ある人が叫んだ
「TOEICで高スコア目指したいんですけど、何をしたらいいかわかりませーん!!」

30歳から TOEIC300→900点まで 6年かけて伸ばしました。
リスニングは満点です。aki(漢)と申します
TOEICの教材、勉強法の情報はネット上にたくさん溢れている。
しかし、情報がたくさんあり過ぎて全部やるのは大変だし、無理そう、、、、
全部試していたら時間がいくらあっても足りないのでは、、、、?
そんなふうに感じてしまうのも無理はない。
文法からはじめるべきか、単語を覚えるべきか、、、一体何が一番効果的な勉強法なのか?
TOEICのリスニングパートも全く聴き取れないけどどうすればいいのだろうか?
TOEICに必要な習慣
そこで、英語力ゼロだった私がTOEIC 300点レベルから900点台を取得するまでに実施した習慣、勉強法、練習法を簡潔に全て紹介する。
勉強法とはいっても、日々の習慣と言い代えたほうが近い。
勉強は退屈なものだけど、英語という分野に限っては少し工夫するだけで楽しみながら学ぶことができる珍しい分野なのだ。
当サイトでも今までいろいろな勉強法を紹介してきたが、ここいらでわかり易くするため箇条書きにしてまとめました。
とりあえず英語力ゼロからTOEIC上級レベルまで上達させたい場合はこんなことをすればいいんだよっていう全体像をなんとなくでも知ってもらえたら幸いだ。
また、英語学習者が陥りがちな『効果があると思われがちだが、実はあまりおすすめできない勉強法』も後半で紹介するので、効率良く、気持ち良く英語の勉強を続けるためにも最後までお付き合いいただきたい。
TOEICのための習慣 初級編
TOEICを目指すぞ!英語を上達させるぞ!と意気込んでも、最初から難しいことを始めても英語の勉強は続かない。
たいていの人が三日坊主、途中で続かなくなってしまうだろう。
英語の上達には毎日少しずつでも英語に触れ続けることが最重要だ。
そのためには上達が実感しやすいように易しい内容から始めよう。
最終ゴールは高く、次の目標は低く設定するのが長続きの秘訣。
それでは早速TOEICのための練習法(初級編)を紹介していく
子供向け番組を流しとくだけでもいいから見る
これはTOEICのリスニングパート、リーディングパートどちらにも通用する勉強法。
単語や文法、よく使う英語表現を基礎から学ぶことができる。
子供向け番組だからとバカにしてはいけない。
英語をゼロから始めるということは、よちよち歩きの赤ちゃんがちょっとずつ言葉を覚えて喋れるようになっていくのと同じこと。
そういう意味では子供向け番組ほど最適な教材はない。
YOUTUBEで検索すればいくらでも英語の子供向け番組は見つかる。
例えばこんなのとかは世界中で人気↓
いきなり映画やドラマのような難しい英語を聴き取ろうとしてはいけない。
まずはこういう易しい英語を毎日ちょびっとずつラジオ感覚で流していくことから始めよう。
そうしていると、そのうちなんとなく英語がわかった気分になってくる。
これがとっても大事な第一歩になる。
気になった単語は必ずその場で調べる
よく、『文法と単語、どっちから始めればいいの?』と聞かれるが、これがその答え。
英語を始めるということは”赤ちゃんが言葉を覚えていくのと同じ”と言ったが、これもまさにその一環で、
いきなり文法を理解して喋る赤ちゃんはいない。
日本人の赤ちゃんでも最初は「まんま」「しょーぼーしゃ」といった単語を喋りだすことから始まる。
TOEICの練習問題を解いたときや、上で紹介した子供向け番組を見ているときなどで
気になった単語があったら即、意味を調べてみることが超重要。
このように単語が気になった瞬間に意味を調べることで、
その時の記憶と一緒に脳に結びつくように単語を覚えられるから記憶に残り易い。
いちいち単語帳に書き留めなくても覚えてしまえるほど。
文法よりも単語が先!だ
文法書を一冊終わらせる
子供向け番組を見て、英語に慣れてきたら次は文法に手をつけてみよう。
初心者向けの易しいものでいいから、基本的な
主語+動詞+目的語
の順番を理解するところから初めてみよう。
TOEIC用に書かれた文法書を探すのがベストだが、
めんどくさければ学校で使っていた教科書を引っ張り出して読み直すだけでもいい。
英文法の基礎をしっかり固めよう。
簡単でもいいので毎日英語で日記をつける
せっかくTOEICで高スコアをとっても『書けない、喋れない』という問題をよく耳にする。
これは自分で思ったこと、伝えたいことを英語でアウトプットする練習をしないから起きてしまう現象だ。
これには簡単な解決法がある。
毎日日記をつけることだ。
最初のうちは何でもよいので1文、文法書で早速覚えた簡単な文法を使って自分で英文を作ってみること。
このとき、必ず正しい文法で書くことが大事。
とか、その日あなたに起きた出来事をどんなに小さいことでもいいから書いてみて英語のアウトプットを始めてみよう。
