- 英語が全く聴き取れない!何をしていいかわからない
- TOEIC高得点の人達が、どんな勉強をしてきたか知りたい
- TOEICリスニングが解けるようになりたい!
こんな悩み、わかります

私は、今でこそリスニング495点ですが
英語を始めた30歳当時は、全く聴き取れなくて140点。絶望してました
リスニングで点を取れないと、リーディングに負担がかかってしまい
TOEICスコアが思うように伸びません
「同じくリスニングで悩んでいる方に、苦手意識をなくしてもらいたい」
そんな思いでこの記事を書きます
この記事では、リスニングを確実に伸ばしていく方法を解説します
この記事を読めば
- 正しいリスニング勉強方法がわかります
- リスニングに希望を持てるようになります
その方法をシンプルに言うと…
リスニング勉強法において、『特に重要な部分』を徹底する
これがとても大事です
※即効果が出るような勉強法ではなく、地道にリスニングを伸ばしていく方法です
即効を期待している方はブラウザバック推奨
Part対策をしてスコアアップ!パート別勉強法
TOEICリスニングは、パートごとに求められるスキルが変わります
初心者は、パート1から順番に解けるようになっていくのがベスト
パート1で大事なこと 『名詞と動詞』
part1は名詞と動詞が聴き取れると正解できるパート
例:
- She’s folding a newspaper.
- A man is standing near a constraction site.
- One of the man is reading a brochure.
パート1でよく使われる動詞と名詞は限られているので、それら単語を覚えてしまえば楽ちん
あとは、練習問題を解くだけでスコアは上がっていく
ちなみに、単語帳は金のフレーズなどがオススメ
パート2を解くために『冒頭』だけは絶対!
part2は文頭だけでも聴き取るクセがついていれば6割解けるパート
例:
Where is my jacket?
→”場所”を応えている選択肢が正解
Who should I ask how to use the computer?
→”誰”を応えている選択肢が正解
これで6割は正解できます
残りの4割は、ちょっとひねった応答が正解になる、
『セリフ全体を理解しないと解けない高レベルな問題』です
例:
When is the festival held?
→”そこの掲示板に書いてあるよ”が正解
高レベル問題の対策は、TOEICの問題集などでパターンに慣れる勉強法がオススメ

他の2つの選択肢が明らかに間違いな、”消去法じゃないと解けない問題”もあります
パート3と4は難しい でも先読みを楽にすることはできる
TOEIC part3.4は、問題をたくさん解いて慣れることで解けるようになるパート
リスニング力がしっかり問われる難しいパートです
良質なTOEIC問題集で、繰り返し練習しましょう
先読み対策におすすめ
先読みしやすくなるテクニックとして
先読みを1つ目の設問だけに絞るという小ネタもあります
3つの設問全部を先読みすると難しすぎるので、1問目だけでも正解率を上げる作戦です
1問目の先読みができるようになったら、次は1問目と3問目の先読みに絞ります
各パート別の詳細は
TOEIC各パート別のコツ 解き方は↓の記事を参考にしてみてください
TOEIC 各パート毎の勉強法 コツ
Part1 のコツ勉強法 | Part2 のコツ勉強法 | Part3 4のコツ勉強法 |
Part5 のコツ勉強法 | Part6 のコツ勉強法 | Part7 のコツ勉強法 |
↑それぞれの攻略法記事に飛びます(パート1だけ準備中)
【これ絶対やって】 リスニング力を上げる 3つのコツ 対策
パート別のテクニックを駆使するのもよいですが、
ベースのリスニング力が上がれば、TOEICリスニング全体のスコアも安定して上がります
オススメしたい勉強法はたくさんありますが、その中から3つに厳選します

ここさえ気をつければ、しっかり伸びていきます
1:リスニングは”聴く”ことでしか伸びない 聴く順番も大事
日本人がいきなり英語を聴き取れるわけがないんです。そこからどうしていくかが大事
当たり前ですが、リスニングを伸ばしたいなら『聴く』ことが最優先
POINT
聴き取れない英語に出会ったらラッキー!
何度も繰り返し、理解できるまで集中して聴く
聴く→読む→聴く の繰り返しが力になる
『英語を繰り返し聴く練習』をする際のおすすめの手順です

私の経験上、最も効率よくリスニングが上がった方法です
↓こんな順序で練習するのがおすすめ
- まず、聴き取れるまで音声を繰り返し聴く(最大5回)
- その音声のスクリプトを読み、文字と意味を理解する(答え合わせ)
- もう一度、聴き取れるまで音声を聴く(最大5回)
『スクリプト』とは、英語を文字にしたものです

