TOEICの勉強を最近始めた人。
まだ英語そのものに慣れていなくて、リスニングもリーディングも難し過ぎてスコアが上がる方法が見えてこない。
でもTOEICのあの英語をキチンと聞き取って問題を解き、高スコアを取得している日本人は間違いなく存在している。
・自分の場合はどうやったらリスニングが聞き取れるようになって、スコアを上げることができるんだろう?
・TOEICがとにかく難しい!
そんな悩みを持ったなら、この記事を読んでいってください。

どうも、aki(漢)と申します
30歳から TOEIC300→900点まで 6年かけて伸ばしました
リスニングは満点です
なぜ聞き取るのが難しいのか
そもそもなぜこんなにも聞き取れないのだろうか?
英語は日本語とは違う言語なのだから聞き取るのが難しいのは当然なのだが、
根本的な理由はなんなのか?
英語の文字で書いてくれれば読んで理解できるのに、耳で聞くと難しいのはなぜか。
それはあなたの知っている英単語とその本来の発音が頭の中で一致していないから。
我々が中学や高校で学んだ英語はどちらかというと読む、書くが中心。
英語の発音は日本人教師が喋る『カタカナ英語』で覚えている。
『カタカナ英語』は英語を日本語の音に無理矢理あてはめて作った、いわば『英語っぽく聞こえる日本語』
そう『カタカナ英語』は『日本語』なのだ。
カタカナ英語を聞き取ろうとしていては本来のネイティブの発音を聞き取るのは難しい。
TOEICのアナウンスの人は、いくら待っていてもカタカナ英語を話してはくれない。
つまり、何が聞き取りを難しくしているかというと、
カタカナ英語とあなたの覚えている英単語がリンクされているので、実際のネイティブの発音とのズレが生じているのだ。
なので、実際のネイティブの発音とあなたの知っている英単語を改めて一致させることが必要。
つまり、どういうことかというと、、、、
英単語の “theme” は
カタカナ英語では『テーマ』と我々は発音する。theme = テーマと覚えてしまっているからだ。だが、ネイティブが theme を発音すると th の音から始まる
『シーム』
になる。
全く音が違うし、聞き覚えがないだろう。
このように、本来の発音を知らなければ聞き取れないのも無理はない。
TOEICのアナウンスの人は永遠に “theme” を “テーマ” と発音してくれることはないのだ。
この発音の思い込みのズレの繰り返しが、リスニング全体の聞き取りを難しくしている。
では、実際にどういった方法で単語とその実際の発音を一致させるべきだろうか
これは単語(もしくは文章)を文字で見ながら実際にその発音を聞いて、1つ1つズレを正していくしかない。
“要するに、英語を文字で読みながらそのアナウンスを聞く。
これを繰り返し練習する。”
ここまで長々と解説してきたが、要はこれがリスニングの難しさを取り除く唯一の練習方法なのだ。
具体的には
シャドーイングやディクテーションと呼ばれる有名なリスニング強化方法で練習することになる。
詳しい練習方法はこちら↓の記事にまとめてあるので、後ほど目を通しておいて欲しい。

TOEIC リスニングのためのおすすめツール
英語を読みながらそのアナウンスを聞く練習をするために
私が実際に使用して効果が高かった、特におすすめのツールと練習方法を以下に紹介する。
Hulu
有名な日本テレビ系列の動画配信サービス。
パソコンやスマートフォンやタブレットやゲーム機で映画、海外ドラマ、海外のテレビ番組、日本のアニメなどが見放題。
なぜ動画配信サービスであるHuluがおすすめツールなのかと言うと、Huluは『英語字幕表示機能』が搭載されている珍しい動画配信サービスなのだ。
リスニングの練習には先程説明した通り、 “英語のアナウンス”と “その英語文章” の両方が必要。
このHuluにはその両方の条件が見事に揃っている。
これが、日本語字幕だけだったり、そもそも日本語吹替版の動画しか無かったら練習にならない。
しかも、このHuluにはあの『フレンズ』をはじめとしたリスニング練習にぴったりな海外ドラマが充実している。
『せっかくリスニングの練習をするのなら、ドラマを教材に使って楽しくやりたい。』
そう思ってHuluに加入したが、あの判断は間違っていなかった。
ちなみに、利用登録してから最初の2週間は無料で全ての動画が見放題になるので、気になったらまずは気楽に登録してみるといい。
(その場合、最低でも『フレンズ』は観て欲しいです。最初は難しく感じると思いますが、これほど勉強に向いている海外ドラマは他に無いです。)
Hulu公式ページを見てみる→
2週間以内に退会手続きをすれば完全にタダ
Huluで観られる作品の中から、TOEICの勉強に役立つ作品をまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。
↓

