仕事をしながらスキルを身につけるのはとても大変ですよね
勉強時間がとれなくて、どうしていいかわかりません。
こんな悩みありません?
- 限られた時間でTOEICの勉強するにはどうするの?
- 通勤時間でできる勉強法は?
- 通勤中の勉強だけでTOEIC何点とれるの?

30歳から TOEIC300→900点まで 6年かけて伸ばしました。
リスニングは満点です。aki(漢)と申します
この記事では、通勤時間でできるオススメのTOEIC勉強法を紹介します
時間を有効に活用して、新しいキャリアに進んでいきましょう
TOEICにはその可能性が秘められています
通勤時間の勉強だけでもTOEIC700点は取れる
通勤時間を活かせば、700点までなら現実的に可能です
700点が狙える理由
TOEIC700点は、英語の基本文法を覚えれば取れるスコアです
通勤中だと、ノートに書いてまとめるような作業ができません
でも基本的な文法だけなら、持ち運びしやすい学習アプリや英文法書で覚えられます
内容がまとまっていて通勤中でも使いやすい教材が多いからです

逆に言えば、学習内容をノートにまとめる時間をお休みの日に確保できれば、確実性が上がります
700点を取るメリット
TOEIC700点あれば、未来のキャリアが大きく変わります
↓これは、私が実際に調べた統計データ
有名派遣会社のお仕事検索で、『関東 英語を使う仕事』で検索して300件調べた平均の数字です。求めるTOEICスコアと平均時給の相関表
900点 時給2550 円 800点 時給 2389 円 750点 時給1850 円 700点 時給 1838 円 600点 時給1877 円 500点 時給 1725 円
引用元:社会人のゼロから始めるTOEIC
↑TOEIC600点以上を条件にしている求人がほとんどでした
※数字でわかりやすいように、あえて時給で調べました
700点あれば、新しい仕事のチャンスですね
通勤時間だけでも 1年で240時間 勉強できる
通勤時間を活かすと、1年でTOEIC200点アップを狙えます
通勤時間は人それぞれ違いますが、平均は片道約40分です
参考元:【ホームズ】平均通勤時間はどのくらい?
往復でおよそ1時間を勉強に使えるということ
仮に、年間の出勤日数が240日だとしたら
通勤時間だけで、1年で240時間の勉強ができる計算です
電車通勤なら、電車の待ち時間と乗っている時間を活かせますね
240時間あれば、TOEIC200点アップが狙える
240時間あれば、TOEICなら100~200スコアを上げることができる数字です↓
TOEICのスコア別の勉強時間の目安です。
出典:OXFORD UNIVERSITY PRESS, A Teacher's Guide to TOEIC
100スコア上げるのに何日必要になるか、あなたの通勤時間と照らし合わせて計算してみてください

実際には、700点目標までならもう少し必要時間が短かくなります。この表は長めに書かれています
通勤時間でできるオススメ勉強法
通勤中にできる具体的なTOEICの勉強法を紹介します
忙しい社会人だからこそ、スキマ時間を有効に活用しましょう
車での通勤の場合は読む勉強ができないので、▼リスニングの項目までスキップ▼して参考にしてください
出社時と退社時では違う勉強をするといい
人間は朝のほうが脳の働きがよいです
なので、出社時と退社時で勉強法を分けたほうが効率的です
朝は複雑な英語の構造を覚える勉強を
夜は単語暗記や、リスニングのようなむずかしく考えない勉強をするといいです

朝のパフォーマンスを高めるためにも、寝不足は厳禁!
早く寝て、早く起きよう
朝はTOEIC練習問題を解く
朝にオススメなのが、頭を使って考える勉強です
文法を覚えたり、TOEICの練習問題を解いて理解する勉強など
スタディサプリのようなスマホアプリや
『特急シリーズ』のような持ち運びがかんたんな参考書でTOEICの練習問題を解きます
『中学英語をひとつひとつ~』のような読みやすい本で、基礎英文法を覚え直すのもオススメです
電車内なら単語暗記は基本
通勤時間中にもっともやりやすい勉強が単語暗記です
金のフレーズのような片手サイズのTOEIC単語帳や
単語を覚える用のスマホアプリが充実しています
難しく考えずに単語を暗記するだけなので、スキマ時間にこそやるべき