※最大5回としたのは、難しすぎる英語を後回しにするためです
5回でも聴き取れなかったら、今の時点では聴き取れません
もっと広い表現や単語を覚えてから再挑戦ですね
この練習で気をつけること
- 音声は、自分のレベルに合ったものを使う
- 文頭からピリオドまで、1文を一区切りとして繰り返す
- 集中して聴く
具体的にどんな音声がおすすめかは、『おすすめ教材 ツール』の項で紹介します

もしこれをやっていても聴き取れないのであれば、まだ量が足りません
その調子で毎日続けてください
TOEICが聴き取れないなら、TOEICのアナウンスをいっぱい聴くこと!
2:声に出す重要性!シャドーイングとリピーティング
発音するのを恥ずかしがってる場合じゃありません
声に出しての勉強は、リスニング勉強の効率を上げます
声に出すことで、英語の『語順』を頭の中で整理できるからです
英語の語順とは
I like you. 『主語+動詞+目的語』のような、英語ならではの語順のルールのことです
語順は、英語を聴き取るうえで重要です
TOEICのリスニングは回答時間が限られていて、長く考える余裕はありません
TOEICでは、英語を訳している時間の余裕がないんです
つまり、英語を聴いてそのまま意味を理解する必要がある

『そんなのどう練習すればいいの?』
おすすめの練習方法が『リピーティング』です
リピーティングとは、聴いた英語をそのまま自分で発音する練習方法です
シャドーイングとリピーティング
※しばしばシャドーイングと混同されることもありますが、『シャドーイング』は英語を聴き終わらずに、2~3秒あとを追うように並行して発音するハイレベルな方法
『リピーティング』は、英語を聴き終わったあとに自分でも発音する方法です。一文ずつ丁寧に行います
声に出して練習することで、英語の語順に慣れていきます
英語の語順に頭が慣れれば、リスニング力はアップします
基礎的な単語と文法を覚えたら、TOEICパート1のような簡単な文をリピーティング練習してみましょう
パート1は↑このように短い文だけで構成されているので、リピーティング練習しやすいです
たとえ声に出せない状況でも、頭のなかで発音しましょう

電車の中とか、外出先だと声は出せないですからね…
もう一つ、効果的な練習方法がありますが
長くなるので、この記事のおまけ部分で紹介しますね
3:海外ドラマや映画での勉強をナメてはいけない
海外ドラマや映画での英語勉強、やってます?
リスニングは、毎日継続することが最も重要です
堅苦しいTOEICの勉強以外に、雰囲気の違う勉強を取り入れるのは大事!
他のTOEIC高得点の方たちもオススメしてます
これに関してのTweetです↓とても多くの反響をいただきました
私はこれで、一気にリスニング初心者を脱出できました
TOEICの知識に直結はしませんが、物語と一緒に覚える英語は忘れにくいし継続しやすいです
↑特に『フレンズ』は英語学習の味方です。楽しいし勉強にもなる大人気ドラマです

おまけに、英語のレベルも易しい
英語字幕付きで見ることで、効果絶大なリスニング練習ができます
フレンズを英語字幕つきで学習する超リスニング勉強法をまとめました。参考にしてみてください
シャドーイングやリピーティング練習を海外ドラマでやるのも効果的
慣れないうちは、私のように『セリフを全部書き出す』なんて荒行をする必要はありません
シャドーイングやリピーティングを海外ドラマでやりましょう

発音がキレイになっていき、聴き取りもしやすくなります
※『フレンズ』を英語字幕付きで無料お試ししたいのなら、Huluがおすすめです
海外ドラマでの勉強は
- 積み重ねで、3ヶ月後から大きく効果が出やすい
- 勉強やる気でない日でも継続しやすい
リスニングセクションを解くコツ『どこに集中するべきか』
リスニングセクションはその名の通り、聴く試験です
- 表や問題文も読んで、
- アナウンスも聴いて、
- マークして、、
とあれもこれも同時にやろうとすると混乱してしまいます
割合としては、聴くことに7割、問題文や写真を見ることに2割5分、マークに5分、頭のリソースを割り振る感じで問題に向き合うといいですね

マークに5%も割くのは、マークミスに気を付けるためです
私はこんな当たり前のことに気づかなかったせいで、なかなかリスニング満点を取ることができませんでした

でも、気づいてからは伸びが早かったです!
以上とりあえず、3つのコツを紹介してみました
リスニングの勉強法は奥が深いです
この他にも様々なおすすめの方法がありますが、特に3つだけに絞って書きました