これに慣れると英文を読む速さが上がり、更に
TOEICのパート5や6を解くスピードがグンッと上がる。
ちなみに、子供向け番組で聞こえた英語をそのまま聞こえたまま声に出して発音してみるのも非常に効果的だ。
間違っているか合っているかは問題ではない。
聴き取って自分で発音してみるのが大事。
TOEICに必要な習慣 上級編
TOEICの目標スコアを設定して勉強する
TOEICを目指すからには当然、TOIEC用の参考書や問題集を使って勉強しなければいけない。
まずはTOEIC公式問題集を一冊手に入れて解いてみよう。
そこから自分の目標スコアを設定して、それを目指して勉強する。
この時、いきなり高いスコアを設定してはいけない。
あくまで今の自分でも目指せるスコアを目標にしよう。
いきなり900点を目標にすると、受験するたびに毎回気分が落ち込んでしまうことになる。(私のように、、、、)
自分が今どの位置にいるのか把握するのはとても重要なことだし、
毎回、自分がどの分野が苦手なのかを把握するのは弱点克服に非常に役立つ。
TOEIC本番中でしか実感できない思いがけない弱点もある。
TOEICは何度も受験して慣れていくほどにスコアが上がっていくテストだ。
自分の成長を実感するためにも3ヶ月に一回は受験するようにしよう。
(TOEICは1年間で10回開催される)
単語を覚える際、品詞も一緒に覚える
英文を作るうえで非常に重要な要素が”その単語がどの品詞なのか”を理解することだ。
これはTOEICのパート5、6のスコアが直接上がる要素でもある。
英語に慣れてしまえばいちいち品詞なんて考えずに英文を作れるようになるが、
初心者のうちは単語の品詞を考えながら英文を作ると非常に上達が早くなる。
英語に慣れてきたら必ず、単語を覚える際や英文を作る際に品詞を意識しよう。
これは英語の上達を目指す際に必ず通らなければいけない必須事項だ。
各品詞の特徴や覚え方についてはこちらの記事で細かく解説している。
英語の映画、海外ドラマを日常的に見る(英語字幕つき
これは単純に自分の頭を英語脳にするために行う。
子供向け番組では物足りなくなった英語に肥えた耳を持ったときに行う息抜き、趣味だ。
好きな映画を英語で観て楽しんで、リスニングの練習までできてしまうというテクニック。
これに慣れるとTOEICのリスニングパートは軽く450点(9割)を超える。
最初は易しいジブリの英語吹き替えバージョンとか、ディズニー映画とかから始めよう。
一度日本語で観たことがある映画だとなお良し。
部分的に聴き取れなくても大筋のストーリーがわかっていれば展開に置いていかれることがないからだ。
初心者に特におすすめな英語の勉強になる映画をこちらの記事で30個くらいまとめてあるので、
暇なときにでも参考にして欲しいです。
シャドーイング、または声に出す
個人的にこれが一番総合的な英語力が伸びた練習法。
とにかくおすすめ!
TOEICのリスニングなんて簡単簡単♪って程に上達する。
シャドーイングとは、聴こえたままの音を直後に自分で発音する練習法で、
英語の海外ドラマや、海外のニュースを利用するのが一般的。
リスニング、ボキャブラリー、グラマー(文法)
全ての能力の向上が見込める。
英語で聴き取れる音は、自分でも発音できる音のみ。
間違いを恐れずに、発音できる音をどんどん増やしていこう。
初心者のうちは海外ドラマを使ってシャドーイングをするのはハードルが高いので、
上で紹介した子供向け番組を利用して練習するといい。
大体1日に20~30分くらい練習すれば充分。
自分の好きなアニメや映画、海外ドラマを選んで楽しみながら練習できるのが嬉しい。
スマホの設定を英語に
英語を上達させるには、日本語を頭から除外するのが一番手っ取り早い。
TOEICは英語力はそこそこで、むしろTOEIC専用のテクニックのほうが要求されるテストとして有名だが、普段から英語脳への切り替えに慣れていると、その難易度は劇的に下がる。
そのためには普段使っているスマホの言語設定を英語に変えるというお手軽な方法が非常に効果的だ。
一日にスマホに費やす時間が多い人ほど、この練習法による恩恵はデカい。
英語脳への切り替えに慣れるだけでなく、新しい単語や表現も覚えることができるので、
一石三鳥!な練習法だ。
ただし、どうしても困ったときにいつでも日本語設定に戻せるように設定変更の操作方法だけは忘れないようにしよう。
以上がTOEICで900取るまでに必要な習慣だ。
どんなに小さいことでも毎日英語を続けていれば必ず上達を実感できる時が来る。
その自信の積み重ねが、あなたをTOEIC上級者へと成長させてくれる。
さて、、、、、
続いて、おまけとして”効果がありそうで実はあまり効率的ではない勉強法、TOEICに要らない要素”を紹介していく。
貴重な時間を効果の薄い勉強法で無駄にしないためにも参考にしていって欲しい。