとつの問題別にコメントを添えたものです
例として、Part4から一部抜粋しました。参考にどうぞ
No 難易度 コメント 71 ★2 至るところにヒントがあるが、冒頭の home furnishings で判別できれば完璧 72 ★2 男性が address と2回言っていることから予想正解できる 73 ★3 tomorrow に言及しているセリフを注意して聴いていれば正解できる 74 ★1 森問題 全体にヒントがあるうえ、pharmacy と2回言っている 75 ★4 ran out が聴き取れないと正解できない 76 ★1 front desk が聴き取れれば予想正解できる 77 ★2 annual garden tour とハッキリ言っているので予想正解できる 78 ★3 web site に言及しているセリフを注意して聴いていれば正解できる 79 ★2 repair the fountain が聴き取れれば予想正解できる 80 ★2 restaurant が聴き取れれば予想正解できる 81 ★4 what problem ~?なので、I’m a bit concerned の後のセリフに集中していないと正解できない 82 ★5 アナウンスの最後のほうで事情を説明している部分が理解できないと正解は難しい 83 ★1 森問題 アナウンス全体で Ms.McLane と言っていることから誰かの紹介であることは明らか 84 ★4 economist, economic が聴き取れれば予想正解できる 85 ★5 given expert advice を聴き逃すと正解できない難問
200問を完全に掲載した表はこちらの記事を見てください→TOEIC公式問題集1の難易度評価表
つまり?

つまり…
例えばTOEIC500点を狙うのであれば、★3以上の内容を勉強する必要がないということです

★1~2レベルの基礎だけをしっかり勉強すれば、500点~600点は取れちゃうんですね

背伸びして難しい英語を勉強する必要がないんです
目標スコア別に必要な正解数の目安も書いておきます
★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 | 合計 | |
500点 | 10割(41問) | 7割(32問) | 3割(15問) | 2割5分(12問) | 100問 | |
600点 | 10割(41問) | 9割(40問) | 5割(26問) | 2割5分(12問) | 119問 | |
700点 | 10割(41問) | 9割(40問) | 7割(36問) | 4割(24問) | 141問 | |
800点 | 10割(41問) | 10割(47問) | 8割(41問) | 6割(24問) | 2割5分(4問) | 157問 |
900点 | 10割(41問) | 10割(47問) | 9割(46問) | 8割(32問) | 5割(10問) | 176問 |
スコアも正解数も、だいたいの目安として参考にしてください
※数値は全て私akiの独自調査です

↑例えば500点を取る場合、易しい問題から順に合計100問正解すればいいということ
つまりつまり?
つまり…
難易度の低い問題から確実にとれるようになっていくことが、正しいTOEICのスコアの上げ方ということ
初心者や中級者のうちから、最高難度★5の問題まで解こうと考えてはだめ
もちろん見ただけで問題の難しさはわからないが、そういうものだと頭で理解しておくことが大事

TOEICで「解答に迷ったら塗り絵してさっさと次にいったほうがいい」とよく言われるのはこれが理由です
※TOEICのスコアは10~990スコアで算出されます
ほとんど英語の知識が無い初心者の場合、大体200~350スコアが算出され、
全ての問題を塗り絵した場合、200前後のスコアになると言われています
まずやるべきこと 英語の基礎を知ろう
ゼロからTOEICを始める際に、具体的にどんな勉強をしていくべきかを書いていきます

当然、英語の基礎から始めることになりますね
※A~Zまでのアルファベットが書けることを前提として解説します
英語の基礎とは
英語の基礎は2つの要素があります
- 英文法
- 英単語
この2つです
この2つを軸に勉強を進めていき、少し慣れてきたらリスニングの練習も取り入れていくと良い流れになります
英文法の始め方
英文法に関しては、簡単な英文法書を一冊終わらせるといいです
私が知る中で、最もかんたんに英文法の基礎が学べる本は中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく(改訂版)です
イラストつきでわかりやすく基礎だけを学べます
このあたりですね
『中学英語を~』なら、1ヶ月もあれば基礎をマスターできます
『中学英語を~』を実際に使ってみたレビューを書きました
参考にしてみてください
英文法だけで超レベルアップできる本もあります
私が初心者のときに実際に使った英文法書『マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編) (Basic Grammar in Use)』もおすすめです
世界中で使われている本で、TOEIC600点程度までの文法が一冊で完璧に覚えられます