複雑な思考はいらないので、なるべく夜に単語暗記したほうがいいですね
リスニングは退社時にゆるく聴くといい
退社時には、頭を使わなくてもいい勉強をします
退社時は、一日脳を使って疲れているからです
疲れている状態で本気で勉強しても効率が悪いので、なるべく気楽にできる勉強をします
退社時にオススメ
- 単語の暗記
- リスニングの流し聴き
聞き流しは目を閉じてもできますし、”聴く”に集中できるので、帰宅中の勉強にピッタリです。
リスニングの音源はYOUTUBEや英語用アプリなど、なんでもかまいません
ただし、今の自分に合ったレベルの音源を選びましょう
ほとんど聴き取れない難しい音源を聞いても、勉強にならないからです
スタサプを使ったリスニング
流し聴き用の音源として、『スタディサプリ』というアプリを使ったものがあります
スタディサプリはTOEIC学習用のアプリですが、『旧日常英会話コース』というおまけが利用できます
スタサプ旧日常コースとは難易度が1~7まで選べる英会話練習アプリです
現在は、TOEICコースのおまけとして無料で利用できます
その旧日常コースの『オートリスニング』というレッスンが非常に便利
2分程度の英会話を連続で再生する機能です
放っておいても、勝手に次の会話が始まります
再生速度も変えられるので、ゆっくりにしたり速くしたりして聞き取りやすくして流すといいです
時間効率を考えたスタサプのおすすめの使い方についてまとめました。
参考にしてください。
海外ドラマを使ったリスニング
脳を休めながらできるリスニング練習として、海外ドラマを使った練習があります
英語練習に向いた海外ドラマはコメディものなので、気楽に楽しく練習できるのが特徴です
『Hulu』や『NetFlix』という動画配信サービスなら、英語字幕表示ができるので、リスニング練習によく利用されます
↑特にHuluで配信されている『フレンズ』という海外ドラマは、英語の練習用ドラマとして20年以上世界中で愛されています
別の記事で『フレンズ』が選ばれる理由とオススメ勉強法を解説しました
参考にしてみてください
社会人を助ける オススメTOEIC本とアプリ
ここまでの勉強法の紹介で登場したオススメツールの詳しい特徴を解説します
あなたの好みに合ったものを選んでみてください
片手で読めるTOEIC攻略! 『特急シリーズ』
こんな人むけ
- 苦手なポイントに絞って勉強したい人
- 紙の本で勉強したい人
金のフレーズで有名な『特急シリーズ』です
片手でも読めるサイズで、1000円でお釣りがくるお値段
通勤中の勉強にとても向いています
私が実際に使った他の特急シリーズは
です
↑クリックで、私が実際に使ってみたレビュー記事にそれぞれ飛びます

特にスピード強化編は、900点を取るために有効でした
TOEIC問題も単語もリスニングも!『スタディサプリ』
こんな人むけ
- 通勤時間だけでTOEICを目指したい人
- スマホアプリをうまく活用したい人
通勤時間でのTOEICの勉強に特化したアプリ、操作しやすく音質も最高
多くを語る必要はないくらい、社会人の味方として有名
- TOEIC解説動画と練習問題
- TOEICテスト20回分
- 単語暗記機能
など、書ききれないくらい多くのレッスンが受けられます

先ほど解説した、『オートリスニング』での聴き流しも便利
別の記事で忙しい社会人のスタディサプリおすすめの使い方をまとめました
勉強時間がとれないと困っている方、参考にしてください
アプリで勉強なんて本当にできるの?
使い方次第で、スタディサプリは強力な武器になります
特にリスニングの勉強についてはとても効果的です
音質がどの英語アプリよりも良くて、操作性も抜群
英語のアナウンスを何度も繰り返し再生する機能や、再生速度を変える機能
などが揃っています
【スタディサプリ ENGLISH】は、登録した日から7日間無料なので、合わなければ途中で退会すればOK
※『じゃらん』や『HOTPEPPER』と同じアカウントで登録できます
英語字幕付きでのリスニング練習には『Hulu』
こんな人むけ
- 映画や海外ドラマでも英語の勉強をしたい人
- リスニング勉強を継続させたい人
英語字幕対応の数少ない動画サービスです
アマゾンプライムビデオ、NetFlixに次いで業界3位の大手
ほとんどの洋画や海外ドラマが英語字幕に対応しているので、英語学習者のユーザーが多いです
※アマゾンプライムビデオは英語字幕に対応していません
Huluなら、『フレンズ』が特にオススメ
内容が楽しいので、リスニング勉強を継続させやすいです
映画で英語の勉強しても意味ないって聞いたけど?
それは『映画だけで英語の勉強を完結させるのは無理がある』という意味です
- 日常的に英語に触れて、耳が慣れていく
- ネイティブの表現や日常単語を覚えられる
- 英語は退屈な勉強ではなく、楽しいものとして続けられる
このような利点があると理解して活用すれば、得られる成果は大きいです
特に、基礎的な英文法のように映画では勉強できない知識を先に持っていれば
映画で英語の勉強は十分に可能です

