「英語耳を手に入れるにはどうすれば良いか?」
答えはシンプル「効果が感じられなくとも諦めないで毎日英語に触れること」これ以外の方法も、「こうすれば短期間で英語が聴き取れるようになる」なんてことも”絶対に無い”。
そして毎日練習していれば必ず英語が聴き取れるようになるし、喋れるようになる。始める年齢やタイミングは関係ない、保障する。

映画やドラマを勉強に取り入れて
英語力ゼロから TOEIC900点取りました、aki(漢)と申します
映画やドラマを英語で見るだけでリスニングが上達する。まずそれは本当か?という疑問があるかもしれないので先に答えておく。
本当だ。事実私はそうしてリスニング力を鍛えてきたし、その効果は本物である。TOEIC900点くらいなら素通りできるくらいになれる。
我々が子供の頃、TVで聞いたセリフや言い回しを耳で覚え、喋ることで日本語を覚えてきたのと同じだ。映画やドラマは最高の英語リスニング教材になる。
しかし、それだけではもったいない。きっとお金を出して見ることになる映画だろう。せっかくならその効果を最大限まで引き出したいと思うはず。
英語で映画やドラマを観る際、いくつかのテクニックを駆使することでその効果を何倍にもすることができる。今回、その方法を特別に紹介しようと思う。
簡単自己発音テスト
いきなりだが、あなたの英語の発音がどの程度しっかりできているかスマートフォンで簡単にテストできる方法を一つ紹介する。発音ができればリスニングもできる。
GOOGLEなどの音声認識検索を利用してスマートフォンに向かって実際に英語を喋ってみる。発音した英語がしっかり認識されればあなたの発音は正しいということになる。
例えばRとLの発音分けがしっかりできているかをテストしたい場合は
「My liver is not river.」(私の肝臓は川ではありません)とスマホに向かって喋ってみよう。意味はわからない文だがテストには最適だ。
とても難しいので今すぐに完璧にする必要はない。あくまで発音の確認方法として使うと良い。
※検索や本体の設定言語を英語にしておくのを忘れずに。
さて、あなたは英語の勉強を楽しんでいるだろうか?私は英会話初心者の時から英語の勉強がもっと楽しくならないだろうか…と思っていた。
発音に関する記事全3回のうち2回目の今回は、いかにして毎日英語の練習を継続させるか。そしていかに映画やドラマで英語リスニング力を上達させるか。そのコツを紹介する。
先日、検索エンジンで英語の発音について検索してみた。すると、いろいろな発音のアドバイスや、練習法が解説されているページ、さらに発音矯正教材の情報が結果として表示された。
これらを継続して練習すれば発音、リスニングがうまくなるかもしれない。だがそれらには私が実際に英語を習得した上で一番大事な要素が抜けていた。
ということで今回は前回の発音の基礎の続き、英語発音とリスニングのコツ全3回の第2回目。英語耳を手に入れた過程で私が実際に実行した最も効率の良い勉強法を説明していこうと思う。この方法は「時間がかかってもいいから確実にリスニング能力を身に付けて、将来的にTOEICに臨んで行きたい」という人に向いている。
本気で英語耳を養いたいのであれば、時間をかけて毎日楽しく英語に触れることが重要だ。すぐに飽きてしまう退屈な勉強法とは今日でお別れにしよう。
リスニングの勉強はレベルに合わせて3段階!