初心者のために、『難しい単語を知らなくても、英文法を覚えられる』というコンセプトで作られた名著です
ただし、やりごたえがあるので覚悟が必要です
ちなみにこのブログでも、基本の英文法の解説をしています↓
よかったら参考にどうぞ
英単語の始め方
英単語については、文法を勉強しながら並行して覚えるといいです
特にTOEICに特化した基本の単語を覚えるのがおすすめなので
銀のフレーズは
TOEICでよく使われる単語の中から、学生時代に見たことがあるような、易しい単語から徐々に覚えることができます
銀のフレーズはあくまで入門編なので、上級単語は載っていません
最終的に700点以上を狙っていきたい方は、TOEIC頻出単語が広く覚えられる金のフレーズのほうがコスパは良いです
英文法も英単語も、基礎がある程度理解できたらOKです
TOEICの問題に取り組み、実践練習で伸ばしていきましょう
POINT英語の基礎は英文法と英単語
完璧にせずとも、基礎中の基礎を覚えたらTOEIC中心の勉強にスイッチしていこう

あくまで目標はTOEIC!
基礎を覚えたら、次はTOEIC用の教材で慣れていくといいよ
リスニングの始め方
英文法と英単語をある程度覚えたら、TOEICの勉強をしながらリスニングにも慣れていくといいです
リスニングの勉強法も特別にまとめました

私がゼロからTOEICリスニング満点を取った方法をまとめてありますので、参考にしてください↓

100スコアずつ上げていくと、700点や800点が現実になる
英語の基礎が理解できたところで、TOEICのスコアの話に戻します
今現在のレベルから100スコアずつ上げていくことが、理想的なTOEICの勉強法です


初心者なら、まずは400~500点台を目指そう
- 400点台が取れたら、次は500点を目標に
- 500点台が取れたら、次は600点を目標に
早速 目標を決めて勉強を始めよう
まずは、500点を目指して勉強をスタートするのがおすすめです
目標スコアが低いうちは、勉強時間が短く済むからです
TOEICのスコア別の勉強時間の目安です。
出典:OXFORD UNIVERSITY PRESS, A Teacher's Guide to TOEIC
↑とくに600点~700点は、努力とコスパのバランスが良いです


割と楽に取れる & 評価もされる
TOEICの勉強法をネットで調べると、無数に情報が見つかりますが
基礎の重要性さえ知っていれば、どんなスコアも敵ではありません


TOEIC800点も、現実的なスコア
何を勉強したらいいかわからなくなったら、↓を参考にしてみてください
TOEIC初心者のための勉強法 | TOEIC500点を目指す勉強法 |
TOEIC600点を目指す勉強法 | TOEIC700点を目指す勉強法 |
TOEIC800点を目指す勉強法 | TOEIC900点を目指す勉強法 |
まずはTOEIC試験のことを もっと知りたい!
TOEIC試験の基礎知識やテスト前日の準備、初心者を助けるおすすめ教材など
初心者に役立つ情報をまとめました。参考にしてください↓


社会人は、通勤時間を活用したら勝ち!
社会人は、一日のどこを勉強時間にするかに一番悩みますよね?
ということで、通勤時間でできるオススメTOEIC勉強法だけをまとめました
参考にしてください
もしも 現在30歳以下なら、ワーホリ留学の最後のチャンス
留学を活用すれば、英語力ゼロからでも短期間でTOEICスコアを伸ばすことができます
私は、30歳でカナダに1年間ワーキングホリデーに行きました
自己紹介でも書いた通り、当時は英語力ゼロでした
『留学したから英語力が上がる』という単純なものではありませんが、『参考書で学んだ内容をすぐにアウトプットできる』という利点があります
何より、『自分を成長させることに全ての時間を費やしていい』
という、まるで学生時代の再来のような体験ができます
TOEICスコアも上がるし、一生に一度の貴重な体験ができるワーホリ
そんな選択肢もあるので、是非検討してみてください


心からオススメします
↓30歳から行くワーキングホリデーのメリットや大成功させる秘訣を、実体験をもとにまとめました