4つ以上書くと、長くて誰も読まないんです…
ここまで読んだあなた、それだけでスゴイです
続いては、『3つのコツを楽にする、便利ツールの使い方』です
ここまで理解してひとまず完結!
紹介した3つのコツ以外のリスニング勉強法は、記事後半に書きます
とても重要なことなので、最後まで読んでいってください
賢く使ってスコアアップ! おすすめツール 教材
教材も、使い方次第でリスニング勉強を大きく助けるツールになります
自分の性格や環境に合ったものを使うと、効率が爆上がりします

われわれ、使う側が賢くなろう
実は高スペック『スタディサプリ TOEIC』
こんな人におすすめ
- まとまった勉強時間が取れない人
- 高音質でリスニング練習したい人
有名すぎて見落としがちだけど、かなりハイスペックなTOEICアプリ
音質が良くてリスニング向きだし、操作性もバツグン
TOEIC勉強アプリというよりも、リスニング強化アプリとして賢く使おう
スマホアプリなので3分のスキマ時間があれば、いつでもどこでも勉強ができる
- リピーティング
- ディクテーション
- TOEIC問題の繰り返し練習
特にこれらの練習がやりやすいです
量も質も最高ランク
TOEICのリスニング問題を繰り返し練習したいなら、現状このアプリ以上のものは無いです

様々なTOEICアプリを比較した結論です
ディクテーション、リピーティング、シャドーイング練習がとてもお手軽にできます
欠点は、超初心者には向かないこと
このアプリだけではTOEIC勉強は完結しないので、賢く使って利点を引き出そう
特に、基礎英文法はスタディサプリだけでは物足りません
英語超初心者はまず、後述する『中学英語をひとつひとつわかりやすく』などの基礎文法書を一冊終わらせるのがオススメ
手軽さNo1.今すぐに勉強を始められる
スマホアプリなので、すぐに始められます
「じゃらん」や「HOT PEPPER」の”リクルートID”登録だけでOK
7日間お試し体験できるので、自分に合わなければ退会すれば無料

↑スタディサプリの利点を引き出す、おすすめの勉強法を解説しました
【スタディサプリ ENGLISH】

↑スタディサプリの公式リンクです
全ての機能が7日間無料です
英語字幕つき動画サービス『Hulu』
こんな人におすすめ
- 英語字幕つきの動画で勉強したい人
- TOEICの勉強以外でも、リスニング練習したい人
数少ない英語字幕つきの動画配信サービス


もちろん、日本語吹き替え、日本語字幕もあります
アマゾンプライム、Netflixに次いで、業界3位の大手
特に英語学習者に人気の動画サービスです
(※アマゾンプライムビデオに、英語字幕はありません)
NetFlixと悩むけど、Huluは無料体験期間があるから個人的におすすめ
人気海外ドラマ『フレンズ』が英語字幕つきで観られるのが嬉しい
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いちど無料体験をしてみるといいかも
欠点は、TOEICに直結しないこと
TOEICの勉強ではなく、広い英語知識をつけるためのツールです
海外ドラマ、特に『フレンズ』は楽しいし英語も難しくないのでオススメ
継続すれば、ネイティブの表現や発音が耳に定着していきます


個人的にはTOEIC用の勉強も、こういう娯楽としての勉強も
どちらも大事でした。フレンズなどで身につけた広い知識がなければ、リスニング満点は取れなかったです
Huluの使い方についてまとめました
参考にしてみてください
ハイレベルな練習なら『英語のハノン』
こんな人におすすめ
- 厳しくても、短期間でレベルアップしたい人
- 基礎的な英文法は理解できている人
英語の語順を頭に叩き込むのに最適な参考書
『声に出して繰り返し練習する』トレーニングがメイン
欠点は、練習が厳しすぎること
練習内容が難しいので、初心者が気楽に始めると心が折れるかも
でも、確実にリスニング力は上がります
覚悟ができている人向け
英語のハノンの詳しいレビューを書きました
ぜひ、参考にしてください
TOEIC公式問題集
こんな人におすすめ
- 全TOEIC受験者
- 本番の対策がしたい人
リスニング練習に使えるのはもちろん、TOEICの模擬試験もできます
TOEIC受験者なら、一冊は持っていなければいけないレベルで大事な情報が詰まっています
欠点もあります
公式問題集の解説は初心者にはわかりにくいです
公式問題集だけでTOEICの勉強ができるのは一部の上級者だけ
まずは、『自宅で模擬試験ができる』という利点を活用しましょう
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく
こんな人におすすめ
- 英語の超初心者
- 基礎英文法をしっかり覚え直したい人
2色刷りで見やすく、初心者に優しい文法書です
本のタイトルが示すとおり、中学で習う英語のやり直しができます
超初心者が、リスニング勉強を始める前に読んでおくのがオススメ
欠点は、特にないです
英語初心者が、基礎文法を身につけるための参考書です
これ一冊で、その役割は充分に果たせます
参考にしてください
地道に続ける人が勝つ! 基本的なリスニング勉強法


