新形式の準備に!TOEIC非公式問題集400問 使ってみた感想 レビュー

alch400_1waku アルクのTOEIC講座

30歳から TOEIC300→900点まで伸ばしました。

リスニングは満点です。aki(漢)と申します

 

今回紹介する問題集はアルクの

TOEIC(R)非公式問題集 至高の400問
どの程度本番に近い内容なのか、どんな人におすすめなのか

”買い”な問題集なのか。

実際に自分で解いてレビューしました。

 

↓これのことですね。

それでは早速レビューをどうぞ!

非公式問題集 至高の400問 の特徴

この問題集の構成は

●サンプル問題

●新形式の特徴分析

●テスト2回分とその解答、解説。

の三部構成。

 

サンプル問題は新形式の特徴を説明するための練習、例題といった感じ。そのため、難易度は低い
著名なTOEIC講師達(ヒロ前田、テッド寺蔵、ロス・タロック)が作った問題集。

良い点

●本番に近い内容なので、練習にぴったり。
新形式の特徴を、著名なTOEIC講師達が議論したうえで細かく解説しているので、対策がばっちりできる。↓
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●解答、解説が公式問題集より詳しく書かれていて、正当を導き出すためのヒントを詳細に解説してくれている。↓

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●特製解答用紙に(勘でマークした問題)としてチェックを入れられるスペースが用意されている。
つまり、自分の苦手分野をあいまいにしておかず、しっかり把握できるような造りになっている。↓

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悪い点

●当然ながら、非公式なので問題の品質が若干本番と比べると違和感がある。

●リスニングの話者は、基本的に本番に近い聞き取りやすい人が喋っているが、オーストラリア英語の女性、イギリス英語の男性、女性共に若干訛りが強く、聞き取りにくい部分がある。本番のTOEICではもっと聴き取り易い。

それ以外の話者5人は本番の話者に近い。

●CDの音量が低く、パソコンに取り込んで聴いた場合、スピーカーの音量を大きめにしないとまともに聴き取れない。
再生ソフト側で音量を上げると音割れが起きるという欠点あり。

総合評価

おすすめ度 ★★★★
価格 定価2300円。
公式問題集よりは安い。
難易度 やや易しい。
新形式に移行する直前対策として作られた問題集なので、慣れるための練習問題集という意味合いが強い。
解説の丁寧さ かなり丁寧。
解説の合間にもTIPSとして、様々な形式の問題を解くためのアドバイスなどがわかり易く解説されている。
TOEIC本番との近さ 非公式問題集の中では割と近いほう、一致度75%といったところ。

買おうか迷った人へ

新形式に慣れたい人、TOEIC模試を数こなしたい人なら買って損無し!
難易度も低めなので解きやすい。
翌年の2017年に発売された同アルクの 至高の600問 の補助として持っておくといいかもしれない。

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【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問

TOEIC(R)非公式問題集 至高の400問 感想まとめ

新形式対応のTOEIC公式問題集はまだ種類が少ないので、練習のための問題集は素直にありがたい。

TOEICで高得点をとるカギは
”どれだけたくさんのTOEIC試験問題を解いて理解したか”
なので、単純に400問分の価値があると言える。

新形式公式問題集を解ききってしまった人には特におすすめ。

 

今回は以上です。お疲れさまでした!

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Twitterでしか呟いていないマル秘攻略情報もあるので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

aki(漢)

↓は各パート別の感想、詳細です。

おまけ 各パート別難易度詳細めも

TEST1

パート1 簡単。
パート2 やや簡単だが、訛りのせいで聞きとりにくい問題が1~3問。
パート3 簡単 訛りのせいで一部聞き取りにくい部分があるが、回答に問題が生じるレベルではない。
パート4 簡単 問題99のグラフィック問題だけちょっとひねってある。本番ではこういう表の一部だけを見て解くような聞き方はされない。

パート5 普通。
パート6 ややむず。
パート7 普通。簡単な問題が数問ある。トリプルパッセージの一つ目とか。

TEST2

パート1 普通。後半は聴き慣れない単語が出現する。
パート2 普通。
パート3 やや簡単。ヒントを言う順番が前後している問題がある。ここ最近のTOEICではそういう手法はとらない。
パート4 普通。

パート5 やや簡単。語彙問題以外では特に難しい単語が見られない。
パート6 普通。文全体の流れを掴まないと解けないように意識して問題が作られ過ぎている。(新形式の特徴を出しすぎている。)
パート7 163までは簡単 175のような問題はあまり出ない。前後の文と関係の無い、脈略の無い文を挿入する箇所を問う問題は見たことが無い。
ダブルパッセージは簡単。
トリプルパッセージの一つ目は各記事が独立した内容で、2つ以上を比べて答えを導く形ではなかった。
トリプルパッセージの三つ目は本番に近いクオリティだった。