TOEICリーディング対策!読解特急5ダブルパッセージ編の評価感想

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対象レベル:TOEIC 500以上 ★★☆☆☆

名作TOEIC対策本 “特急シリーズ”のダブルパッセージ編のレビューである。

ダブルパッセージといえば、TOEICパート7での難問の一つである。
2つの英語で書かれた記事を読み比べてそこからヒントを探し出し、小問5問を解くという形式の問題だ。

しかし、実際には読む量が増えているだけで、難易度はそこまで高いわけではない。

 

500点、600点を狙う人にとっても、簡単な問題は1~2問は必ず含まれているので、
この教材で練習して確実に正解できるようにしてスコアアップを狙おう。

 

TOEICが新形式になってからは3つの文章を読み比べながら解くトリプルパッセージ問題が全部で三題出題されるようになったが、
やってることはダブルパッセージ問題と変わらないので、
この”ダブルパッセージ編”はトリプルパッセージの練習にもなる。

新TOEIC TEST 読解特急 5 ダブルパッセージ編
↑amazonりんく

 

ダブルパッセージ編 の特徴

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大問が全20問、小問が各5問で計100問掲載されている。

ダブルパッセージを解説する本だけあって、一問一問の解説が細かい。
単純に文章の量と設問の数が多いということもあるが、

出題者が何を意図しているかなども解説してくれているのでTOEICに慣れる意味でもいい練習になる。

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難易度は易しくはない

読む量が2つの文章合わせて400語前後と多いので、難易度は少々高め。

頻出単語が多く登場

頻出単語の出現数が多いので、重要かつ主に使われる訳だけがシンプルに掲載されている。
例文などは掲載されていないので、単語は電子辞書を片手に覚えたほうがより深く覚えられる。

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分あたりの読む量が測れる

各問題にかかった時間を計っておけば、巻頭に付いている換算表と照らし合わせて
1分あたりに何語の単語を読む力があるかを確認することができる。

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何度も言うが、速く読むことを意識しないと読むスピードは上がらない。
なるべく速く読み、毎回必ず分あたりの量を記録しよう。

 

実際の数字で今の実力がわかるので、伸びる楽しみがわかってくると練習が捗る。

英語音声のダウンロードし放題

全20問分の音声ファイルが公式HPで無料ダウンロードできる。
リスニングの練習もできるようになっている。

サイズがちょうどいい

文庫本サイズなので、持ち運びにかさばらない。
一問が通勤時、電車の中で解けるくらいの丁度良い長さ。
出勤時に一問、帰宅時に一問解けば2週間で読み終わる。

本番ではダブルパッセージの問題一問を解くのに費やす時間は5分が一般的とされている。

速く読むことを意識して解かないと練習にならないので、遅くとも10分以内には一問を解き終わるように意識しよう。

値段が安い

一冊定価¥760 なので、特急シリーズで気になった別の本も一緒に気軽に買える。
中古でまとめて買ってもいいかも?

ダブルパッセージ編 評価まとめ

やはり、安定の特急シリーズといった感想。
解説も細かくしてくれているし、繰り返し解くことでTOEIC頻出単語も自然と覚えられるように作られている。

私自身もこの特急シリーズを3冊同時に購入して練習した結果、
1か月でTOEICスコアが30伸びた。
読むスピードが上がったおかげだと思う。

 

一問でも多く解きたいTOEICのツボを押さえた良書と言える。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

よろしければTOEIC対策法記事なども見ていってください。

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