リスニングが伸びる基本的な仕組みを解説します
TOEICリスニングを上げるためには
- 文法と単語の知識を身につける
- 自分のレベルに合った英語を繰り返し聴く
シンプルに言うとこれをループするだけです
どういうこと?って感じですよね?詳しく解説します
リスニングには、英語を聴いて文字にする知識が必要
リスニング力は、単語と文法を知ったうえで英語を聴くと上がります
- 聴こえた音を文字にして、
- その文字の意味を理解する
これを頭の中で素早くやるのがリスニングです
例えば相手が 「あいらいくどっぐす」と発音したとします
あなたはこれを「I like dogs.」という文字にします


この時点でリスニングは成立していますね、その調子!
これって、あなたが
I と like と dogs という3つの単語の意味を知っていたからこそ、聴き取れたはずです
もしこれが、あなたの知らない単語と文法を使ったセリフだったらどうでしょう?


文字にすらできませんね
当然ですが、文法と単語を知っているだけでは英語は聴き取れません
聴き取るための繰り返し練習は、また別にやる必要があります
自分のレベルに合った英語を繰り返し聴く →リスニング力アップ!
文法と単語を覚えたら、次のステップは
英語を聴き取るための練習で、リスニング力を上げます


もう少し詳しく言うと、『聴いた英語を頭の中で文字にするための練習』です
これには
『自分のレベルに合った英語を繰り返し聴く』
これが効果的です
『自分のレベルに合った英語』というのは、知っている単語と文法の範囲内で7割くらい理解できるレベルです
セリフのスピードは始めはゆっくり、慣れてきたら徐々に速いもので練習します


再生ソフトで速度調節できると便利です
目安としては、
5回くらい聴き直して、なんとなく意味を理解できれば自分に合ったスピードと言えます
特にTOEICパート1は、初心者のリスニング練習にピッタリの難しさです
聴き取れるまで、繰り返し再生しましょう
つまり、リスニングってどうやって勉強すればいいの?
難しく解説しましたが、シンプルに言うと
『単語と文法も、リスニングに必須だから頑張ろう』
ということです
『発音されない音』も 文法を知っていれば聴き取れる
英語が聴き取れない原因の一つに”発音されていない音がある”というのがあります
この場合も、文法の知識で解決できます
●例えば
「Look at the picture…..」
というセリフ。
これはカタカナにすると
「ルッカッ ザ ピクチャー…..」
と発音されています
at のt が発音されていませんね
↑このように、英語では『消える音』が頻繁にあります
発音されてないのですから、耳では絶対に聴き取れません
でも、文法を知っていれば
消えている t も脳内で補間されて聴き取れるようになります


look at ~ (~に目を向ける)
という表現を知っていれば、無意識でも聴き取れます
発音されない音も、読み書きや文法知識があれば補間されるんです
【初級~上級】レベル別リスニング勉強法
ここまでで、リスニング勉強の大まかな流れを解説しました
次に、段階ごとの具体的な勉強法を解説します
初級編:まずは基礎の単語と英文法を覚える
単語に関してはTOEIC単語帳アプリや、金のフレーズ 、銀のフレーズなどで毎日覚えていきましょう
文法に関しては、中学程度の英文法を理解しましょう
品詞、比較級、最上級、依頼文、関係代名詞
↑これらを最低限覚えましょう
基礎英文法書が1冊あれば大丈夫です
これら基本の英文法を全て理解したら、次のステップに進みます
TOEICの問題に慣れていく→スコアアップ!
基礎の英文法を理解したら、TOEICの問題に挑みます
基礎を知ったうえでTOEIC問題を解くと、理解度が違います
ここからは、TOEICの問題をたくさん解いて理解を深めていく段階です
- TOEIC用の問題集を解く
- 解答・解説を読んで理解していく
この作業を繰り返していきます
TOEICスコアがみるみる上がっていく段階です