リスニングの勉強をする場合、まず大事なのは今の自分の英語レベルに合った勉強法で練習すること。
大きく分けて3段階のレベルの勉強法でステップアップしていくと良い。
リスニング勉強法レベル1 字幕を見ながら
初心者は英語字幕を表示させながら簡単な映画を見ることから始めよう。
いきなり英語だけを聞いて映画を観てもさっぱり理解できないうえに、面白くない。特に一度日本語で観ていて内容がわかっている作品で勉強すると良い。いくつかのセリフの意味がわからなくても全体の流れに追いていかれることがなくなる。
ジブリやディズニー作品なら難易度も丁度よく、多くの人に馴染みがあるのではないだろうか。北米版のジブリ作品はネット通販で簡単に手に入る。基本的に英語字幕表示可能で、更に日本語吹き替え音声にも切り替え可能なのでお得。ディズニー作品ならブルーレイでも動画配信サービスでも簡単に視聴できる。
ただ、初めて観る作品を初回から字幕で見るのはやはりあまりおすすめできない。字幕を読むことに集中してしまい、結局セリフを聞いていないという状態になり易い。
英語を聞くことになんとなく慣れたら早々にレベル2に進んで欲しい。
リスニング勉強法レベル2 シャドーイング
このレベルが一番長く滞在することになるだろう最も大事な段階だ。
簡単なセリフがある程度聞き取れるようになったら初心者は卒業してさっさとこのステップに進んでしまおう。
シャドーイング勉強法とは、聞こえた英語を聞こえたまま追いかけるように即座に口に出して発音する非常に効果の高い勉強法だ。
間違えても飛び飛びになってしまっても良いから、できるだけ聞こえたまま発音するように心がけるのがコツ。

このシャドーイング勉強法だが、映画を使って行うと約2時間もかかってしまい疲れてしまう。1話30分前後の海外ドラマのほうが遥かに練習には向く。
で、実際のやリ方だが、同じチャプターを3日かけて3回観る方法が効果が高かったのでおすすめ。
1日目、字幕を一切表示させずに1話(チャプター)分シャドーイングする。
セリフを言う人物の口元の動きを注視しているとやりやすい。聞き取れなくても気にしない、できる範囲で発音する。イヤフォンやヘッドフォンを着けて、できれば部屋で一人で行おう。
2日目、同じチャプターを今度は英語字幕を表示させてシャドーイングする。
一回目ではわからなかった単語や表現、文法はここで全て徹底的に確認する。
3日目、一日目と同様字幕を表示させずにシャドーイングする。
1回目ではわからなかった、または聞き取れなかった部分が当然(全てではないにしろ)聞き取れるようになっている。これが実はとても重要なことで、一回目でわからなかった、聞き取れなかった部分というのは、調べ直した際に非常に印象に残る。
こうして覚えた単語、文法というのは忘れることが少なく身に付きやすいのだ。
しかも、ドラマの中の1シーンで発せられたセリフなので、どんなシチュエーションで使う表現なのかも一緒に理解できる。
ただ単語帳で覚える暗記などとは違い、単語、表現の細かいニュアンスの違いが理解できるのだ。
3回観たら翌日は次のチャプターに進もう。
このサイクルを繰り返していると、チャプターが進む毎にあなたの英語力が少しずつ確実に上がっていくのが実感できるだろう。
リスニング勉強法レベル3 ディクテーション
リスニングの勉強法として最終的に行き着くのはこの段階。ディクテーション(聞いた英語を書き出し)である。
この勉強法こそ本当におすすめしたいものであり、レベル1、2に比べて遥かに効果が高い。TOEICのリスニングで8割正解できるようになったらこのレベルに手をつけて良いだろう。
そのやり方だが、まずはいつも通り好きな映画、もしくはドラマを選ぶ。
次にその作品のセリフを聞きながら全てノートに書き出す。(パソコンやスマホのメモ帳などでも良い)
聞き取れなかった部分は最大5回を上限に聞きなおす。それ以上は何度聞いてもその段階では聞き取れないので次のセリフに進む。
一区切りついたら英語字幕を表示させて、先ほど書き出したものを見て答え合わせをする。
これの繰り返しである。(1つのシーンを何度も繰り返し見ることになるので、ブルーレイでの再生よりも動画サイトのストリーミング再生のほうが向いている。)
慣れないうちはドラマ1話分書き出すだけでも相当な時間がかかるので、頭が疲れてきたら続きは次の日にしよう。
一日にたくさんやれば上達するというわけではない。毎日続けることで脳が徐々に英語に慣れていくので睡眠はしっかりとること!
上記の勉強法で映画1本、もしくはドラマ数話分の書き出しが終わったとする。当然セリフを聞けば何を喋っているのかが理解できるようになっている。さて、実はこの状態がとても素晴らしい状態で、リスニングを伸ばす最終段階に進むことができる。
読書しながら、料理しながら、パソコン作業しながら、ゲームしながら、、、なんでもいいので書き出しが終わった作品をラジオ感覚で流しておこう。
これだけでリスニングの練習になってしまうようになる。きっと実際に体験した人でないと詳しくはわからない感覚だろうが、セリフがわかっている状態で映画やドラマの音声を聞いていると、英語がスルスルと頭に流れ込んでくるようになる。
よく「聞き流すだけで英語が上達」という謳い文句を聞くが、それはこの状態になって初めて可能になるのだ。
つまり、作中のセリフが全て自分の頭に入っている作品の数をこうやってどんどん増やしていくことがリスニング勉強法の最終目的になる。
これによって何が起きるかというと
“リスニング力を上げつつ、ネイティブと同じ表現が可能になっていく”。
ネイティブが喋る英語をそのまま覚えていくのだから当然である。
こうして自然な英語のレパートリーを徐々に増やしていくことで、日本人特有のカタイ英語を流暢な英語に変えていくことができる。
じゃあ映画やドラマに英語字幕は必須なの?
