リスニング495点が解説】TOEIC Part1の対策と勉強法|全問正解のコツ

TOEIC part1 アイキャッチ 新形式TOEICの攻略情報

TOEIC Part1はシンプルだけど難しいですよね。

聴き取りも難しいし、知らない単語が含まれてると混乱しちゃいます。

30歳から TOEIC300→900点まで伸ばしました。

リスニングは満点です。aki(漢)と申します

 

こんなお悩みを解決します

  • Part1の対策を知りたい
  • 効果的な勉強法は?
  • 本番で正解するコツを知りたい

この記事では、TOEIC Part1を全問正解する方法を解説していきます。

 

Part1をマスターできれば、Part2~にも活かせるので、スムーズにスコアアップできます。

是非、TOEIC高得点のコツを掴んでいってください。

 

TOEIC Part1の特徴

基本の時制は、現在形と現在進行形

TOEIC Part1は、写真を正しく説明しているアナウンスを4つの選択肢から選ぶパートです。(全6問)

その特性上、アナウンスは ”現在形と現在進行形と現在完了形” の3つの時制しかありません。

過去形や未来形がないんです

そのなかでも特に、受動態の進行形は覚えておきましょう。

受動態の進行形の例:

 

A folder is being selected from the drawer.

 

(フォルダーが引き出しから選び出されているところである。)

be動詞 + being + 過去分詞 の形になります。

 

いくつ間違えてもいい? 正解数の目安

リスニングパート1は、TOEIC試験の一番最初に解くことになるパートなので、難易度は比較的低いです。

目安としてPart1を全6問正解できる人は、700点相当の実力があります。

半分の3問を正解できると、500点相当です。

 

目標スコア毎に、リスニングセクションで必要な正解数の目安をパート別に書いておきます

スコア目安 Part1 6問 Part2 25問 Part3 39問 Part4 30問 計 100問中
500点 3 13 18 15 49問
600点 4 16 22 18 60問
700点 5 17 26 21 69問
800点 6 21 30 23 80問
900点 6 25 35 26 92問

この必要正解数は、TOEIC公式問題集を難易度分けしてみた←こちらの記事から算出しました

 

Part1のスコアの上げ方

名詞と動詞に注目するとスコアは上がる

part1は名詞動詞が聴き取れると正解できるパートです

例:

  • She’s folding a newspaper.(動詞と目的語)
  • A man is standing near a constraction site.(動詞と場所)
  • One of the man is reading a brochure.(動詞と目的語)

↑正解を選ぶポイントとなるのは、『主語』と『動詞』と『それ以外の名詞』の関係が全て一致しているかどうかです。

それ以外の名詞とは↑例文の赤字の部分、『目的語』や『場所』などを表している部分です。

 

She や A man などの主語も『名詞』ですから、つまり名詞動詞を聴き取ることで正解できます。

 

パート1でよく使われる動詞と名詞は限られているので、それら単語を覚えてしまえば楽ちん
あとは、練習問題を解くだけでスコアは上がっていきます。

 

写真の見るべきポイント

写真をみるときは、まず『主語』に注目です。

例:

道路の風景写真で注目するべき主語は

  • 『車』が停まっている向き、位置
  • 『歩行者』の歩いてる向き
  • 『建物』の様子

など

Part1の写真は、2種類に分けられます。

  • 人物が写っている写真
  • 風景だけの写真

 

人物が写った写真

人物が写っている写真では、人と背景を別々に注目する必要があります。

『人物の行動だけに注目していたら、背景の様子を説明した選択肢が正解だった』ということも多いからです。

必ずしも、人物の行動が正解になるとは限りません。

人物なら、どこで何をしているか?
背景なら、どんなものが写り込んでいるか?

に注目しましょう。

 

風景だけの写真

風景だけの写真は、簡単そうに見えますが実は少し難しいです。

なぜなら、主語となる名詞を知らないと解けないからです。

 

風景だけの写真の選択肢では、A man や People などのお馴染みの名詞は主語になりません。

その代わり、A ladder, Porch steps, The door to the house など語彙力が問われる名詞が主語になっています。

やはり、ここでも『名詞をどれだけ知っているか』がカギになります。

 

写真に写っていない名詞を含む選択肢は絶対に不正解

part1では、アナウンス中に『写真に写っていない名詞』が含まれている選択肢は必ず不正解になります。

 

例:数人がテーブルに集まって雑誌を見ている写真

 

→『数人がパソコンで作業している』という選択肢はパソコンが写真に写っていないので不正解

このようなタイプの問題は、名詞を覚えていれば判断ができますね。

パソコン=a computer

 

写真で行われていない動詞を含む選択肢は絶対に不正解

Part1では、写真に写っている物が選択肢に含まれていても”動詞”が違っているので不正解と判断できる問題があります。

例:女性がパソコンに向かって入力作業をしている写真

 

→A woman is pointing at a screen.『女性がパソコンを指差している』という選択肢は不正解

→A woman is installing a computer.『女性がパソコンを設置している』という選択肢は不正解

このような問題も頻出で、動詞を知っていれば解ける問題です。

 

POINTパート1でよく使われる名詞と動詞を覚えよう。写真に写っていない名詞や行動が含まれた選択肢は絶対に不正解。
絶対に不正解な選択肢がわかれば、消去法で絞ることでスコアアップが期待できますね。