リスニングもリーディングも、平行して勉強していくといいです。リーディングの知識は、リスニングでも役立ちます
難しい問題は後回しでOK! 大事なのは集中すること
繰り返し聴いても理解できない問題は、後回しにして大丈夫
TOEICには、上級者向けの問題も混じっているからです


例えば公式問題集で練習していると、難しい問題が不意打ちのように出てきます
リスニングは、繰り返し集中して聴くことが重要です


難しい問題だとしても、耳に全神経を集中させて聴き取りましょう(最大5回まで)
『何度聴いても聴き取れない』となったら、解答のスクリプト(セリフを文字にしたもの)を見ます
結果的に聴き取れずにスクリプトを読むことになっても、しっかりあなたの力になっています
集中することが大事
↑TOEIC公式問題集のリスニング解答には、必ずスクリプトが載っています
TOEIC問題のクセを知れば、スコアはぐんぐん上がっていく
TOEICテストは、毎回似た問題の使いまわしです
いろいろなパターンの問題を解くことで、同じような問題への対策ができます


毎回、同じパターンの問題が出題される試験なので、勉強法は既に確立されているんです
TOEICの練習問題をたくさん解いていくことで、パターンに慣れていきましょう
慣れれば、それだけスコアが伸びやすくなります
これは、リーディングセクションでも同じです
「あ、このパターンね。だいたいこの辺に解答のヒントがあるはず、、、あった!」
ってなります
そのためのオススメ教材は、あとで紹介します
単語の暗記は続けよう
TOEIC用の単語も毎日覚えていきましょう
知っている単語が多ければ、それだけTOEIC問題が解きやすくなります
POINT!
中級、上級になっても覚えるべき単語は次々に出てくる!
新しい単語は、その都度覚えていくこと
ノートにまとめると、覚えやすい
新しく覚えた単語や表現は、ノートにまとめると頭に定着しやすいです
リスニング練習中に、多くの単語と出会うことになります
その都度意味を調べるのは重要なことですが、それをノートにまとめておくと更に良いです
↑私のノートです。この時は英単語を英語で覚えていました。負荷をかけた練習がしたいなら日本語で覚えるよりオススメ
ノートにまとめることで自分の頭の中で情報が整理されて、忘れにくくなります
あとで読み返すことで、自分用にカスタマイズされた最強の単語帳にもなります
結論:リスニングは 基礎文法を覚えて繰り返し聴く!これだけ
TOEICリスニングは
- まず単語、文法知識をつけてから
- 繰り返し英語を聴いて
- わからなかったらスクリプトを読んでまた聴く
この作業だけで上がっていきます
早速、おすすめした教材から一つ選んで始めてみてください
早く始めれば、それだけ早く結果が出ます
今回は以上です。お疲れさまでした!
Twitterでも情報更新してます。aki(漢)のついったー
Twitterでしか呟いていないマル秘攻略情報もあるので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。


※フォロワーさん 2800人 突破しました!ありがとうございます!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
aki(漢)
これだけは知っていて欲しい『リスニングは経験の積み重ね』
今から言うことはTOEICとは関係ない内容なので、次に読み飛ばしてもかまいません
リスニング力とは、様々な経験の積み重ねなんです
この記事では、初心者でも進めやすいように『絶対に間違いのないリスニング勉強法』を解説してきました
、、、が


一応、『英語を聴き取ることの本当の難しさ』にも触れておきます
『勉強してるのに、なかなか聴き取れるようにならない』と悩んだ時に、思い出して欲しいことです
過去の全ての英語体験によって決まるものです
- TOEICの勉強
- 洋画のセリフ
- 洋楽の歌詞
- 実際の英会話
など
『リスニングの勉強』に限らず、様々な経験の積み重ねが今のリスニング力を決めています
TOEICとは関係なくても、幅広い英語の体験をすることでリスニングのスコアは上がるということです


英語ってそういうものなので、すぐに結果が出なくても安心して続けてください
気長に、いろいろな体験をしましょう
おまけ:TOEICリスニングが伸びる仕組み
ここからは、具体的にTOEICスコアを上げるお話になります
まずはTOEICのリスニングスコアが伸びる仕組みを解説します
TOEIC200問には それぞれレベル設定がされている
まず知っておいて欲しいのは
『TOEICテストの200問はそれぞれ、難しい問題~易しい問題まで、レベル設定がされている』
ということです