はい、英語字幕が無ければ何も始まりません。
大事なのは”何を言っているのかわかったうえでリスニングする”こと。
そうでなければ練習にはならない。
でも英語字幕付きの映画やドラマを視聴するのは現在非常に簡単だ。ブルーレイなら間違いなく複数言語の字幕に対応しているので問題ない。
それと、既に利用している人も多いだろうが、現在主流になりつつある動画配信サービスのいくつかも英語字幕に対応しているので是非活用しよう。
お気に入りの映画を何度も見て練習するつもりならブルーレイ。
1話あたりの時間が20分程度と丁度よい海外ドラマシリーズで練習したいなら動画配信サービスがおすすめ。
おすすめ 動画配信サービスの比較
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無料体験 | 英語字幕 | 料金 | 備考 | |
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確認してみると、英語字幕対応はHuluとNetflixとディズニープラスの3つのみ。その他のサービスでは英語字幕表示に対応していなかった。
※また、作品によっては日本語字幕のみで英語字幕に対応していないものもある。
やはり、実際に無料登録して確認してみることをおすすめする。
さて、あなたはどんな作品で英語を勉強したいだろうか?
一度それぞれのサイトで配信している作品を調べて比べてみるといい。

上記全ての無料期間を体験すれば3ヶ月以上映画や海外ドラマが見放題になる。(おまけに日本の最新作も)
無料期間終了前日にスマホのアラームなどをセットしておけば解約手続きを忘れる心配もない。
まずは一つお試し登録してみてはどうだろうか?何か発見があるかもしれない。
体験だけならタダだから、比べてみて好きなほうを残して自分に合わないほうを無料期間中に退会すればいい。使い勝手が自分に合うかどうかも重要だ。
英語学習は本来、楽しいもの
あなたはどのような理由で英語を勉強しているだろうか?TOEICで高いスコアを狙いたいから。仕事で必要になるから。海外に行く予定があるから。世界に飛び出したいから。どれも正当な理由だ。では、それらを求めていった先にあるものはなんだろうか?
もちろん、実際に外国人と英語で会話することである。
異文化を知ることはとても良い刺激になる。英語が話せなかった時には想像もできなかった世界を知ることができる。海外の方が言っていることを理解し、自分の意見を英語で言い会話する。とても楽しいことだ。なりより、英語を話せるようになり成長した自分に気づけた瞬間は嬉しいものだ。英語学習の末にはこのような喜びや楽しみが必ず待っている。
リスニング練習を退屈にしてしまうのは勿体無い!
以前の記事で紹介した文法の勉強、英作文の練習法 どちらも退屈で理詰めの勉強法である。ではどこで自分の英語力の成長とその楽しさを感じられるか、それは英語を聞き取れるようになったときだろう。
そうなると嬉しい、楽しいのだ。そしてその可能性はリスニング、発音の勉強法にある。唯一楽しいはずのリスニング練習まで退屈な教材を使うなんてもったいないことこの上ない。
映画やドラマで勉強! リスニング練習法
発音についていろいろと書いてきたが、お待たせしました。ここからが今回私が一番おすすめしたい内容になる。前回説明した発音のコツは理屈で理解してもいきなり上手に発音するなんて無理だろう、最初はできなくて当然。練習を繰り返して上達させるのが自然な流れである。以下は実践で英語を矯正する練習法だ。
好きな映画やドラマで行う シャドーイング勉強法
シャドーイングとは「耳で聞こえた音をそのまま即座に発音する練習法」で、英語のリスニング 発音練習法として利用されている。
これだけでも十分リスニングと発音は上達する。だが、私はこれに「自分の好きな映画 ドラマ アニメを教材にして練習する」という条件を必須要素として付け加えたい。理由としては二つ
・好きなドラマなので毎日楽しみながら継続できる。
なにしろ映画、ドラマなのでプロの役者が感情と動きを織り混ぜて役を演じている。これは普通に売られているリスニング教材に決定的に欠けている要素である。日常系のホームドラマなら特に良い。普段私たちに起こり得る日常的なシチュエーションでのリアクションや自然な表現法が練習できるからだ。更に、場の空気に影響する独特の会話の間、さらに表情や口の動きなど、会話に必要なあらゆる要素をそっくりそのまま鑑賞しながら学べる。
感情のこもったセリフや観ていて楽しい設定は映画ならではの魅力である。
私たちが幼少期、両親が話す日本語をそのまま真似て言葉を覚えてきたように、英会話習得も最初は真似から始めるのが自然な流れだ。
ドラマや映画は観る人を楽しませるという目的で製作されている。もちろん内容が理解できてこそだが、毎日続けていると最初はほとんど理解できなかったセリフが徐々に理解できるようになる。