Part1 傾向と対策

TOEIC part1 ではどのような問題が出題されるのか。

出題の傾向と、その問題を解くための対策を解説します。

 

進行形に注意

Part1で気をつけたいポイントの一つとして、現在進行形があります。

これの理解が不足していると、間違った選択肢に誘導されて不正解になることがあります。

例:

A woman is wearing a coat. (女性はコートを身に着けている)

A woman is putting on a coat. (女性がコートを今まさに着ているところだ)

 

↑このような表現の違いをひっかけとして出題してくることがあります。

詳しく解説すると、、、

「put on」は動作を表す動詞で、「wear」は状態を表す動詞です。

「put on」は「これから~を身につける」という動作を表現し、「wear」は「すでに~を着ている」という状態を表現します。

 

例えば、『コートを着た女性が道を歩いている』写真に対して

  • A woman is wearing a coat. は正解
  • A woman is putting on a coat. は不正解

ということになります。

”すでに着用している” と ”今着ようとしている” は違うということ。

 

Part1に出やすい単語

ここまで解説してきた通り、Part1では単語を多く知っているほどスコアが上がります。

以下、Part1に頻出の単語です。

必ず覚えてください。

 

名詞

Vehicle = 車、車両

awning = (お店の入り口外側上部などに設置されている)日除け

construction site = 建設現場

shelf = 棚

ladder = はしご

pedestrian = 歩行者

diner = 食事客

instrument = 楽器

stair case = 手すりと階段

grocery = 食料品

 

動詞

greet = 挨拶する

pave = (道路を)舗装する

adjust = 調節する

try on = 試着する

repair = 修理する

leave open = 開けっ放しにする

load = (荷物を)積み込む

 

TOEIC Part1の勉強法 対策

Part1のスコアを上げる勉強法は、2つの方法を実践するだけです。

  • 頻出の単語を覚える
  • 練習問題を解いて慣れる

非常にシンプルです

まずはPart1が解けるようになることが、初心者脱出の条件です。

この2つの勉強法を習慣にできれば、高スコアが取れる見込みアリです。

 

Part1頻出単語を覚える

Part1で最も重要なのがやはり『単語、語彙』です。

語彙力が高ければ、他のPartも解きやすくなります。

 

TOEICの単語帳として有名な『金のフレーズ』には、

『Part1に重要語100』という特集ページがあります。

金のフレーズは1000語以上掲載されている割に安いですし、小さいので持ち運びにも便利です。

 

自分ノートにまとめるのもアリ

またPart1の練習問題を解いている時に出てきた、新しい単語をノートに書いておいて、

あとで自分だけの単語帳として利用するのも効果的です。

自分にあった方法を選びましょう

 

Part1の練習問題を解く

単語を覚えるだけではリスニング力が上がらないので、TOEICの練習問題を解いていくことも重要です。

大きく分けて2つの教材があります。

  • TOEIC用のスマホアプリ
  • TOEIC用の問題集

 

TOEIC用のスマホアプリで練習する

  • 外出先でも気軽に練習ができる
  • アプリの操作性がリスニング練習に噛み合っている
  • 収録されている問題数が数千問と大量

というメリットがある『スマホアプリでの練習』はおすすめです。

その代わり、月額3000円程度の料金が発生するというデメリットもあります。

 

【スタディサプリ ENGLISH】 』というアプリは、繰り返しのリスニング練習に最適。

写真を見ながら、音声を何度でも繰り返し再生できる。アプリならではの便利さが噛み合っていて優秀です。

再生速度を変えられるから、初心者の聴き取りの練習に向いています。

 

Santa 』というアプリも便利です。

  • 無料でTOEICの予想スコアテストが受けられる
  • AIが自動的にあなたに合った問題を出題してくれる

というメリットがあります。

『スタディサプリ』よりも操作性や音質は落ちますが、無料で受けられるレッスンが多めです。

 

TOEIC用の問題集で練習する

書店やAmazonなどの通販で購入するTOEIC問題集を使っての勉強法です。

外出先での勉強には向いていませんが、一度購入してしまえば何度でも繰り返し勉強ができます。

ほとんどの問題集のホームページで 音声ダウンロードが可能なので、音声データをスマホなどに入れて練習ができます。

 

どんなTOEIC受験者も一冊は持っていて欲しい『公式TOEIC L&R 問題集』が一番オススメです。

 

TOEICリスニング全体のスコアを伸ばすなら

TOEICのリスニングスコアを伸ばす場合は、リスニング力を鍛えるための基礎的な練習が必要です。

Part2以降はセリフも長くなり、英語を英語のまま聴き取る力が必須になるからです。

 

TOEICリスニングの総合的な勉強法をまとめました。

初心者から上級者まで、まずやるべきことを詳しく解説しましたので参考にしてください。

 

結論】Part1では、単語を覚え始めた人が勝つ!

TOEIC Part1の対策には、まず単語を覚えることからです。

そして、各問題の特徴を知ったうえで練習問題を解く。

そうするうちに、次の課題が見えてきていつの間にかレベルアップしています。

 

やるべきことはシンプルですが、なかなか実践できている人はいません。

是非、TOEIC問題集や単語帳を用意して最初の一歩を踏み出してください。

 

一度やり始めてしまえば、あとは意外と楽ちんです。

あなたのTOEICの成功をお祈りしています。

 

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TOEIC 各パート毎の勉強法 コツ

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