どゆこと?
見た目ではわかりませんが、TOEICの設問一つ一つは難しさが違います


解いてみないとわからない
全200問のうちわけ例↓
500点レベルの人に正解して欲しい問題が40問くらい
600点レベルの人に正解して欲しい問題が50問くらい
700点レベルの人に正解して欲しい問題が50問くらい
800点レベルの人に正解して欲しい問題が40問くらい
900点レベルの人に正解して欲しい問題が20問くらい
合計で200問
↑TOEICの問題を作る人は、こんなふうにバランス良く200問を振り分けています


仮にぜーんぶが難しい問題だったら、上級者以外は300点くらいしか取れなくなっちゃうからね
例えば、TOEICで600点を取りたかったら…
500点レベルの設問40問と、600点レベルの設問50問、合わせて90問のうちほとんどを正解しないといけないということです
さらに塗り絵で運良く正解してしまう分を合わせて、だいたい600点台が取れる計算になります


塗り絵で正解する分も含めてのTOEICスコアです
TOEICでの塗り絵について
”TOEICは誤った回答では減点されませんので、答えに迷った場合でも、どれか一つにマークすることをお勧めします”


↑このセリフ、どこに書いてあったかわかりますか?
TOEIC試験受験日に誰しもが見ることになるあの”公式の受験のしおり”に書いてあるんです。


※塗り絵とは、わからない問題をてきとうに勘でマークすることです。
回答がマークシート方式のTOEICテストならではのテクニックです。
つまり、一歩一歩着実にレベルアップしていけばいい


いきなりレベルの高いリスニング勉強をする必要はないし、今聴き取れなくてもまったく問題ない
初心者向けの問題から解けるようにしていって、徐々に600点レベルの人が解ける問題→700点レベルの人が解ける問題→800点~→900点~
というふうに、解ける問題を少しずつ増やしていくことで、TOEICスコアが上がっていきます
これはリーディングでも同じ


焦らず、順番通りに勉強をしていくのが効率的
TOEIC200問中の、レベル別の設問数を数えてみたときの記事が↓これです
あとで参考にしてみてください


初心者が解くべきリスニングの問題ってどんなの?


で、基本ってどんなの?
基本的な易しいリスニングの問題がどのようなものか、例を書いておきます
易しい問題は特に、パート1と2の中に多いです


初心者は、まずこんな問題を解けるように頑張ろう!
たとえば…
TOEIC公式HP からサンプル問題のPart1 – No.1 とか
同ページのPart2 – No.7 とNo.8
これらが、一番易しくて基本的なリスニングの設問になります


↑リンク先はTOEICの公式ページです。サンプル問題が載っているので見てみてください。※音注意
初心者向けの基礎的な設問の特徴としては
- セリフが短い
- 使われている単語が簡単
- アナウンスを全て聴き取らなくても解ける
ちなみに、パート3と4には基礎の問題はほぼ無いので難しいです。
基本が聴き取れるようになると、次のレベルも徐々に聴き取れる


いきなりハイレベルなことをする意味はないです
以上が、リスニングスコアが上がっていく仕組みでした
おまけ:英語が聴き取れない原因3つ
・”音”と”意味”を一致させる練習で、リスニングスコアが上がる。
この項で理解してほしいのが、リスニングが聴き取れない3つの大きな原因です
ここを理解していれば、逆にその弱点を克服することで、正しいリスニングの勉強法が理解できます


TOEICの勉強は、弱点を無くしていく作業の繰り返しだからね
1. 単語とその発音を知らない
単語を知らなければ英語は理解できません


これは当然ですね。
そして『聴いて解く』のがリスニングですから、『その単語の発音』も知らないと解けないです
例えば
こんな簡単な文ですら、それぞれの単語の意味を知らなければ、ただの暗号か、意味がわからない文字列になっちゃいます
しかも単語の意味を知っていても、その発音も一緒に覚えていなければ聴き取れませんね


例えば今度、グーグルで『テーマ 英語』って調べて発音を聴いてみてください。あまりの違いに驚きますよ
2. 英文法の理解が不足している
単語とその発音を知っていても、聴き取れない部分が存在します
でもそれは、英文法を理解していると聴き取れるんです


どういうことでしょう?
たとえば
実際にはハッキリ発音していないので聴き取れない、小さい音ですね


ネイティブのセリフを聴いても、ちゃんと発音してないんですよこれらの音
これらの聴き取れない小さい音は、自分の脳内で補完することで聴き取れるようになります


↑これだけだと、まだちょっと意味が分かりづらいですね
例えば、
という質問に対して、あえてカタカナで
”アイファイン”
と発音して返したとしましょう
その場合、聴き取った側には
と聴き取れます