そうなると本来の映画の楽しさに加えて「聞き取れるようになった」という嬉しさが発音練習をより一層捗らせるだろう。少しずつでも毎日続けることが英語学習には一番大事な要素なのだ。
英語初心者のうちはハードルを下げて
英語勉強法のまとめ記事にも書いたが、シャドーイングは英語初心者にはちょっとだけ難しい。練習を始めたばかりの頃は例え観たことがある映画だとしても何を言っているのか全く聞き取れないだろう。
ましてや発音も同時になんて舌が追いつかなくなり易い。なので、初心者のうちは自分でも無理なく練習できるようにレベルを下げよう。
具体的には「声を出さずに口パクだけで練習する」「自分に歳が近い好きなキャラを一人決めて、そのキャラのセリフだけシャドーイングする」という練習法だ。
使用する教材も難しすぎてはいけない。海外のホームドラマなら難しい単語はあまり登場せず、ハッキリと発音してくれるのでオススメだ。
有名なのは「フレンズ」。リスニング教材として誰もが一度は観るドラマではないだろうか。ブルーレイなら英語字幕も表示可能なので、上記練習法を行うには最適な教材だ。正直このドラマだけで、TOEICのリスニングはほぼ満点を狙える。

テクニックその2 ディクテーション
シャドーイングである程度会話が聞き取れるようになってきたら、次に行うべき練習はディクテーションである。
ディクテーションとは聞こえてきた英語のセリフをそっくりそのまま書き出す練習法だ。
手順としては、1つのセンテンスが聴こえたら映画を一時停止して聞こえたまま紙に書く。もう一度聴いて合っているか確認する。
の繰り返しだ。わからない単語や表現が多数出てくるはずなので、その都度辞書やネットで調べる。
これを1作品やり終える頃には英語レベルが格段に上がっていることに驚くはずだ。
20分ドラマなら楽ちんだが、2時間の映画一本となると非常に時間がかかるので、数日に分けて終わらせよう。
大事なのは毎日少しずつでも継続させることだ。
繰り返しになるが、上達のコツは何度も繰り返し同じ映画を見ることだ。アマゾンプライムなら見放題なのでリスニング練習に向いている。(洋書も読めるし)
スマホやタブレットでも見られるのでリスニング練習には最適だ。
二回目、三回目と見ていくことで理解が深まっていき、新たな単語も覚えることで総合的な英語力も伸びていく。
英語耳に最適!日本のアニメ文化
もしあなたが日本のアニメが好きならラッキーだ。興味が無い方でもちょっと耳を傾けて欲しい。
ご存知の通り日本のアニメ文化は世界中で人気を集めている。日本の人気アニメの多くは海外で英語吹き替えされDVDでリリースされている。
「機動戦士ガンダム」「デスノート」「ドラゴンボール」「魔法少女まどか☆マギカ」「新世紀エヴァンゲリオン」など有名なものからマイナーなアニメまで英語吹き替え版が存在する。海外の声優さん達もなかなか上手で、特に「英語吹き替え版 魔法少女まどか☆マギカ」の高い再現度には驚かされた。
好きな作品での練習なら勉強も捗る。
これらを英語リスニング練習教材として使用するのはとても効果的だ。既に日本語で内容を理解しているので一部英語が聞き取れなくても全体の流れについて行けるからだ。声優さんもハッキリ発音してくれているので練習を始めるにはうってつけの教材である。
「(観たいアニメのタイトル) + English DUB」で検索するといろいろ英語吹き替え版の情報が表示される。どういうものかちょっと見てみるだけならYOUTUBEにアップロードされているものをオススメする。※視聴は自己責任でお願いします。
【重要】リージョンコードについて
海外のDVDを購入する際には注意が必要だ。特定のDVDには再生できる地域を限定するリージョンコードというものが設定されている。再生機器がこのコードと一致していないと正常に再生ができないのだ。詳細はWikipediaでどうぞ。購入の際にはお持ちの機器で再生できるか必ず確認して欲しい。
なお、ブルーレイディスクなら日本とアメリカは同じ地域に分類されるので再生できる可能性がずっと高い。
映画が英語の勉強になる理由
”映画や海外ドラマを観ると英語の勉強になる”
”この映画はおすすめだから英語の勉強のために観たほうがいいよ”
英語を本気で勉強する人なら一度は聞くことになるセリフだろう。
確かに英語の勉強には、毎日英会話に触れることがとても効果的だ。
英語が母国語の海外に住んでいれば最高の環境で効率良く英語を習得できるだろう。
逆に、日本に居たままでは英会話に触れる機会は限られてしまう。
そこで映画や海外ドラマというのは英語を勉強する人にとって毎日気楽に英会話に触れられるうってつけのツールと言える。
しかしちょっと考えて欲しい。
今から観ようとしているその映画は本当にあなたにとって効果的でベストな作品だろうか?