スタディサプリ 新日常英会話コース
リクルート社が提供する英語学習用アプリ。
パソコン、スマホ、タブレットで利用できる。
新日常英会話コースの他にTOEIC対策コース、ビジネス英会話コースもあるが、リスニングを鍛えるためならこちらのほうがずっと安いしおすすめ。
学習者のレベルに合わせて7段階のレベルのレッスンが用意されている。
レッスン数は各レベル200レッスン以上とボリュームには事欠かない。
紙芝居のように物語が進んでいく中で、様々なシチュエーションで使われる会話から英語を学んでいく。
レッスンの内容は
単語クイズ、シャドーイング(スピーキング)、ディクテーションなどで練習が可能。
このアプリをおすすめする最大の理由として、
特にディクテーションとシャドーイング練習が効率的にできる点が挙げられる。
アプリならではの特性を活かした繰り返し練習が可能で、
アナウンスを聞く→聞こえたままを発音して同時に自分の声を録音してくれる。
これを納得いくまで、聞き取れるまで繰り返し練習が可能。
この、『聞き取れるまで繰り返し聞く』というのはリスニングを鍛えるうえで最も重要な練習法で、
この練習を非常に短いスパンで繰り返せるのはアプリ学習ならではだ。
その他にも機能は充実していて、レッスンを繰り返していくうちに学習者の弱点部分を自動で分析してくれて、
その苦手な分野だけを練習できたりと、英語学習に嬉しい機能が揃っている。
おすすめのアプリだ。
なにしろリスニングを鍛えるのに特化した作りと言っても過言ではないアプリなので、気になったら一度無料登録をしてみるといい。
【スタディサプリ ENGLISH】
無料期間中に退会すれば完全にタダ
このアプリの更に詳しいレビューを↓の記事にまとめてあります。
よろしければ参考にしてみてください。

アルク TOEIC 完全攻略コース
日本人の英語学習をサポートして50年、アルクのTOEIC用通信講座。
超入門コース~900点コースまで、全6コースある。
音声CDを聞きながらテキストを進める形式で、毎日1時間弱程度の学習がキッチリ計画されている。
一度この教材を始めたら決められた学習期間中は途中で止められない作りなので、”自分で計画を立てるのが苦手”、”つい勉強をサボリがち”なら、特におすすめ。
『この教材だけで目標スコア達成可能』という特徴があり、リスニング、リーディング両方が丁寧に解説されている。
リスニングが難しいと感じているのであれば超入門か、500点がおすすめ。
レベルに合わせてじっくり学習可能。
実際に6コース全て使いましたが、その内容の徹底ぶりには恐れ入る。
学習者目線に立った丁寧な解説や、提出の必要がある定期小テストのおかげで目標スコアまで必ず引っ張り上げてくれる。
TOEICそのものが難しいと感じている場合には、これ以上の教材は無いので、興味があったら公式ページ※アルクTOEIC講座は、2022年11月に販売休止になりました。を見てみてください。
それぞれを実際に使った詳細レビューです↓


“TOEICのリスニング難しい” を解決してくれるツール まとめ
以上がTOEICリスニングのためのおすすめツールだ。
やはり、英語を聞き取れるようになるには地道にテキスト付きで英語を聞き取っていく練習をするしかないので、まずは気楽に無料で始められるHuluの英語字幕か、スタディサプリ日常英会話コースで練習するのがおすすめ。
どちらも無料期間があり、無料期間後の月額料金も980円前後とほぼ同じ。
おまけに毎日の練習に向いているのだから心強い。
リーディングも含めてキッチリ目標スコアに向けて勉強を始めたい場合はアルク教材を検討してみるといいだろう。
これら3つのおすすめツールを1つでも使っていけば、TOEICを難しいと感じることはどんどん減っていくことになる。
難しいと感じてもあまり深く考えず、『後でわかるようになればいいや』と気楽に練習を続けるのがTOEICを伸ばすコツだ。
今回は以上です。お疲れさまでした!
Twitterでも情報更新してます。aki(漢)のついったー
Twitterでしか呟いていないマル秘攻略情報もあるので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
aki(漢)