教材や勉強法には、それぞれ向き不向きがあるからね
別の記事で『フレンズ』が選ばれる理由とオススメ勉強法を解説しました
参考にしてください
基本の英文法ならこれ一冊『中学英語を~』
こんな人むけ
- 基礎英文法からやり直したい人
- 英語初心者の人
中学で習う、基礎の英文法を丁寧に解説してくれる本です
2色刷りで読みやすく、イラストも添えてあるので理解しやすいです
この本を一冊終わらせれば、基礎は完璧!
いろいろな教材や勉強法に手を出せる基礎が身につきます
内容がきれいにまとまっているので、2~4週間で読み終わります
よければ参考にしてください
社会人は通勤時間を賢く使うことで真価を問われる さっそくTOEICを頑張ってみよう
通勤中に特化したツールを選ぶことができれば、TOEICも十分可能
まずは、今回紹介した方法から選んでみてほしいです
TOEICは、あなたのキャリアを必ず良い方向に向けることができます
始めるのが早ければ、それだけ早く次に進むことができます
AIの時代に置いていかれないように、一緒に頑張りましょう
まず始めることがなにより大事
今回紹介した勉強法が結果的にあなたに合わなかったとしても心配いりません
まず始めてみることが重要です
一度歩み始めれば、改善点もハッキリしてきます
改善を繰り返していくことで、どんどん前に進めます
そうなれば、誰にも頼ることなくあなた一人で勉強を進められます

そうなったら無敵!
英語は最短でも3ヶ月は変化なし
英語はどんなに頑張っても、成果が出るまでに数ヶ月かかります
すぐに結果が出なくても当然なので、まずは始めてみてください
始める勇気を持てたら、どんなことでもうまくいきます
うまくいくまでやめなければいいだけです
今回は以上です。お疲れさまでした!
Twitterでも情報更新してます。aki(漢)のついったー
Twitterでしか呟いていないマル秘攻略情報もあるので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

※フォロワーさん 2800人 突破しました!ありがとうございます!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
aki(漢)
おまけ:TOEIC800点以上を狙うなら、本腰を入れて時間を作ろう
ここからはおまけです
『TOEIC800点以上を狙う場合、通勤時間だけでは足りなくなる』
その理由をお話します
高スコアほど勉強時間が必要になるので、時間が足りない
TOEICは700点から800点に伸ばす場合、勉強時間が多くなります
もちろん、800点から900点まで伸ばす場合、更に多くの時間が要ります
当然、勉強内容も複雑になり、通勤時間だけではカバーできなくなります
私の場合、800点台から900点達成するまでに1年半かかりました
毎日1時間かけてシャドーイング練習をし、練習問題を解いていました
週末には模擬試験を2時間かけて実施して、納得するまで解説を読んでいました
とてもではありませんが、通勤時間だけでは足りませんでした
2時間をきっちり使い切らないといけない
TOEIC800点以上は、本番で200問しっかり解ききらないととれません
塗り絵は、20問以内に収めることが最低条件になります
つまり、効率的に素早く問題を解いていく練習が必要です
そのためには、自宅でTOEIC公式問題集を使って模擬試験をする必要があります
2時間という時間配分を、感覚で覚えないといけないんです
通勤時間だけではどうしても足りません
詳しくは、TOEIC800点の勉強法をまとめましたのでこちらを参考にしてください
なぜ通勤時間だけだと限界があるの?
なぜ通勤時間の勉強だけで700点台までなら狙える範囲内なのかというと
TOEIC700点台までなら語彙や文法などの”TOEICのための知識”を雑に頭に詰め込んで、それを本番のテストで吐き出すだけでもなんとか取得できるから
全体の3割もミスしていいという余裕は大きい
難しい、わからない、知らない問題はさっさと適当にマークしてわかる問題だけ解いていく、時間が足りなかったら残りは塗り絵でグリグリとマーク
このように700点台を取得するのにTOEICテストならではの”一問でも多く正解するための時間管理”をする必要がない
一方、800点以上を狙う場合は多くのミスは許されなくなる
取れる問題は確実に取り、塗り絵も最低限に抑え、時間配分を考えながら本番の試験に臨むことになる
そのためには先程のTOEICのための知識に加えて”時間管理能力”と”TOEICテストへの慣れ”が必要になる
●時間管理能力とは、TOEICのリーディングセクション75分の中で適切な時間配分を考えながら、一問あたりに消費する時間を考えつつ時間内に最後まで解き終えることができる能力のこと
●TOEICテストへの慣れとは、TOEICの問題のクセを掴み、論理的に素早く正確に正解を導き出す能力のこと
どちらもTOEICテストならではの必要能力である
この2つの能力を鍛えるためにはTOEIC形式のテストを2時間計って本番と同じ環境で何度も解く必要がある
これは通勤時間内で実施するのは当然不可能で、週末に2時間(答え合わせの時間を入れると更に2時間)学習時間を確保する必要がある
つまりまとめると、
TOEIC700点台までなら通勤時間内の学習だけでも取得可能で、
TOEIC800点以上は通勤時間の学習に加えて、まとまった学習時間の確保が必要
ということです