英語の勉強になる映画とはどういう特徴があるべきか
英語を勉強しているといっても人それぞれレベルが違う。当たり前の話だ。
始めたばかりの初級者の人、主要な文法は一通り終えた中級者の人、細かい表現力を身に付けられる上級者の人。
映画で英語の勉強をするために絶対必要な最低条件は”自分の英語レベルに合った作品を選ぶこと”だ。
初級者が難しいレベルに挑んでも”大は小を兼ねる”とはならず、英語力が伸びないどころか、それによってやる気まで削がれてしまうだろう。ちょっとずつでもわかるようになる楽しさが次のステップに繋がる。基礎からしっかり固めていくことが英語学習では最も近道なのだ。
もう一つ条件がある。それは観ていて楽しいこと。
例えばTOEICの文章読解問題などは読んでいて退屈だろう。
誰とも知らない架空の人物のクレームや商品レビュー、図書館に対する寄付の話なんて誰も興味がない。しかし英語学習用の小説を読んだことがある人ならわかると思うが、魅力的なストーリーは例え英語で読んでも飽きない。
集中して英語を聴く、読むというのはダイレクトに英語が脳内に届くので、そうでない場合と比べて理解力が大きく違ってくるのだ。つまり、観ていて楽しい作品を選ぶことはあなたにとって非常に大事な要素といえる。
更に伸ばすために”シャドーイング練習”を
しかし、ただ作品を観ているだけでは効果は薄い。
耳だけでの勉強では成長に限度がある。
実際に英語を口に出して初めて100%英語の練習として成り立つ。
そこで活躍するのが”シャドーイング練習法”だ。
シャドーイングとは、耳で聞こえた英語をそっくりそのまま自分で喋る練習法である。
このシャドーイング練習をするかしないかで成長の早さに雲泥の差が出る。

英語学習で海外ドラマや映画を観る理由
私たちは子供の頃、毎日両親や大人たちの会話を聴き、徐々に日本語を身に付けて言った。
英語を習得したければ、これと同じ事を英語でやり直す必要がある。
一つの言語をまた一から覚えるのだから当然必要なステップだ。
しかし、日本に居ながら英会話に、継続的に触れる機会なんてほとんどない。
それを娯楽として楽しみながら自分の好きな時間に行えるのだから、海外ドラマほど都合の良いツールは他に無い。
海外ドラマを観るメリットがもう一つある。
不思議なことに英語でのジョークはとても新鮮で面白く感じるのだ。
あなたは子供の頃、”何を聞いても面白い”と感じる時期は無かっただろうか?
親戚や少し年上の近所のお兄ちゃんの言うふざけたセリフに笑い転げたりしなかっただろうか?
まだ日本語に慣れていない幼少期は、自分の知らない言葉の言い回しを聞くととても刺激的で愉快なものに感じられた。
信じられないかもしれないが、それと同じことが英語学習中にも再び起こるのだ。
特に好きな海外ドラマが無いならまずは”フレンズ”をおすすめする。
英語の勉強に安定した効果が得られるし、何より面白い。

英語耳勉強法まとめ
今回は日常的に英語に触れることの重要性と、映画やドラマを教材にしての勉強の楽しさを解説した。
今回は以上です。お疲れさまでした!
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aki(漢)