返した側はアイファインとしか言っていないにもかかわらずです。IのあとにMの音なんて入れていないのにです
それはつまり、
という文では動詞が抜けていますから、英文法のルールに反します
なので
として、初めて文法的に正しく、応答として成立します
このように、聴き取る側が文法を正しく理解していれば、実際には聴こえていないMを脳内で補完できるんです


これは文法を理解することでも、聴き取れるようになるというわかりやすい例えでした
基本的な英文法ってどんなの?
リスニングを聴き取るために大事なのことのひとつが、『基本的な英文法』であることをお伝えしました
基本的な英文法とは、過去形などの”時制”や、あとは”品詞”の理解のことです


とくに、形容詞と副詞の働きを理解していると、かなり英語の理解が進みます
品詞については、『各品詞の大事な特徴』を過去記事にまとめました。よかったら参考にしてみてください
基本的な英文法を勉強すると
リスニングスコアを上げるための、土台となる能力を鍛えることができます
場数を踏んで、慣れることでも聴き取れる
更にもう一つ、英語を聴き取るための条件があります


さっきの例をそのまま使うね
それは、聴いた側が
に対しては殆どの場合『
のどれかを返してくるはず。』という思い込みがあるということです


日本語で考えるとわかりやすいかもしれません
朝に誰かと出会った時は「おはようございます。今日はいい天気ですね」というのが一般的な挨拶のうちの一つですよね
例えば、これを崩して「おあざまーす。きょいーてぇきでぇふねぇ」
と言っても伝わりますよね?


もうおわかりですね?
つまりリスニングが聴き取れないのは、英文法の知識が足りていないのに加え、様々なフレーズも聴き慣れていないからなんです
一言で言うと、”場数が足りない”ということになります
3.音と意味が一致していない
ここまでで細かく2つ、英語が聴き取れない理由を書きましたが、結局はこの”音と意味が一致していない”に集約できます


でも、どちらも知っておいて欲しい大事なことだったんだよ
さて
TOEICのリスニングでスコアを取るためには、アナウンスを聴いて即座に解答しないといけません


つまり、英語を聴いたら即、その意味を理解できないといけなんです
例えば
という音を聴いたら、”私は一本のペンを所持している”という意味が即座に頭の中に思い浮かばないといけないということですね
その都度、英語を日本語に訳していてはTOEICリスニングのスコアは上がらないということです


それが難しいんですけどね。。。
とはいえ、いきなり一つのセンテンス(文頭からピリオドまでの文)全てを理解するのは難しいでしょう
なので、TOEICアナウンスの一部だけとか、単語一つだけでも、音と意味が一致するように、1つずつ丁寧に繰り返し聴いて、音と意味を一致させていく必要があります
おまけ:その他、いろいろなリスニング雑学まとめ
TOEICテストの基礎知識 各パートの特徴
もうご存知と思いますが、一応TOEICリスニングがどういうものか
概要を書いておきます
TOEICはリスニング100問、リーディング100問
それぞれ495点満点です
合わせて990点がTOEICの満点になります
TOEICのリスニングはpart1 からpart4 の4つのパートに分かれています
全4パート 合計100問
設問数 | 特徴 | |
---|---|---|
パート1 | 6問 | 写真を見て、それを適切に表現している選択肢を選ぶパート |
パート2 | 25問 | アナウンスを聴いて、適切な応答をしている選択肢を選ぶパート このパートだけ3択 |
パート3 | 39問 | 2~3人の会話を聞いて、その会話の内容に関する3つの設問に答えるパート。ここからは問題文の先読みが必要。表を参照する問題や、”これはどういう意味で言ったでしょう”問題が厄介 |
パート4 | 30問 | パート3とほぼ同じ解き方で解けるパート こちらは会話ではなく、話者が一人。例えば、留守番電話のメッセージとか、ラジオパーソナリティのトークとか。 |
TOEIC 各パート毎の勉強法 コツ
Part1 のコツ勉強法 | Part2 のコツ勉強法 | Part3 4のコツ勉強法 |
Part5 のコツ勉強法 | Part6 のコツ勉強法 | Part7 のコツ勉強法 |
↑それぞれの攻略法記事に飛びます(パート1だけ準備中)
TOEICの成功例 先輩の勉強法を参考にしよう
TOEIC高スコアを取った先輩たちの、実際の勉強法や対策を紹介します
手探りでの勉強なので、遠回りや無駄はあるけど、参考になるはずです
aki(漢) がやっていたリスニング勉強法 対策
私が初心者~TOEIC700点台までやっていたのは
- 基礎英文法を一通り覚える
- 易しい映画でディクテーションをする
- 海外ドラマを使ってシャドーイング練習
- ひたすら公式問題集を解く
700点~900点台(リスニング満点)までやっていたのは
- 英文を読むスピードを上げる練習
- 『フレンズ』を使ってシャドーイング練習
- 公式問題集をひたすら解く
もちろん、単語は習慣的に暗記していました


