TOEICテストにおいて”塗り絵”とは
時間が足りなくて200問を最後まで解ききれないまま終わりそうになったり、
問題がわからなかった時に根拠なくテキトーにマークすることである。
きっとあなたも経験があるのではないだろうか?
いや、むしろ、今さっきTOEIC本番で塗り絵をしてきたばかりなのかも?
でも不安になることはないです。
実は、塗り絵って公式でも推奨されているテクニックなんですよ。

30歳から TOEIC300→900点まで 6年かけて伸ばしました。
リスニングは満点です。aki(漢)と申します
塗り絵は当たり前に使われるテクニックである。
最大で4つの選択肢から正解を選ぶTOEIC試験において、
確率から言って最低でも25%で正解できるので、全くマークしないよりは塗り絵したほうが良い。
リスニングではアナウンスが全く聞き取れなかった時、
リーディングでは最後の200問目まで解き切れていないのに、試験の残り時間が少ない時に多用することになるテクニックである。
今回はそんな”塗り絵”についてわかったこと、
塗り絵してしまった問題数から算出できるスコアの目安などを解説する。
塗り絵はなぜ起きてしまうのか
TOEIC試験を受験した後、塗り絵してしまった問題が多いと憂鬱である。
塗り絵が多いということは全体的に問題の理解度が足りておらず、問題をちゃんと読んで考えて回答した設問についても自信が持てなくなってしまうからだ。
TOEIC試験中、リスニング、リーディングと試験が進むにつれ、テキトーにマークした問題は積み重なっていく。
そうなってくると試験中に余計な不安が襲ってくる。
『さっきのあの問題、あの選択肢で本当に良いのだろうか?もう一度読み直したほうがいいのではないか?』
『残り時間が少なくなってきた。でもあと数十問も残っている。一体どこまで解ききれるのだろうか?』
そんな不安を試験中に一度でも抱え込むと、今現在解いている問題にも集中できなくなってくる。
塗り絵とはこのような試験中の負の連鎖が積み重なった結果、ツケが回ってくるように膨大にその数を膨らませるものなのだ。
しかし、心配する必要はない。
“塗り絵は必ず起こってしまうもの”と理解していれば、不安になることもなくなる。
塗り絵しても何も問題ない
TOEIC試験は問題1つ1つに隠れた難易度設定がされている。
例えば、
この問題は800スコア取れる人向け、この問題は700スコア取れる人向け。
といった具合だ。
つまり、600点や700点を目指す場合は、『上級者にしか解けない難しい問題』なんて最初から考える必要がないのだ。

TOEIC問題作成者は、中級者が上級問題を解くことを期待して問題を作っていないです。
塗り絵があっても目標スコアは十分に取得可能なのだ。
私もTOEICでいっぱい塗り絵をしてきた!
そもそも、この文章↓読んだことあります?
本日、TOEICを受験したならお気づきでしょう。
TOEIC受験のしおりに書いてあるのです。
受験会場で、各机の上に置いてあるあの小冊子ですね。
公式的にも、塗り絵はスコアを上げるための大事なテクニックとして認められているのです。
大事なのは、自分が解けないと思った問題や難しい問題はさっさと見切りをつけて塗り絵してしまう勇気。
ということ。
塗り絵した問題数とスコア目安
↓は私の経験から出した塗り絵数から導き出せる期待スコアの目安。
塗り絵数 | 予想スコアの目安 |
---|---|
75~56 | 500点台 |
55~41 | 600点台 |
40~26 | 700点台 |
25~6 | 800点台 |
5~0 | 900点台 |
TOEICで塗り絵してしまっても900点は範囲内?
上の表から分かる通り、塗り絵があっても900点は圏内だ。
私は毎回TOEIC受験後にその日の感触をメモに書き留めておいている。
私が初めて900点を超えたTOEIC受験日のメモにこんな一文が残っていた。
“塗り絵5問”
そう、実際に私が900点台を初めて取得した回は、リーディングの最後の5問を塗り絵していたのだ。
リーディングでパート5と6に時間を取りすぎてしまって、パート7に回すべき時間が5分程度足りなくなってしまっていた。
こういった展開自体は自慢できることではないが、例え塗り絵があっても900点台が射程圏内だということは覚えておいて欲しい。
塗り絵の分はリスニングでカバーしよう
リーディングで塗り絵をしてしまっても900点台が取得できたのは運が良かったわけではなく、
リスニングで満点(495点)を取得していたから。
この当時、私は毎月のようにTOEICを受験していて、リスニングセクションでは満点を連続して取得していた。
あとはリーディングでいかに塗り絵を減らし、正解率を上げるかが課題になっていた。
TOEICはリスニングのほうがスコアを上げやすい。
TOEIC試験は必ず、リスニング→リーディングの順番で実施されるので、リスニングの時間帯はまだ集中力が持続しているし、
アナウンスに従って問題が進むので、リーディングのように時間管理の必要がないからだ。
リスニングの効果的な練習法って?
当時の私がリスニングのためにどのような練習をしていたかというと、
海外ドラマや映画を利用して”シャドーイング”の練習を毎日30分程度実施していた。
あとはTOEICの練習問題を週に数問解いていた。
これだけでリスニングのスコアは回を重ねる毎に上がっていった。
具体的なシャドーイングのやり方は過去のリスニング練習記事を参照して欲しいが、
お手軽でおすすめの方法は2つある。
Huluのような”英語字幕”付きの海外ドラマが視聴できる動画配信サービスの利用が最もおすすめだ。
私自身現在も利用しているおすすめのサービスなので、興味があったら無料登録だけでもしてみるといいでしょう。
海外の映画・ドラマが月額933円(税抜)で今すぐ見放題!今すぐ無料視聴!
今なら2週間無料で利用できる。
これが1つ目。
また、いきなり海外ドラマでの練習は難しすぎると感じるなら、公式TOEIC L&R 問題集の付属CD音声、特にパート1と2で練習すると難易度的に丁度いいです。
これが2つ目のおすすめ練習法です。
TOEIC 塗り絵 まとめ
以上がTOEICの塗り絵に関する感想まとめでした。
●塗り絵は必ず発生してしまうものなので、試験中に塗り絵をしてしまっても気にしないこと。
●リーディングの時間が足りなくて発生した塗り絵なら、リスニングのスコアで十分にカバーできること。
この2つのことを理解してもらえたら幸いです。
まずは、塗り絵を減らしやすいリスニングセクションのスコアを上げることから始めてみるといいでしょう。
よろしければ、TOEICの総合的なスコアを上げる勉強法の記事も参考にしてみてください。↓

今回は以上です。お疲れさまでした!
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aki(漢)