今思うと、シャドーイングではなくリピーティングをすれば良かったなと思います。シャドーイングは難しいので…
TOEIC受験者”あさひさん”のリスニング勉強法 対策
私のTwitterフォロワーあさひさんに、成功体験を伺いました
半年で、TOEIC400点レベル~760点まで伸ばした人です
- リスニングのための基礎知識をつける(発音されない音がある、、など)
- TOEICの問題をたくさん解く
- リーディングも含めてTOEIC問題に慣れる
- イギリス訛りの英語を聴き取る練習をする


お話を伺って感じたのは、『とにかく勉強量が多い!』でした
↑実際のTweet。おめでとうございます!
英語の語順の練習法
英語の語順に慣れるための練習法を紹介します
やり方を簡単に説明すると、
例えば、
という例文が参考書にあったとします
これを、あなた自身に置き換えて目的語を変えてみます。例えば私akiの場合、、、
となります
これと同じことをいろいろな例文で試してみてください


この練習は書くのではなく、声に出しましょう
英語脳をつくる練習になります
さて、あなたは朝食に何を食べますか?
英語で答えてみてください
このように、ちょっとずつ英文を変化させていく作業が効くんです
この練習をハードにしたものが、オススメ教材の項目で紹介した
『英語のハノン』での勉強です
その他に使えそうな例文をいくつか書いておきます
- 主語 + 動詞 + 目的語 → “I eat pizza.”
- 主語 + 動詞 + 副詞 + 目的語 → “I quickly eat pizza.”
- 主語 + 動詞 + 目的語 + 副詞句 → “I eat pizza for breakfast.”
- 主語 + 動詞 + 目的語 + 前置詞句 → “I eat pizza with a fork.”
- 副詞句 + 主語 + 動詞 + 目的語 → “For breakfast, I eat pizza.”
文法を学ばないまま、英会話だけを続けると…
この記事では、『リスニングのためには文法が必須』と解説してきました
でも、少しだけ例外を話します
『聴いた音を文字にする』という工程を挟まなくても単純な表現なら理解できるでしょう
…でもそれだけだと、文法や長い文章が理解できないままです
TOEICは正しい文法を問う試験です
文法を理解して長い文章が読めないと、リスニングもリーディングも伸びません
『英語が話せる = TOEIC高得点が取れる』 ではない
たまに、「英語で友達と話しているだけで英会話できるようになった」という人を見かけます
ですが、そういう人の書く文章は文法が間違っていることが多いです
↑カナダに20年以上住んでいる移民の方からのメールです
「単語も文法も勉強しないで生活してきた」と仰っていました
でも、これはTOEICとは別のお話なので今回は触れません
リスニングで満点を取りたい? 覚悟はいい?
ちなみに、あなたはリスニング満点を取りたいですか?
そこまでのレベルに達していない場合は、この項は読み飛ばしてください。


私がTOEICリスニングで、満点を取れるようになった勉強法を解説します。
リスニング400点レベルまでは、この記事で紹介してた勉強法で良いですが、その更に上のレベルを目指す場合は、負荷をかけた練習が必要になります。
単純に、TOEICのアナウンスを1.2~1.5倍速に調整してシャドーイング(リピーティング)練習をするだけです。
これをすることで、TOEICの受験会場の音響が悪くても、余裕を持ってリスニングを聴き取る力が鍛えられます。


リスニングセクションに慣れて余裕が出来れば、リーディングのために集中力が温存できるので、スコア全体に好影響があります。おすすめ!
使用するツールとしては、先ほど紹介した倍速再生アプリがあれば、公式問題集のアナウンスでもいいですし、【スタディサプリ ENGLISH】
リスニング満点の勉強法の詳細は↓の記事にまとめました。
チャレンジャーはどうぞ、読んでいってください。

